やっぱり音楽が一番!

 ボランティア DE 小学校 DE 「生まれて初めて」DE 講演会。

 かなり冷え込む体育館で、1時間も話を聞いて下さった500人以上の皆さんに、感謝、感激、雨、アラレちゃん、んちゃ!

 今回、依頼を頂いた講演のテーマは、

「音楽と言葉で自分の気持ちを伝える事の素晴らしさ」

について。

 残念ながら作詩担当ではない僕としては、皆さんの希望に答えられたかどうかは非常に不安。

 音楽が、自分の気持ちを伝えることにおいて、とっても大切な「術(すべ)」である人間の一人として、かなりの頻度で脱線を繰り返しながら、話をさせてもらった。

 日曜日にもかかわらず、集まってくれたのは、小学校1年生から6年生の生徒の皆さんと、幅広い年齢層のご両親の皆さん。「伝える事の素晴らしさ」を話さなければならないのに、「伝える事の難しさ」を、自分自身、改めて考えるチャンスをもらった気がする。

「いやー、かなり難しかったっす。」

 途中、とっても素晴らしい校歌を(いや、マジな話、感動しました。とくにサビ後の繰り返しが最高。)皆で歌ったり、講演会の最後には、ドリカムの「よし」作詩作曲の「晴れたらいいね」を大合唱したり(毎日、沢山練習してくれたそうです。)、逆に僕が感激してしまって、ちょっと泣きそうになってしまった。

 「あのー、すんません。『晴れたらいいね』、僕、作詩も作曲もやっていないんですけどー。」

と、恐縮していると、司会をしてくださったPTAの方が(これが見事な司会っぷりで、プロ並みでした。)すかさず、

 「なにをおっしゃる、中村さんは、素晴らしいア・レ・ン・ジ、やってらっしゃるじゃないですか!」

と、あまりにもナイスなフォローで、ドリカムの「なか」の面目も保たれる。

 それにしても、時差ぼけも一時的にぶっ飛ぶぐらい緊張した。家に戻るとぐったり。

 そして、今日の結論。

「自分の気持ちを伝えるのは、やっぱり音楽が一番!」

 司会やピアノ演奏、講演会の運営に尽力してくださったPTAの皆さん、校長先生をはじめとする先生の皆さん、そして何よりも、今日、僕のつたない講演を最後まで聞いてくれた生徒達やご両親の皆さん、本当にありがとう!

 そんな訳で、

 もしも、万が一、次回があるなら、「講演」でなく「音楽」で。

「あっざーした!」

DCTgardenの記念日

 ドリブログ保安委員会が「すんごいこと」に気が付いた。

 そんな、「ドリ保」(なんか生命保険の会社みたいだなぁ。)が送ってくれたベスト・ショットをUP!

 最近、ドリブログ用写真に自信を付けつつある僕に、挑戦状を叩き付けるかの様な、すんごい写真。

 「ドリ保」が、今まさに建築中の「sumileTOKYO」の視察に行った時、そのベランダ(そう、ベランダがあるレストランなんだ。東京カレンダーにて報告済み。)から、奇跡的にゲットした写真らしい。

 まさに、「富士山 DE 夕日に燃える!」

 『こんな写真撮っちゃって、もー』と、軽くジェラシー入りながらも、その絶景に、文句無しのウットリ。

 「sumileTOKYO」がオープンしたら、こんな眺めと共に食事を楽しめるかもしれない。来年のバレンタインデーの予約、今から入れておかないと。

 当日、6弦ベース・ガールフレンズ(またの名をマサズ・エンジェル)、4人に囲まれて、アーリーディナーをしてる僕を見かけても、声をかけちゃ絶対ダメよ。隠れスターだって、プライベートはプライベートなんだから。

★ ★ ★

 そうそう、「ドリ保」が気付いた「すんごいこと」の話だった。

 「イイニク」の日まで10カウントを切ったと思ってソワソワドキドキしている僕に、「ドリ保」から驚きの情報。

 なんと「イイニク」の前日、つまりCDショップではドリカムのニューシングルが店頭に並び始めるその日は、

「11月28日」=「1128」=「良い庭(イイニワ)」の日

であることに気付いたのだ!!!

 これは「すんごいこと」だ。さい先が良いねえ!と言うか、美味し過ぎる!と言うか、出来過ぎ!と言うか。

 ってなわけで、真に勝手ではございますが、今年より、11月28日を、DCTgardenの記念日とさせて頂きます。来年の手帳には、必ず書き込んでおいて下さい。

 度々言わせていただいておりますが、来年の今頃、ドリブログが続いている可能性はほとんどありません。皆さんとA嬢にとっては、このドリブログがUPされて当たり前の様になっているだろうけれど、依然、僕にとっては、毎日の更新が奇跡の積み重ねなのです。

 だから、だから、だからー、

 僕がいなくなっても、みんなー、自分の力で「イイニワ」の日をお祝いするんだよー。

 自分で言っておいて、悲しい気持ちになって来たので、今回は、おしまい。

★甘えた業務連絡★

あのー、大阪のWINTER FANTASIA in HEPのイルミネーションツリー、どんな感じなのかなぁ。感想とか知りたいなぁ。ドリボードにドリブログへのコメント送っていいって、皆知ってるのかなぁ。

携帯から更新

只今、ニューヨークから成田に到着。

羽布団の上に降り立ったかの様な揺れ

一つない機長のランディング・テクニ

ックにメロメロ。日本は思ってたより

寒くなく、いささか拍子抜け。なんせ

これ見よがしにニューヨークで買った

おニューのコートで、お出まし。でも

予想外の暖かさに耐えきれずコートを

脱いでしまい、意味無し。イミグレー

ションを出て荷物用コンベアーに目を

やると既に僕の沢山のでっかいバッグ

がぐるぐる回っていたので、早足。慌

てちゃって大汗かいて隠れスーパース

ターも、形無し。だから今日は携帯か

らで「ひっつれいしました!」なか。

つい、先日のお話。

 「公演当日、開演の1時間半から1時間前までに、コンサート会場にチケットを取りに来る事。公演日前は取り扱わない。」

 インターネットで(ハラハラドキドキ)チケットを購入。どうやったら実際のチケットを手に出来るか電話で問い合わせたら、そういう、お答え。(せっかくインターネットで購入したのに、電話で問い合わせてるところが、なんか微妙。)

 「開演の1時間前に取りにくる事。それ以前は取り扱わない。」

 『ふ〜ん、時間変わったんだ。』念のため、当日問い合わせたら、そういう、お答え。

 「カードで買った人はこっちに並んで!ただし、「開場」時間までチケットは取り扱わないから、ビールでも飲んで、戻ってきたら!」

 『ふ〜ん、あれは「開演」時間じゃなくて、「開場」時間だったんだぁ。』電話で言われた通り、1時間前に着いて、係員らしき人に尋ねたら、こんな、お答え。

 「ここでは、チケットは取り扱わないから、あっちの列に並んで!」

 『え〜っ!』

言われた通りの場所で暫く待っていたら、同じ係員が、そんな、ご指示。指差された方を見ると、長蛇の列。始めからそう言ってくれれば、列の一番先頭あたりだったのに。渋々と列の最後尾に並ぶ。

 「この列は、チケットを持っている人だけで、まだ交換してない人はあっちで交換して!」

 『なぬ〜!!』列に並んで1時間ぐらい待っていたら、別の係員の、ご指示。「あっち」を見ると、1時間半前に僕が待っていた場所。そこにも長蛇の列が。時計を見ると「開演」時間から30分過ぎている。

 結論。会場に着いてから、なんと2時間掛かってチケットをゲット。

 あの、念のため言っとくけど、チケット料金はインターネットで支払済。ただ「受け取るためだけ」のプロセスだったのよ。

 それでは、UPしましょう。「涙と汗の結晶 DE チケット」

 さらに40分遅れて、オープニング・アクトのショー、スタート。(オープニング・アクトの有無だって、係員によって答えがまちまちだった。)

 そして、遂に(この時ほど「遂に」という表現が適切だと思った事は無い。)「クイーン オブ ソウル」の登場!

 「レディース アーンド ジェントルマン!

アリーサ フランクリーン!!!」

 ギャーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!

 今までの苦労はどこへやら。涙と鼻水が流れっぱなしの(汚くてすいません。)「大興奮」 あーんど 「大感動」の1時間半。

 『そうなんだよ!そんな簡単に「クイーン オブ ソウル」を拝むなんてバチ当たりなんだよ。この感動を味あわせていただけるだけでも、有り難いと思わなくちゃ。』

 ギャーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!

 ってなわけで、結局、「大納得」で終了。

 興奮覚めやらず、sumile DE 酒盛り」

 めでたし、めでたし。

★業務連絡★

冬のナニ」「今日だけは」、DCT-TVでMVオンエアー開始以来、大好評!しかし、スタッフ諸君!「評判」と「セールス」は必ずしも比例するものではないと心得よ。引き続き「手渡し」の精神でプロモーション活動に全力を上げよ。皆さんに聞いていただかない事には始まらない。リリースまであと2週間弱。これからが、我ら「ちっちゃい会社」の踏ん張り時。

ねえ、なんかさ、

 またすんごい写真撮れちゃったんだけど、UPしてもいいかなぁ?

 イヤだって言われてもUPしちゃうから。それっ!

 どう?スッテキじゃな〜い?なんか、油絵みたいでしょ。これ写真なのよ。

 どうやって撮ったか、知りたい?知りたい?

 イヤだって言われたって、教えちゃうもんね〜。そりゃっ!

 ねっ!分かった!

 そう、この写真の手前にある池の水面に映った景色を撮影したのよ。

 どう?凄いでしょ!凄いでしょ!発想が良いでしょ!ものを見る視点が良いでしょ!

 ドリブロガーの中に、プロの写真家の人、いないかなぁ。ちょっと批評してもらえないかなぁ。写真評論家の人でもいいなぁ。アマチュア写真家でブリブリ言わせてる人でも良いなぁ。

 もしもよ、万が一でもよ、褒められる様な事があったら、ちょっと自信ついちゃって、ドリブログ続ける気にもなるんだけどなぁ。

 なんてったって、僕の写真相当酷かったから、この5ヶ月半の間に、うまくなる兆候が少しでもあれば、生き甲斐になるんだけどなぁ。写真の才能があるか無いかだけでも教えてくれないかなぁ。

 まっ、大抵は「才能無し。」って言われるのが普通だから、そしたらきっぱり諦めて、携帯からの「字数制限内ブログ」に、方針変更しちゃうんだけどなぁ。

 っと、ここまでブログってて、自分がめっちゃ情けなくなってきた。

 アマチュアのミュージシャンとか、この業界で働きたいとかいう人たち(老若男女)に、オーディションとか採用面接で良く聞かれる事がある。

「あの、私、才能あるでしょうか?あるんだったら頑張りますけど、そうじゃなかったら諦めます。」

とか、

「あの、成功するにはどうしたらいいですか?成功するんだったらどんな努力でもするけど、そうじゃなかったら無駄な事したくないんで。」

とか。

 そんなとき僕は、ダークサイドの本性丸出しで(いつもは、いい人ぶってるだけですから、はい。)、最高にむかつく言い方で、こう言ってしまいたくなる。

「きみねぇ〜、顔でも洗って、出直してきなさーい!」

 あのね、才能なんて人が決めるもんじゃないのよ!成功を前提にした努力なんてないのよ!いったい、ナニを寝ぼけた事いってんだ、バカーー!

っと、絶叫したところで、あららららららー!

 自分が人に発した言葉は、自分に必ず帰って来る。

 すいません!自分がバカでした!ドリブログ頑張ります!少しでも良い写真撮れるよう努力を怠りません!

 はいーーー!!!

「ちょこっと」

 ここで、あまりにも突然ですが、

「ビックリこいたアート DE クイズ!」

 写真に写した彫刻はどのくらいの大きさでしょう。三択問題です。

A 3cm    B 30cm   C 3m

 答えは3秒後。

 それでは、正解です。 Aの、3cmでした!

 簡単だったかなぁ。それにしても、こんな小さいのに細部まで良く出来てるので、ビックラこいてため息がでた。

 ギリシャ時代に作られたとされる純金製のイヤリングだそうだ。手に持っている琴らしき楽器の弦一本一本まで精巧に表現されている。

 これが、2500年から3000年前に作られたかと思うと、かなりビビります。

 作者の名前は知れずとも、この作品は、これからも見る人々の心を永久にロックする。

「いい仕事、してたなぁ。オレもそんな仕事、してーなぁ。」

★ ★ ★

 アップタウンでの仕事が目白押し。

 ダウンタウンからの移動は、ニューヨークの交通事情を考えると、ちょいと気が重い。なんてったって59th Streetを境に、上り線も下り線も全く動かない。自家用ジェット機とはいえ、どうにもならない。

 ただ、悪い事ばかりでもない。その辺りは有名美術館も目白押し。仕事の合間に「ちょこっと」立ち寄ることも可能だ。

 今回は、メトロポリタン美術館に「ちょこっと」。

★ ★ ★

 この美術館は「1870年にロックフェラー、モルガンなどの大富豪によって設立された、世界で最大級の美術館。200万点以上の膨大なコレクションを誇る。」(JAL GUIDEより。)んだそうだ。

 1日あたり100点の作品を鑑賞して行ったとしても、実に2万日、約55年かかる計算になる。

 だいたい1日100点の鑑賞だって無理だ。一つ一つがとてつもなくすんごくて、気付くと10分ぐらいそこに立ち尽くしているなんて、ざらだ。

 遂には展示物に圧倒されて、頭痛と吐き気がしてくるほど、インパクトが強い。

 ましてや、(下世話で申し訳ないが、)収集した大富豪達の「お金持ち具合」に考えが及ぶと、インフィニティ記号をじっと見つめた気分になって、へなへなと座り込んでしまう。また、ちょうどいいところにベンチがあるのが、この美術館のすんごいところだ。

 だから僕は、「美術館は『ちょこっと』立ち寄るに限る。」と、確信している。

 というわけで、今回も、命からがら美術館から逃げ出して来た。

「さっ、さっさと、ダウンタウンに帰ろーっと!」

★業務連絡★

そろそろ「冬のナニのナニ」に動きがあるはず。

楽しみにしてた人には、「お待たせしましたー!」。何の事か分からない人には、今直ぐ「クリーック!」。

ジョシュ

 DCTgardenのアナログな「ガーデン・ゲート」の一つが、ニューヨークのダウンタウンにある「sumile(スミレと読む)」。

 フード・アーティスト、ジョシュ・ディケリスの創作ディッシュを具現するステージとしてオープンしてから、この秋で3周年を迎える。

 今では、すっかりニューヨーク注目の若手シェフとして有名になった彼は、沢山のテレビ出演やインタビューで多忙を極めている。

 なんてったって、今、ニューヨークはシェフ達がホット!ホット!。

 そんなジョシュが、sumileの更なるブラッシュアップのために、彼の右腕のクリス(左)、マネージャーのエリック(中央)と会議をしている現場に潜入した。

 彼の話によれば、年末を目指していくつかの改良を加えるらしい。めっちゃ、楽しみだなぁ。

 東京にもsumile TOKYOが近々オープンするし、増々、ジョシュから目が離せなくなって来た。

★ ★ ★

 出会った頃のジョシュは、ちょー有名シェフのもとで働きながら、自分の創作したディッシュを、「いつかは全世界の人たちに楽しんでもらいたい!」と燃えまくっている、スケート・ボーダー・シェフだった。

 当時(今ほど日本食がブームになるずっと以前の頃。)彼が次々に生み出す、今まで経験した事の無い革新的な味が、かなり保守的と言われるアメリカの食文化のなかで、どこまで通用するかは全く未知数だった。

 欧米人には馴染みの無かった「だし」を大胆に取り入れ、フレンチと日本食を融合させながら、全くオリジナルの「Modern Japanese」スタイルを作り上げて行ったのだった。

 時を同じくして、アメリカで活動を始めたばかりの僕たちにとって、巨大な壁に穴を開けようと頑張る彼の姿が、自分たちと重なって見えたのは言うまでもない。

 彼が、「前世は日本人だったに違いない!」と言って憚らないほど日本食を愛しているのと同じ様に、僕らも、欧米の音楽を聞いて育ち、今なお愛している。

 僕たち日本人が、「洋楽」の国の一つアメリカで、「あなた達の音楽を聞いて育った日本人が生み出した音楽を、是非聞いて欲しいんです!」と言った所で、「何言ってんの?あなたたち日本人なんだから、自分の血にある音楽をやりなさい。三味線とか、太鼓とか、素晴らしい音楽があるじゃない。」と、取り合ってもらえないことが多い。

 ジョシュも、最初は似た様な境遇だった。「アメリカ人のシェフが、日本料理なんて作れるはずが無い。」

 しかし、ここが重要なんだけど、ジョシュは日本料理を作ろうとはしていないし、僕らも「洋楽」をやろうとは思っていない。

 愛して止まない「もの」、強く強く影響を受けた「もの」を最大限にリスペクトしながら、その「もの」をベースに、頑張って頑張ってオリジナルの作品を作り上げ、最終的には皆に楽しんでもらいたい。

 ジャンルは違えども、これがジョシュやドリカムの夢なのである。

 DCTgardenは、そんなアーティストたちが集う庭なのだ。

 そんなわけで、ジョシュは、確実に一つ一つの夢を叶え歩き続ける。

 ドリカムも、それに負けない様に、頑張るのだ!

 それにしても、ドリカムのアメリカ・ツアーの時、ジョシュがご飯を作ってくれていたなんて、とってもラッキーチャチャチャウー!!!

セントラル・パーク

 仕事帰りにセントラル・パークに寄ってみた。

 動物園に行きたかったが、後1時間で閉園と聞き、今回は諦める。

 だって1時間じゃ足りないでしょ。ちっちゃな動物園だけど、セントラル・パークの中にあるせいか、独特のリラックスしたバイヴが流れていて、ついつい長居してしまう。

 でも、せっかく来たので、公園の中に足を進める。

 木々は色づいているものの、葉を落とす所まではいかないらしい。それどころか、未だに緑濃く茂った木々も沢山ある。

★ ★ ★

 セントラル・パークに来るといつも感じる事がある。

 この公園がなければ、ニューヨークはここまで世界の中心にならなかっただろうと。あえていうと、ここがニューヨークの肺のように思えてならない。

 単に、木が茂って二酸化炭素を吸収して、酸素を生産しているからではない。

 ここに来ると、自分が呼吸していることを認識出来る。

 世界中から、ありとあらゆる欲望と夢を抱いた人間が、どんな事をしてでも勝ち抜こうと毎日を戦い続けている。

 「たまには休みたい。」とか考えていては、ここでは、生きてゆけない。

 命からがら内戦の国から逃れて来た人。母国では家族が餓えに苦しみ、何とかしなければと、命がけでコンテナにのって密入国した人。政治的な迫害を受け、思想の自由を求めて亡命して来た人。新天地で一旗揚げようと、母国には二度と戻らぬ決意で移住してきた人。などなど。

 たとえ現在はニューヨーカーであっても、彼等の2世代、3世代前は、ほとんどが、そういう人たちである。

 「たまには休みたい。」と思う権利があるのは、ここでの戦いに勝っている人だけ。(でも、明日は分からない。)

 毎週末、マンハッタンから、大渋滞の中、郊外の別宅へ帰って行く人が沢山いる。彼らのほとんどが「今は」成功している人たちだ。そんなタフな彼らも、365日マンハッタンに留まる気はない。

 そんなわけで、とにかく、この街は息が詰まって来る。何度も繰り返すが、ここは「生きるため」の戦場だ。戦場で息抜きが出来るはずが無い。

 セントラル・パークは、「生きるため」に戦う人たちに与えられた、戦場のど真ん中にある「休戦地帯」なのだ。ここで、人々は呼吸を整えて、また戦いに出掛ける。

★ ★ ★

 本来相当へなちょこな僕は、いまだに、この街に鍛え続けられている。

 クタクタになると、こうしてセントラル・パークに抱きしめてもらいにやって来るのだ。そして、大きく深呼吸をする。

 「よっしゃー!また、いっちょ、頑張るかー!」

 そんな僕を甘やかしてくれるかの様に、この森は、すんごい写真を撮らせてくれた。

 あの、これ、ちょっと、僕にしては、出来過ぎじゃなーい?

キラキラキラー

 DCTgarden.comをぶらぶら散策していたら、ひとつ、気になる事があった。

 「イイニクシングル」のジャケットが公開されているが、その写真が、どういうわけか、物足りなく感じるのだ。

 ちょー人気のアート・ワークチーム“セントラル67”が、ドリカムの「なか」のワガママに忍耐強く耳をかたむけてくれた末に完成したすんばらしいジャケットなのに、公開されている写真だと、なにか、その「すんばらしさ」が表現し切れてない。

 不思議に思って、日本から送られて来たジャケットのプロトタイプを見てみると・・・、

 「あっちゃー!分かったぞ! こんな素敵な紙を使っているのに、その紙質が公開した写真では、表現できなかったんだ!」

 と、いうわけで、ちょっと頑張って撮影してみるから。

「パシャッ!」

 どうかな?紙に光があたると、ジャケット全面にキラキラとダイアモンド・ダストが光るんだけど。

 通常盤メインで撮影してみると、

 ね、ね、ね。今度は、どーよ?見えるでしょ!キレイでしょー!

 もう、これぞクリスマス!って、感じでしょ。

 そうなんだよ。この、「キラキラ」が表現されてなかったんだよ。どうかなぁ。もっと、このジャケットのこと、気に入ってくれたかなぁ。

 クリスマスのプレゼントに、冬に誕生日を迎える大切な人へのプレゼントに、年末年始のご挨拶代わりに、お年玉に、もってこいのCDだと思うんだけどなぁ。

★ ★ ★

 それにしても、「伝える」ことって、難しい。

 音楽だってそうだよね。聞いてもらうだけでも、大変だもんね。

 だって、聞いてもらわないと何も始まらない。好きか嫌いかも判断してもらえないし、ましてや、CD買うか買わないかなんて段階に行き着かないよね。

 THE LOVE ROCKSツアー中に「半生試聴隊」つくって、色んな人にドリカムの音楽を聴いてもらおうと、全国各地お邪魔したけど、なかなか思う様には、ドリカムのアルバムに興味もってもらえなかったもんなぁ。

 メディアに出させてもらえればラッキーだけど、先方の皆さんも、読者、リスナー、視聴者のために一生懸命考えて、紙面作ったり、番組作ったりしてるから、「出して下さい。」「はい、いいですよ。」てなわけにはいかない。まずは、メディアの皆さんに「伝える」作業が大切なんだ。

 そんな、数えきれないほどの「伝える」作業の中でも、僕のやってるこのドリブログは、ダイレクトにあなたに「伝える」事のできる、大切な手段になってきている。

 だからって、調子に乗って言うんじゃないけど、「ジャケットが気に入ったからCD買ってみた。」でも、僕としてはオッケーなのよ。「聞いてみたら、やっぱり良かった。」って言ってもらう自信あるから。はい。

 これ、「ドリカム品質」。

 実際この僕も、音を聞かないで、ジャケットが気に入ってCD買うこと、すごくあるんだもんね。いわゆる「ジャケ買い」。

 そんな訳で、今回は「イイニクシングル」のジャケット、より気に入ってもらおうと頑張ったのでした。おしまい。オチは無し。

 「キラキラキラー。」

 あの、ひつこい様だけど、「ドリカムには興味なかったけど、ドリブログは好きだから、CD買ってみようかなぁ。」でも、全然オッケーなんすけど。念のため。はい。

 「キラキラキラー。」

★業務連絡★

我ら「ちっちゃい会社」が世界に誇る、「ドリカム生き字引」「人間ドリカム・イミダス」「歩くドリカム・ウィキペディア」(と、勝手に僕が呼んでいる。)の、AM嬢(彼女は、僕の青学の先輩サザンもこよなく愛する。)から、すんごい秘密情報が送られて来た。

DCT-TVでオンエアーを開始してから、大大大好評の「今日だけは」のMVを監督した「リスちゃん」(久保監督)のスッテキなブログを発見。作品への想いがたっぷりと述べられているので、必見。

やっぱり「リスちゃんは」いいやつだ!

ちなみに、AM嬢のドリカムに関する情報量は、DCTgarden.comのアーカイヴを遥かに上回る。

6弦の娘

 「やあ!どうしてた?そう。ニューヨークに来てたんだよ。

 仕事立て込んじゃって、なかなか連絡出来なくてゴメンネ。

 あっ、こちらが、ニューヨークの彼女、SUKOP家の『リブ』。

 ドリカムの最新アルバム『THE LOVE ROCKS』からの、お付き合いなんだ。限定盤のジャケットに、僕と一緒に写ってたから知ってるだろ。

 最近では『冬のナニのナニ』にも登場してるよ。」

 「そうなんだ。『リブ』も6弦なんだ。

 僕は、6弦に弱いんだよなぁ。6弦の娘に逢うと、すぐ、惚れちゃう悪い癖があってさ。

 なに?それで、さんざん失敗したんだろうって?

 それが、違うんだよ。意外と、僕、慎重でさあ。特に、ネックの握り具合とか、ボディーの密着感にはデリケートだから。

 ネックは今までの僕の趣味とは違ってワイドで平たいんだけど全然違和感がなくて、ちょっとビックリしてるんだ。

 運指もスムーズだし、弦の間隔も僕の好みよりは開いているけど、メインのツウフィンガーの演奏に支障はない。逆にサムピッキング奏法だったら『リブ』は最高なんじゃないかなあ。

 やっぱり、付き合ってみないと、分からないもんだねー。

 もちろん、音が肝心だよ。ピックアップとアンプで音が出てるようなヤツはタイプじゃない。何にも繋がない状態で、しっかりと1弦から6弦まで鳴らなきゃダメ。

 エレクトリック・ベースといえども、楽器は生音が良くなくちゃ。

 それには、木の材質が大切だね。弦の振動をしっかりと受け止め、美しく増幅して、ピックアップに伝えられないと。スルーネックというのもポイントだよね。

 ベースなだけに低音の鳴りと、個々の音程のクリアーさが両立しないといけないんだ。

 それを実現するためには、ほとんどの場合、木材そのものの重量が必要になってくるんだけど、この娘の場合は、比較的軽くても重低音が豊かで、かなり70年代のフェンダーJAZZ BASSに近い音が出るんだ。きっと、木材の乾燥が丁寧だったんだろうね。初めて弾いた時は感動したよ。

 僕は演奏する時、タッチが強いから、それに答えて鳴ってくれる娘じゃないと満足出来ないんだ。タッチが弱いと単体で聞いた時はきれいな音がするし、早弾きには向いてるかもしれないけど、レコーディングやライヴで沢山の音と一緒に鳴った時に、埋もれてしまうんだ。

 日本にいる彼女達は、どうしてるかって?

 『オードリー』と『キャサリン』は、家でお留守番。『キルステン』はTHE LOVE ROCKSツアーが終わるなり、DCTgarden IKEDAに出張。沢山の皆さんにお会いしてると思うよ。池田もメチャクチャ寒くなったって、この前メール来てたよ。

 ドリカムのライヴ、アメリカでやる予定はないのって?

 やりたいのはマウンテンマウンテンなんだけど、日本での活動もめっちゃ忙しくてさあ。今月、NEWシングルも出るし、来年、ワンダーランドだし。両立ほんと難しいよね。一方に集中してると、もう一方がすぐダメになっちゃうし。アメリカにも日本にもスッテキなアーティストや、すんごい新人バンバンいるし、そんな中で、絶対ドリカムの音楽もピックアップしてもらいたいし。

 でも、諦めないから。そんときは見に来てよね!

 僕の日米の彼女達の、大集合になるかもしれないし。

 じゃ、また、電話するよ。スィーヤ!」

PAGETOP