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だから、あの、試聴しなくても良いから。

 なんの疑いも無く、絶対、予約しちゃって良いから。

 「イイニクシングル」(何の事か分からない『ド素人』ちゃんは、めっちゃ大歓迎!DCTgarden.comにこのシングルの情報満載。)に収録した3曲。

 スタッフがどーしてもって言うから、いよいよ試聴始まるらしいけどー。数々の「大人の事情」をなんとかクリアーして(うちのスタッフは「音楽の手渡し」を目指して、日夜頑張っているのだ。)いつもよりちょっと長めにアップしちゃうけどー。

 ってなわけで、余裕で連日連続するミーティングに備える、僕。

 だってね、半年もニューヨークを留守にしてたし、いくらメールの時代とはいえ、顔を見ながらのやり取りはとっても大事なんだよね。

 エニウェイ、何かニューヨークにいると、髪型が決まらないなぁ。

★ ★ ★

 僕が読んでいるのはフリーペーパーの元祖みたいなニューズペーパー、「the village VOICE」。

 ダウンタウンの至る所に赤い「VOICE」ポストが置いてあって、そこから自由に持ってても良い。主にエンターテイメントや生活情報が載っていて大変便利だ。

 僕が「VOICE」がお気に入りでも、「VOICE」の記者がドリカムを気に入るとは限らない。

 ドリカムが始めてニューヨークでライヴをやった時、こんなコンサート評を書いてくれた。

 「それはまるで、チープなミュージカルのようだった。」

と。

 オー マイ ガッ!「NY1」といい、「VOICE」といい、焼きそばも焼けない、こてんぱん状態。

 もちろん僕が激しく落ち込んだのは言うまでもないが、(いつも言ってるけど、僕は見かけや芸風と違って、ほんとは、かなりデリケートで傷つき易い、ガラス細工のような男なんだ。)なんにしても、その記者のハートを揺さぶる事が出来なかったドリカムの力不足を反省した。

 さらに、その記事を見て多くの人間が「ドリカムって、そんなもんなんだ。」と、一回もライヴに来たり、CDを聞いたりしないで終わってしまったことが、残念でたまらない。(でも、諦め切れねーのも事実。)

 一人の人間が発信した情報で(記名ならまだいいが、今では無記名があたりまえ。すなわちドリカムに対する自分の意見や考えを発信、公にした人間は、責任を取らない。)、僕らが心血注いだ「音楽」が、簡単に生きたり死んだりする。

 この時代、そのことを批判する気は毛頭無い。こんな時代でも生き抜く事こそ、僕の仕事だと思っている。

 だからこそ、一曲一曲、一ライヴ一ライヴ、全身全霊を込めてロックするんだ!結局は自分次第なのであーる25。(また、やっちゃった。)

「この一球は、無二の一球なり!」

 やっぱり、宗方仁コーチは、すんばらしい。

(エースをねらえ!より。)

 それにしても、根性だけが取り柄というのも、今あんまりイケてないんだよねー。でしょっ?

 そこんとこ、どうなの?

どうなの?
どーなのよっ!

「マンハッタンのはじっこで愚痴を叫ぶ」