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実際訪れてはじめて気づく「すんごいこと」もある。

 特別に許可を頂いて、ドリカムワンダーランド東京公演が行われる国立競技場で諸々の下見。

 天気は曇りで気温も少し寒いくらいだったけど、フィールドのあまりの気持ち良さに無性に走り回りたくなる。「走り回りたくなる。」のはまあ自然な流れだけど、あぐらをかいたまま実際ゴロゴロ転げ回る人は初めてだ。こうやって回っているとまた元の所に帰って来るらしい。

 さすが吉田さん、やっぱり徒者じゃない。あっ、もちろん芝に入る許可も頂いてます。ただしドリカムのみ。

 国立競技場の芝でだるまゴロゴロしたり、東京ドームのピッチャーズマウンドを駆け抜けたり(その場にいらしたグランド・キーパーの方のお話によると、そんなとんでもなく大胆な行動に出たのは吉田さんと長嶋名誉監督だけだそうだ。)テンションが上がると吉田さんの行動は予測不可能になる。

 国立競技場がいかにすんごい場所だという事は説明には及ばないだろうけど、実際訪れてはじめて気づく「すんごいこと」もある。それは空の大きさ。

 特に東京は電信柱や高速道路、密集する建物に邪魔されて視界全てが空になるなんて高いビルの屋上に出る以外あり得ない。都心でこれほど広い空を地面から見ることが出来るのはここだけだろう。

 スタンドの一番上に登れば360°の大パノラマ。ホットスタッフの横山さん情報によると、日が落ちると新宿方面は息を呑むぐらい美しい夜景が見れるらしい。人呼んで「100万ドリの夜景」。

 そんなステッキーな夜景をバックにドリカムワンダーランドが見れるなんてお客さんがうらやますぃー。僕もそれまでに彼女を見つけてワンダーランドでデートがしたい。
「いちベーシストとしてワンダーランドをエンジョイしたい。」
というのは正夢BOXに入れたけど、
「いちカップルのお客さんとしてワンダーランドをエンジョイしたい。」
っていうのも投函しよーっと。で、「何度でもLOVE LOVE LOVE」で大泣きして、「うれしい!たのしい!大好き!」(これ、やってくれますよねぇ。)で彼女にキスしちゃおーと。えっ?キモイ?僕、全然、まったく、へーきー。

 テンションが上がると僕の発言も予測不可能でありました。

 下見終了後、1時間も経たないうちに雨が降りだす。A嬢曰く「天気の神様も味方してますよ、ほほほほほ。」

 僕は「音楽の神様」を無理矢理引き連れてスタジオへ直行。「朝までテレビ」ならぬ「朝までスタジオ」。