晴れたらいいね ~ VERSION'18 ~ メンバーが最初に思い描いた
本来のブラスサウンドで再レコーディング
あなたとトゥラッタッタ♪ ~ BRASS BAND VERSION ~ 甲子園優勝校、大阪桐蔭高校吹奏楽部が参加
メンバーが最初に思い描いた
本来のブラスアレンジで再レコーディングした
晴れたらいいね ~ VERSION’18 ~ も同日配信開始!
両A面の1曲は「あなたとトゥラッタッタ♪」。こちらは、10月から放送開始となるNHK連続テレビ小説「まんぷく」の主題歌となっている。ドリカムが朝ドラの主題歌を務めるのは「ひらり」(’92年10月〜’93年4月)で起用された「晴れたらいいね」以来2回目で、同じアーティストが主題歌を2度担当するのは、今作で99作目となる長い歴史を持つ朝ドラ史上でも初めてということ。
キャッチーなメロディーにフックのある言葉、マーチを基本としたリズムといった耳馴染みの良さが心地よいこの曲は、「まんぷく」の世界観にぴったり寄り添っているのが何よりの特徴だ。ドラマのエッセンスを抽出して発展させた内容にするという作りではなく、ドラマとハモりながらドリカムの存在を物語に溶かしていくような作風は、3人称の語りにも似て、気づけばドラマの世界に誘ってくれる。まるで詠み人知らずの歌のような普遍的な強さを持った曲だ。そして、困難を乗り越えながら明るくたくましく世界初の発明を成し遂げる夫婦の愛情を、「愛している」とか「好き」という言葉を一切使わずにさらに深い次元で表現している歌詩も、曲の持つ強さの根っことなっている。
「THE WAY I DREAM」は、1人称ではっきりと宣言するような、「あなたとトゥラッタッタ♪」とは別の力強さのある曲だ。この曲は、クリスティアーノ・ロナウドやマドンナと製品を共同開発するなど、チャレンジングな姿勢でグローバルにビジネスを展開している“ブランド開発カンパニー”MTG社の、MTG×DREAMS COME TRUE コラボレーションソングとして書き下ろされた。サウンドのアプローチしかり、メロディーラインしかり、言葉の一つひとつしかり、いままでのドリカムのバラードにはなかったような試みがなされている。
まずタイトルにもある通り“DREAM”という言葉だが、バンド名にもなっているこの言葉を使うのは、オリジナルリリースとして実は初めてのことだ。それを禁じ手にしていたという姿勢に、彼らの強烈な意思が感じられる。つまりそこには、自分たちの音楽をより純粋に保つための客観性のようなものがあったのではないだろうか。それを今回解禁したのは、MTGのスローガンが“We have many dreams”だったというシンクロももちろん関係してはいる。しかし最大のきっかけはもっと根本的な部分にあったのではないかと思う。と言うのも、この曲の成立過程を聞く機会があって腑に落ちたのだが、最初に中村の作ったトラックがあって、それを何百回と吉田が聴いてメロディーと言葉を導き出したのだという。だからすべては中村のトラックに含まれていたのだ。DREAMという言葉も、わかりやすく盛り上がるサビのメロディーも。これまで避けてきたものをここでやってみる強さこそが、これまでのドリカムとこれからのドリカムをつなぐものなのではないだろうか。この曲が来年の30周年に向けての橋渡しになるような気もして、とても意味のある内容、タイミングでのリリースとなった。
初めて朝ドラ主題歌となった「晴れたらいいね」をVERSION'18 として再レコーディングした「晴れたらいいね ~ VERSION'18 ~」。
これはただの再レコーディングヴァージョンではない。この楽曲のブラスアレンジは、中村がバート・バカラックやフィラデルフィアサウンドから強くインスパイヤーされたものであるが、今回はオリジナルでは叶わなかった、本物のバカラックサウンドを表現できるGREG ADAMS率いるブラスチームによってレコーディングされた。26年の時を経て、メンバーが最初に思い描いた本来の「晴れたらいいね」が完成!
マーチ調の楽曲である「あなたとトゥラッタッタ♪」のBRASS BAND VERSIONも収録。
参加しているのは、中学・高校の吹奏楽部全員の憧れ、全国でも屈指のブラスバンド強豪校であり、今夏の甲子園でも話題となった大阪桐蔭高校吹奏楽部が参加している。
さらにCDシングル内には、その大阪桐蔭高校吹奏楽部も使用したブラスバンド譜面がダウンロードできるQRコード付き。
吹奏楽部員とブラスバンドファンが楽しめる仕様となっている。
「あなたとトゥラッタッタ♪」 ブラスバンド譜ダウンロード用QRコード封入
UMCK-5663 ¥1,300(税込)
2019年にデビュー30周年を迎えるDREAMS COME TRUE。
30年の長きにわたり、日本の音楽シーンを彩るビッグヒットを世に送り出してきたドリカムの、なんと4年ぶりとなるCDシングルのリリースが決定。最近では、配信でのシングルリリースが続いていたなか、久しぶりのCDパッケージとなったのには理由がある。
今作は、新曲2曲がいずれも超が付く大型タイアップ曲となっているのだ。ゆえに“両A面”なのだが、むしろ、というか、あえて“豪華2本立て”と言ってしまいたい満足度が得られる1枚となっている。さらに、カップリングの内容もこだわりにこだわりぬいた彼らの意欲が見えるような強力なシングル作品。背景もタイプもまったく異なる2曲に共通するのは、“いまのDREAMS COME TRUEにしか表現できない強さを秘めている”というところだ。
そして、新曲とともに収録されるのは、初めて朝ドラ主題歌となった「晴れたらいいね」をVERSION’18として再レコーディングした「晴れたらいいね ~ VERSION’18 ~」だ。 これはただの再レコーディングヴァージョンではない。この楽曲のブラスアレンジは、中村がバート・バカラックやフィラデルフィアサウンドから強くインスパイヤーされたものであるが、今回はオリジナルでは叶わなかった、本物のバカラックサウンドを表現できるGREG ADAMS率いるブラスチームによってレコーディングされた。26年の時を経て、メンバーが最初に思い描いた本来の「晴れたらいいね」が完成した!ということになる。この、26年前の朝ドラ主題歌のリメイクを超えたヴァージョンと、平成最後の朝ドラ主題歌である「あなたとトゥラッタッタ♪」が同時に収録されるという奇跡的な組み合わせは、朝ドラ音楽史においても見逃せないトピックだ。
さらに、マーチ調の楽曲である「あなたとトゥラッタッタ♪」のBRASS BAND VERSIONも収録。参加しているのは、中学・高校の吹奏楽部員の憧れとして全国でも屈指のブラスバンド強豪校であり、今夏の甲子園でもそのあまりにもレベルの高い演奏力が話題となった大阪桐蔭高校吹奏楽部。なんとCDシングル内には、その大阪桐蔭高校吹奏楽部も使用したブラスバンド譜面がダウンロードできるQRコードが付いており、吹奏楽部員とブラスバンドファンが楽しめる仕掛けもうれしい。
4年ぶりにCDという形でのシングルリリース。それ自体がニュースになるほど音楽を取り巻く環境の変化は著しいが、だからこそパッケージへのこだわりは並々ならぬものがある。ストリーミングやダウンロードでは味わえないパッケージの魅力を楽しみつくせる1枚だ。平成最後の年にドリカムがシングルをCDでリリースする--それは平成という時代をトップフォームで走り続けた彼らにとって必要な物語だった、そんなふうに思う。
Text by 谷岡正浩日本を代表するイラストレーターの和田誠さんが担当した
「あなたとトゥラッタッタ♪」のジャケットイラストを使用した「缶バッジ」をプレゼントいたします!
・9/21(金)〜11/8(木)までにニューシングル「あなたとトゥラッタッタ♪ / THE WAY I DREAM」を
ご予約いただいた方が対象となります。
・特典缶バッジは、商品と同梱でお届けいたします。
・CD1枚ご購入につき、特典缶バッジ1個をおつけいたします。
・各会場でニューシングル「あなたとトゥラッタッタ♪ / THE WAY I DREAM」を
ご購入いただいた方に先着でお渡しします。
・各会場ごとに特典の数量には限りがございますので予めご了承ください。