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”オトモダチ”

 長年の音友達(中村的には、”オトモダチ”と読む。音楽の親友という意味。)であり、映画音楽の師匠でもある大谷幸さんのニュー・ヘアースタイルは、かなりアグレッシブでカックイイ。

 あっちゃー、やってしもたやないの。二人して、ドリブログでは禁じ手のピース・サイン。

 ドリカム初企画・初制作・初主演の映画「アマレット」(ドリブロガーで、まさか映画をまだ見てない、或は、「きくみるセット」か「アマレット」のサントラ付きDVDを持ってない人なんていないよね。今ドキッとしたあなた、どえりゃーことになりますよー。)の音楽を初め、「LOVE LOVE LOVE」の英語版JAZZ MIXなど、僕が勝負を掛けるプロジェクトの時はいっつも頼ってしまうすんばらしい音楽家/作曲家の大谷さん。(もう一つ、すんごいお仕事も御願いしていて完成済み。まだ秘密の花園。)

 今回は2曲分のストリングスとブラスアレンジを御願いした。(なんの曲かって?だからー、秘密の花園だってば。)しかも、かなりギリギリのオファーなのに、嫌な顔一つせずに引き受けてくれた。

「神様、仏様、幸様。」(なんか語呂が良いなあ。)

 両曲とも、なかなかの大編成になったので、我らがスタチャでの録音は不可能。ニューヨーク以外では、ほんとに久しぶりに大きなスタジオでのレコーディングとなった。

「わーい、なんかプロみたい。」

 みょーにはしゃぐ自分が結構面白い。

 だって、ねぇ。アマチュア時代の夢は、「こんなでっかいスタジオで、ミキシング・デスクの前にどーんと座って、ミュージシャンの皆さんに指示を出せたらどんなにカックイイだろう!」なんてことだったんだから。

 でも今回、実際指示を出したのは大谷さん。僕はこそこそっと大谷さんに注文を出すだけ。楽させていただきました。

 仕上がりはもちろん完璧印。

 みんなに発表出来る日が、めっちゃ待ち遠しい。

 ながーくて、いそがしーレコーディング終了後、「一杯飲みに行きませんか?」と誘ったものの、みごとに断られる。

 なんせ、大谷さん。就寝時間は夜の10時。朝、5時とか6時に起きて作曲するのが彼のスタイル。(これがまた、カックイイ。)

 朝、5時とか6時に寝る僕とは、正反対。(はい、だからと言っちゃー何ですが、もちろん今年の初雪、見ましたよ。)

 同じ音楽家でも、ほんと様々なライフ・スタイルがあるよね。

 しょうがないのでA嬢とツーショットで、とんこつラーメン。こともあろうに「博多ラーメン」ではなく、「ねぎチャーシューラーメン」をオーダー。

 よって、替え玉に失敗。

 楽(今日のレコーディング。)あれば、苦(今日のラーメン。)あり。