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「アー写」

 「録音スタジオ」からやっと出られる、と思ったのもつかの間。

 今日は、「撮影スタジオ」。

「ああ、スタジオこそ、我が人生。」

 今回も最高のスタッフのおかげで「完璧印」、予定通り順調に終了。正式公開まで、おったのしみにー!!!

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 僕らの業界には、いわゆる「アー写」というものがある。

 「アー写」とは、「アーティスト写真」のこと。(だと思う。)

 雑誌、新聞などのメディアや、ポスター、フライヤーなど、もちろんテレビにも、僕ら(ドリカム)の写真が必要になる事がある。取材された写真とは別に、マネージメントから提供して公式に使用してもらうための写真が、「アー写」だ。(と思う。)

 「思う。」と書いているのは、あまりにも何の疑いも無くこの単語を使って来たので、いざ、ちゃんと説明しようとすると自分で何の根拠も無いで使っていたのに気付き、少し動揺しているからだ。

 「アー写」は、アーティストがどんなイメージで次の活動を展開するか、どんな感じで皆に受け入れてもらいたいか、などなど、重要な意味合いを持っている。したがって、撮影前後には、数えきれないほどのミーティングが持たれる。

 あくまでも、ドリカムの場合。

(あくまでも、だいたい、ざっと説明すると。)

 まずは、アーティストとマネージメントが基本的な方向性を出すミーティング。次、アートワークチームとアイデアをキャチボールしながら膨らませ、具体的にして行くミーティング。次、決まったコンセプトに基づいてアートディレクター、カメラマン、ヘアメイク、スタイリスト、スタジオを決めるミーティング。次、それぞれスタッフとそれぞれのディテールを決めるミーティング。次、撮影当日のスケジュール・ミーティング。

 ここで、やっとこさ、撮影。

 次、撮った写真をスタッフサイドで確認、選択するミーティング。次、それらの候補の写真から、アーティストと絞り込むミーティング。次、それを持ち帰って、スタッフサイドで再度検討するミーティング。次、アーティストと最終決定のミーティング。次、決定した写真と、コンセプトを各セクションに説明、理解してもらうミーティング。

「ここで、問題です。何回、ミーティングしたでしょうか?」

たかが「アー写」、されど「アー写」。

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 ドリカムのメンバーという特権をフルに使った、お宝写真。

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 ドリブログのナニの締め切り迫る。    

 どうする?どうする?どーすんのよー!!!