姉妹万歳!!!

独占入手!

「オーラ出まくり、前ノメリ系、

じゃじゃ馬アーティスト選手権4年連続No.1」

yorimo 参照。)

NAOMI YOSHIMURA 姉妹写真!!!

ちなみに左が、NAOMI。右が、お姉ちゃん。

「お猿と少女」の写真ではない。

あしからず。

★ ★ ★

「生まれ変わったら、男に生まれ変わりたいですか?

それとも、女に生まれ変わりたいですか?」

職業柄、ラジオや雑誌のインタビューを受けることが少なくない。

その中に良くあるのが、この質問だ。

正直、「 意 味 わ か ん ね ー よ !」

だって、男か女かの選択の前に、生まれ変わるという、

大大大難関があるではないか!

なんて言っておきながら、知らず知らずのうちに、真剣に「答え」を考えている自分に気づく。

そんな、不思議な力をもった「質問」だ。

「答え」が、さらに「へんてこりん」で、自分が発想したかと思うと、じつに、マジで、顔が赤くなって、ちょっと、はずい。

★ ★ ★

「今日のゲストはDREAMS COME TRUEの中村正人さんです。」

「どうもー、こんちゃー。ドリカムの男のほうでーす。」

「THE LOVE ROCKSのツアー中、お忙しいのにありがとうございます。」

「いえいえこちらこそ。ツアーだけなら忙しいとは言えませんから。はははははははは。」

「それにしも、良いアルバムですねー。大ヒットじゃないですか!」

「ありがとうございます。最高のアルバムなんですけど、

           や や ヒ ッ ト

   って感じです。はははは。」

「またまた、ご謙遜を。ははははははは。」

「いや、マジで。(だから半生やってます。)はははははははははは。」

「さっそくですが、ファンの方から質問が来ています。

『生まれ変わったら、男に生まれ変わりたいですか

それとも、女に生まれ変わりたいですか?』

   さあ、中村さんはどっち?」

「はい、女に生まれ変わってみたいでーす。

しかも、二人姉妹の 妹として。」

「おまえ〜〜〜!!!、何を言い出すねん〜〜〜!!!」

★ ★ ★

僕の周りを見渡すと、たくさんの「姉妹」がいる。

それぞれが、とーっても素敵な「姉妹」だ。

いつもは妹を自分の都合のいいように使い倒しているのに、いざという時は、妹のためにどんなことでもやってあげちゃうお姉ちゃん。

そんなお姉ちゃんのことをめちゃくちゃブツブツ言うくせに、お姉ちゃんから泣きが入ると、すぐ飛んで来てお弁当を作ってくれたり洗濯をしてくれる妹。

小さな頃から妹に悪い虫が付かないように父親以上に目を光らせていたのに、いざ結婚が決まると、自分のこと以上に喜びまくり仕切りまくり張り切りまくるお姉ちゃん。

何かというとお姉ちゃんに口答えばかりしてるくせに、ほんとはお姉ちゃんが大好きで大尊敬して、お姉ちゃんの聴いてる音楽やファッションを全部真似して、お姉ちゃんの居ないところでは、お姉ちゃんの自慢ばかりしている妹。など、など。

なんか、いいよね。ラブリーだけど、せつないよねー。

僕が三人兄弟の長男なせいか、その対局にあるような、二人姉妹(もちろん三人姉妹でも、十人姉妹でも、)の妹という立場に、不思議な憧れをもってしまう。

   「エエ話なのはわかるけど〜、

   おまえが言うと、ちょっとなァ〜。」

ってなわけで、いつか、そんな素敵な「姉妹」の曲をつくって、世界中の、お姉ちゃんと妹に捧げたいなーなんて、思ってしまう。

「言っとくけど、自分で詩を書こうなんて、妙な考え持ったらあかんでェ〜。ほんまに。」

さて、

このお二人は、どちらかというと、「けったいな姉妹」とでも言いましょうか。ホールツアーのリハーサルも大詰め、今回も抜群のコンビネーションを見せてくれている。

ちなみに左が、妹のミワ。右が、お姉ちゃんのリンコ。

ほんとうの姉妹ではないが、雷娘姉妹でもない。あしからず。

ということで、

今日は、お しまい。

「予想してた通りや〜〜〜。」

お呼びでないヤツ

決して、「ナカムラマを探せ!」が、大反響だったという理由で、気を良くした訳ではない。

スタジオの作業が煮詰まってくると、皆を気分転換させて、仕事の効率を回復させるのも、

僕、

プロデューサー中村の、

大切な仕事だ。

そんな僕は、その場でゲームを発明しちゃうという、特技を持っている。数々のヒットゲームの中から、難易度の高いものを紹介しよう。

題して、

「お呼びでないヤツを探せ!!!」

★ ★ ★

それでは問題です。

この中で「お呼びでないヤツ」を当てて下さい。

難易度レベル5 ☆☆☆☆☆

ヒント。

一つだけ、音を録る道具じゃないものがいます。

正解は、
「 モ ス ラ 」
解説。

「モスラ」は怪獣のため、残念ながら、ケーブルをつないでも録音することが出来ません。しかも、この「モスラ」は、まだ幼虫のため、「ゴジラ」の駆除には向いていません。使用までにはもう少し時間をおいたほうが懸命です。一般的には「インファント島」産の「モスラ」が「ゴジラ」駆除には最も適しています。ただ注意したいのは、ごくたまにですが、東京タワーに「繭」を作ってしまうことがあります。東京タワー近くでのご使用の際は、注意が必要です。

特に、映画「ALWAYS 三丁目の夕日」のファンの皆さんは、「モスラ」によって、映画のシンボルが台無しになる可能性もあります。

その他は、もちろん、「マイクロフォン」です。レコーディングで音を録音するために使用されます。録音する対象物によって、様々な「マイクロフォン」が使い分けられます。ドラムなどの大きな音に適したもの、ピアノの様にダイナミクスが広い楽器に適したもの、ボーカル録りに適したものなど、エンジニアやプロデューサーは、何百とある「マイクロフォン」の特性に関する知識を持っていなければなりません。その都度、的確に「マイクロフォン」を選んで「良い音」で録らなければ、後で、どんなに高価な機材で修正しようとしても、音は良くなりません。すなわち「記録されなかった音を、良くすることなど出来ない。」ということです。ドリカムの場合、吉田の声にベストと思われる「マイクロフォン」を3、4本に絞り込み、実際、一本ずつ使って録音してみて、決定します。同じ吉田の声でも、その時のコンディションや、楽曲のテンポ、コンセプトによって適切な「マイクロフォン」が違ってくるので、最新の注意を払って選考されます。

★ ★ ★

次の問題です。

前回と同じように、この中で「お呼びでないヤツ」を当てて下さい。

難易度レベル7 ☆☆☆☆☆☆☆

ヒント。

一人だけ、音を調節出来ないヤツがいます。

正解は、
「 中 村 正 人 」
解説。

「中村正人」は人間ため、吸音材としては使用可能かもしれませんが、喜怒哀楽が激しいため、デリケートな音状設定にはあまり向いていません。しかも、今回、コートの下は「短パン」しか履いていない恐れがあるので、女性シンガーのレコーディングには使用しないほうが懸命です。本人は、例の「パイロン」の時とは違うコスチュームだと言い張っていますが、とにかく、信用しないことです。その方がショックは少ないでしょう。たとえブログのためとはいえ手段を選ばなくなってきた人間性にもあまり感心できません。「どうしても彼じゃなければダメだ。」という場合を除いては、たとえ出費がかさんだとしても、もう一本、吸音材を買ったほうが、将来のためにも、正しい判断と言えるでしょう。

その他は、もちろん、「吸音材」です。スタジオは、楽器のセッティングによって、様々な反射音が発生する場合があります。この「吸音材」のように、セッティングが簡単で、高さもフレキシブルだと、かなり、スタジオ内の音をコントロールすることに役立ちます。その結果、「良い音」でレコーディングが出来る訳です。

★ ★ ★

「はい! それでは、 今日は、 ここまで。」

「日直は、

「モスラ」と「マイクロフォン」と「中村正人」と「吸音材」を、

いつもの所に片付けておいてください。」

「 バ イ   な ら ! ! ! 」

ハ ジ ェ メ マ シ テ ー エ 。

「 オ レ 、フ ト リ マ ー ス ! 」

突然、変な日本語とともに、彼は現れた。

そう、誰あろう、彼こそが、「録音侍」ニューヨーク隊員

ブライアン(通称 ブラブラブー)

なのだ。

只今、英語の歌録りとミックスのために、来日中。

「えっ!!!英語の歌!!!ミックス!!!

じゃあ昨日までの歌録りは,何のため!!!!

ドリカム、いったい、ツアーの合間にも関わらず、なんのレコーディングをしてるのーー!!!」

答えは、まだまだ先。

しかし、

このブログで、バレる可能性、大。

★ ★ ★

彼は、初対面の日本人を捕まえて、必ず、こう言う。

「 ハ ジ ェ メ マ シ テ ー エ 。

  ワ タ シ ハ 、 ブ ラ イ ア ン 、 デ ー ス 。

            オ レ 、 フ ト リ マ ー ス  。」

ちょっと、彼の言葉を、日本語に直してみよう。

「はじめまして。

私はブライアンと申します。

私は、たいへん大きな体をしていますが、けっして怪しいものではありません。  あしからず。」

という、意味らしい。

ここで、大きな謎が二つ浮かび上がった。

その1。誰が、こんな日本語を教えたのか?

その2。正しい日本語を教えたのにも関わらず、なぜ彼は、未だに、修正しないで、間違った日本語を使い続けているのか?

「謎その1」については、だいたい予想がつく。

名盤「beauty & harmony」に収録されている、「つめたくしないで」のミュージックビデオで、ブライアンと共演している女性、あの人に違いない。ちなみに、その当時(10年前)のブライアンは、今の半分くらいのサイズだった。時間があったら、是非、ビデオをチェックしてほしい。

「謎その2」については、専門家達はこう見ている。

多分、これを言う度に、結構「ウケる」のだろう。それに味を占めた彼は、わざと修正しないのだろうと。すなわち、確信犯であると。さすがは専門家。かなり、頷ける。

★ ★ ★

彼とは、もう10年以上のつきあいになる。

吉田の一枚目のソロアルバム「beauty & harmony」のレコーディングを、ニューヨークのエレクトリック・レディー・スタジオ(ジミー・ヘンドリックスのスタジオとして有名。吉田をはじめ、ディアンジェロ他、沢山のアーティストが、ジミーのお化けを見たと証言している。)でおこなった時、彼はそこで、アシスタントエンジニアとして働いていた。

その時のブライアンの印象は、サイアクだった。

愛想は無いし、態度はでかいし、彼の仲間達も認める変わり者だった。

ロンドンのスタジオのアシスタント(「ティーボーイ」と呼ばれている。名前が示すように、彼らは一日に百回以上は、ミルクティーを入れてくれる。)にすっかり慣れていた僕は、かなり面食らった記憶がある。

こんなこともあった。

ある日のこと、スタジオのコーヒーが無くなっていたので、彼をティーボーイのつもりで(もちろんアシスタントとしてリスペクトを持って)、こう頼んだ。

「ねえ、ブライアン。コーヒー無くなったんだけど、入れてくれない?」

すると、彼はこう答えた。

「オレは、コーヒーは飲まない!」

「!!!!!!!。」

レコーディングが終わるまで、一滴のコーヒーも飲めなかったことは、言うまでもないだろう。

そんな彼と僕は、SF映画のファンということで意気投合。(やっぱり変だ。)「愉快なバディー(仲間)」になってしまった。

実は、彼は、本当にハートのあるやつで、ニューヨークに引っ越した時も、いろいろいろいろ、面倒をみてくれた。

僕の間違いだらけの英語も、いまだに、忍耐強く修正してくれる。

(これにはマジで感謝している。)

数えきれないほどのジョークも教えてくれたし、ニューヨークでしか通じない、悪い言葉も教えてくれた。

はじめて、メッツの試合に連れて行ってくれたし、大リーグやホットドッグの楽しみ方も教えてくれた。

ガイドブックでは決して教えてくれない、地元ならではの流儀も、こっそり、伝授してくれた。

しかも、僕のアパートにあった、自慢の真っ白なソファーに、赤ワインを、ブチマケてくれた。

「ほんま、エエやつやァ〜。」

っと、いうわけで、

 ブライアンが合流して、ますます賑やかな、スターチャイルド・スタジオだ。

★ ★ ★

そこで、衝撃公開!ツーショットの記念写真。

最近、◯ッパイが大きくなったと自慢する彼と、相変わらずグッドシェイプを保っている僕。

積み重ねる

「二曲以上の」 レコーディングにおける、

中吉(中村、吉田)関係正常化記念ゲーム

「ナカムラマを探せ!」

問題です。

この写真の中に、ドリカムの男の人が隠れています。

彼のフルネームと、ラッキー力士を当てて下さい。

答えは、30秒後。


★ ★ ★

ドリカム・サウンドの本拠地、スターチャイルド・スタジオは久しぶりに晴天。(実際の天気ではない。あしからず。)昨日までの嵐がウソの様な状況となった。

逆転満塁ホームランとでも言おうか、2点ビハインドでロスタイムにハットトリックで逆転勝利とでも言おうか、シンボリルドルフ最終コーナーでごぼう抜きとでも言おうか。

とにかく、アンビリーバブル。

(フランス人風にお願いします。)

「ワ タ シ 、 シ ン ジ ラ レ マ シェ〜ン。」

「音楽の神様」に感謝せずにはいられない、嬉しい一日になった。

吉田さん、連日激闘7時間連続ボーカル録りという驚異の仕事っぷりの末、「二曲以上」のレコーディングの、2曲目の歌録りを終了した。

★ ★ ★

ドリカムの場合、リードボーカルからハーモニー、様々なバッキングボーカルまで、吉田さんプロデュースのもと、ひとつひとつ積み上げて、ボーカルパートを完成させる。

過去のドリブログでも少し触れたが、

新曲のボーカル入れは、「創造」そのものだ。

一音一音、どう発声するのか。 それぞれの音の長さはどのくらいにするのか。 息継ぎの場所は詩をちゃんと大事にしてるか。 ビブラートをかけるのか、かけないのか。 かけるならどんなタイプか。 高い音域ではファルセットでいくのか、地声でブッちぎるのか。 明るい声を使うのか、わざとこもった声を使うのか。 タイミングはリズムにきっちり合わせるのか、R&Bスタイルの様にちょっと遅めに歌うのか。 ある場所は滑らかに歌うのか、カクカク歌うのか。 後半に向かって盛り上がるように、一番と二番と三番は歌い回しを変えるのか、変えないのか。 アドリブは入れるのか、入れないのか。 入れるならどのくらいの量がこの曲にベストなのか、他の楽器のパートの邪魔になっていないか。 ある箇所をスウィートに強調するために、もう1トラック使ってユニゾンで歌をかぶせる方法を使うのか、使わないのか。 そのユニゾンは、きっちりとリードボーカルに合わせてタイトな表現にするのか、わざと揺らぎを多くした歌い方で広がりのある表現にするのか。 ハーモニーはつけるのか、つけないのか。 つけるならどの部分に何声のハーモニーなのか。 一声につき何トラック重ねるのか。 1トラックずつならクリアーで力強い効果、2トラックずつなら広がりのあるリッチなサウンド。 例えば3声のハーモニーでリッチに仕上げたい時は、その部分だけでリードボーカルを含めて、吉田さんは7トラックも重ね録りをする。 厚みをつけたい時は、僕がさらに6トラック重ねる。 締めてボーカルパートだけで13トラック。

バッキングボーカル(いわゆるコーラス)が、アレンジ上、必要と判断されれば、上に述べたリードボーカルと同じプロセスを、また始めから、一つずつ進むことになる。

で、ここが一番大事。

その膨大な数のトラックに録音される全ての歌の必要条件が、ベストなピッチ(音程)とベストなパフォーマンスでなければならない、ということだ。

その必要条件を満たすまで、吉田も僕も、

何度も 何度も 何度も 何度も

繰り返し、歌い直さなければならない。

お互いがダメ出しをするので、かなり、

チビシーーーーーー。

「なにを ごちゃごちゃゆ〜てんねん。

そんなん、プロやったら、あたりまえや〜!」

★ ★ ★

それでは、クイズの正解です!

正解は、

中村正人

朝青龍関

戦いの火蓋

「やばいよー、毛が伸びちゃって、ボサボサだよー。」

「あっしも、あっしも!」

「なんか、くま みたいになっちゃたよー。」

「あっしも、あっしも!」

「床屋さんに行きたいなー。」

「あっしも、あっしも!」

「自分のこと、『あっし』って呼ぶのヤメなよー。」

「あんたも、ひとのこと『おまえ』って呼ぶのヤメてよ。」



ってなわけで、見かけだけは、順調にレコーディング続行中。

トントン拍子でスケジュールは押してるし、ぜんぜん締め切りは変更できないし、バッチリ二人の意見は食い違ってるし、お互いご機嫌なくらい人の話を聞いてないし、もちろん完璧と言って良いほど相手に対する態度は悪いし、蒸し返してもしょうがない議論を積極的に蒸し返してるし、

もう、言う事なし。  さすが、ドリカム。

はははははははははははははははははははははははははははは。

まっ、今に始まった事ではないが、「なんで、こうも変わらないのか。なんで、オトナになれないのか。」と、逆に感心したりする。

17年だよ、17年。

もちろん、(皆が、そう信じたいように、)ドリカム男が、たいてい「戦いの火蓋」を切る。しかし、ドリカム女の、「火に油を注ぐ」その油の量が、半端ではない。最後には、ドリカム男の「癇に障る」ポイントのど真ん中をグサッとひと突きだ。

これで毎回、勝負、あり。

敵ながら、天晴。  さすが、ヨシダミワ。

勝ち目のない戦いを、毎回挑む。そんな、頑張り屋の僕。

ええええええええええええええええええええええええええーん。

なんか、思いっきり泣いたら、スッキリした。

専門家の話を聞くところによると、「思いっきり泣くこと」は「思いっきり笑うこと」と同じくらいストレス発散になって、健康にすーんごく良いそうだ。

そういえば、ディカプリオの「タイタニック」を二回目に見た時、一回目では、(失礼にも、)「なんかアホ臭いなー。」なんて思っていたシーンで、不覚にも、ちょー号泣したら、かなりスッキリして気持ちよかった経験がある。

(どのシーンかは、口が裂けても言えません。あしからず。)

ほんと、騙されたと思って、もう一度「タイタニック」を見てごらん。泣けるシーン満載の、健康に良い映画です。

ただし、一人で見ること。決して、恋人と見ないこと。

★ ★ ★

そんなこんなで、

なんだかんだ言っても、仲良く床屋さんに行って来た、

ドリカムの二人。

「あれー、毛を切ったら、プーさんになっちゃったー。」

「あっしも、あっしも!」

「けっこう短くしたんだ。」

「あっしも、あっしも!」

「これで、ホールツアーもばっちりだね。」

「あっしも、あっしも!」

「でも、なんでピーポ君も一緒なの。」

「意味わかんねーよ!」

7月7日、晴れ

「すいませーん。あのー、ひと通りスタジオの改修工事終わりましたんで、チェックしていただきたいんですが。」

「あっ、現場監督!そーですかー。ご苦労様でした。

で、まずは、

トイレ、OK。エアコン、OK。インターネット、OK。 照明、OK。

自家用滑走路、OK  バッチリですね。」

「すんません、管制塔のレーダーシステム一式と浄水器は、来週納品になっちゃいます。業者さんにストック置いてなかったもんで。」

「だいじゃぶだいじゃぶ。MYジェット機( yorimo 参照。)、週末は使わないから。

あれ!?  ところで、何 持ってるんですか?」

「いやだなー、中村さん。今日は、これの日じゃないですかー。」

というわけで、現場監督が、頼んでもいないのに、また「おすすめのCD」を持参して来た。

★ ★ ★

このアルバムは僕にとって、とても大切な作品だ。

なんてったって、初めて映画音楽を担当させていただいたのだ。

「映像はお客さんを感動させる事は出来るが、そのお客さんに涙を流させるのは、音楽だ。」(こんな感じの表現だったと思う。)とは、某有名監督の言葉とか。

それほど重要な映画音楽を、一度はやってみたい。

そんな願いをずっと抱いていた。

「7月7日、晴れ」1996年作品

国際的スーパースター「望月ひなた」と、平凡なサラリーマンの奇跡のラブストーリー。

監督は,本広克行さん。「踊る大走査線 THE MOVIE」を初め、大ヒット連発。なんと、「7月7日、晴れ」は、本広監督にとっては初めての映画作品となった。

主演は、観月ありささん。始まったばかりの「CAとお呼びっ!」でも大活躍。

「やっぱ〜、観月さんは〜、ああいう役をやらせたら、天下一品でんなァ〜。一回目から、すっかりハマリましたわァ〜。」

某コマーシャルで2回、音楽でご一緒させていただいたばかりでなく、いろいろと、「ご縁」がある。映画のラッシュを見ながら音楽を書いている時も、彼女が演じた、スーパースター「望月ひなた」に、男女の違いはあれども、随分と感情移入したものだった。

なぜって?

「スター」には「スター」にしか分からない

恋の悩み が あるからだ。

「はい、はい、いってなさ〜い。」

この映画に、「ご縁」がある方がもう一人。

なんと、あの、ちょー感動大ヒット作!

映画界、音楽界で話題騒然!

カンヌ も、 アンヌ も、 モロボシダン も、びっくり!

(大学時代同級生だった)一色伸幸 大先生、脚本。

(映画音楽の師匠)大谷幸 大先生、音楽。

(実は、高校の後輩だった)「電車男」の伊藤淳史さんも、

(こんな男になりたい)「海猿」の夏八木勲さんも、

(ちょこっとだけだが)「NANA」の宮﨑あおいさんも、

(親戚ではないが)「ダチョウ倶楽部」の肥後克広さんも、

(お世話になってる)「飛び出せ!青春!」の剛たつひとさんも、

(声だけだけど)陣内孝則さんも、

ほか、素晴らしい役者さんが出演してくださった、2週間オールロケなのに二回も台風に襲われた、予算の都合で46分の尺がいっぱいいっぱいだった、

(やはり予算の都合で、)ドリカム初主演(してしまった。)

究極の自主制作映画

「 ア マ レ ッ ト 」

の監督、森淳一さんが、「7月7日、晴れ」の助監督だったのだ!

「ほんま、ずいぶん、かかったなァ〜〜〜。」

そこに、また、あの現場監督がやって来て、こう言った。

「すいませーん、あのー、その DVD 、持ってるんですけど。

本編より長いドキュメンタリー映像だったり、桃井田ハチの手帳だったり、サントラCDがついてて、すごくお得ですよねー。」


彼のことが、好きになってゆく、僕がいる。

「ヒーロー」でなくて「ヒロー」

先日、ドラマ好きな僕は、あるシーンに釘付けになった。

なんと、あのキムタクさんが、僕と全く同じ事をしているではないか!

すなわち、

バランスボールに乗りながら、電話をしているではないか!

つねに、時間を有効に使おうと心がけている僕は、「◯◯しながら、◯◯する。」ことが多い。

念のため写真を撮ってみると、

「ありゃりゃ、ナーンか違うなー。  こりゃ、

「HERO」(ヒーロー)

というよりは、

「疲労」(ヒロー)

だなー。」

そんなわけで、

ボーカル  レコーディング  サ イ カ イ 。

★ ★ ★

「雨は、いつか、止む。」と、よく言われるように、レコーディングも、いつかは、再開する。

「なんのこっちゃ〜。」

なんて、自分に言い聞かせてるものの、本心は、映画「ブレード・ランナー」に登場する未来都市のように、永遠に雨が降り続くんじゃないかなんて、ルトガー・ハウアー演じるレプリカントに、逆に追い詰められてしまう、ハリソン・フォード演じるデッカード刑事の気分になってしまう事がある。

ちなみに、僕は、ツアー中の「ドリカムの女の人」が、あれだけ踊りながら歌いまくる、その運動能力を見るにつけ、「彼女は、絶対、レプリカントに違いない。」と、密かに疑っている。

「それについては、同感やわァ〜。」

ボーカル録りの話に、戻そう。

今回は、僕が作ったメロディーに、吉田が詩を載せるという、彼女にとって、最も困難なパターンの、作業だ。実際にレコーディングが始まってからの、メロディーとの擦り合わせ、ボーカルアレンジ、などなど、二人のクリエーションを融合させ、最高の作品に昇華させようとするプロセスは、お互い、まさに、身を削る思いである。

とにかく二人とも、それぞれ自分が絶対正しいと思っている。

なんせ、バンドを結成した当時、彼女は、人の作ったメロディーに作詩するスキルを全く持っていなかった。何故なら、彼女の詩は、常にメロディーと共に降りて来ていたからだ。

当然のごとく、1st アルバムには、僕の曲はあまり収録されなかった。もちろん、スタッフにも、僕の作曲能力はあまり認められては
いなかった。

マジで。  しょぼ〜ん。 セッシ ボ〜ン。

「そんなん、あたりまえやん。

 その時点で、吉田さん作詩作曲で、何百曲もあったんやから、

キミの新曲、イラン、イラン。」 

「マサちゃんも、曲書きなよー。」なんて、嬉しい事を言われたのは、

「笑顔の行方」発表以降である。

「結果良ければ、全て ちゃら っちゅーことや〜。」

★ ★ ★

さて、これから、スタジオに戻って、もう一仕事。

その前に、キムタクさんもまだやっていない技を思いついたので、

写真でアップ!!!

「バランスボールに乗って、イナバウアーをして、電話をしながら、

親指は、グッ。」

「もう、いいかげんに、しなっさ〜いっ!!!」

中田英寿選手、現役引退!

寂しさと、残念な気持ちと、これからの彼への期待と、色々な感情が交差した一日となった。そして、それと同時に、彼の人生と自分の人生とを、見比べた人も少なくはなかったはずだ。

29歳の、引退。

で、僕はその歳の頃は何をしてたっけ?

「あちゃーーーー、
ドリカムを結成したばかりで、CDデビューもしてなければ、まだ自分のキャリアさえ何も無い状態だったんだー。」

「ダメダメ やんかァ〜。」
さらに、

中田選手ほど、「らしさ」について語られる人物は、ざっと見渡しても、中々いないだろう。中田選手「らしい」決断。中田選手「らしい」
やり方。中田選手「らしい」第二の人生。

★ ★ ★

で、僕の場合、中村「らしい」とは何なんだろう?

「あちゃーー、よく人に言われたり、自分で感じたりするのはー、

時々やり方が、いや「らしい」(えげつない の意味。)とかー、

とはいえ、戌年なだけに、なんか「らっしい」(名犬ラッシー の意味。)みたいとかー(人に忠実なとこもある。)、

すっごく短気で心配性で、そのためか、「人を無茶苦茶愛する事」と「人を異常に心配する事」を混同してしまい、好きになっちゃった人に、ことごとく煩がられて、ことごとく振られてしまうといった、困った特技を持ってる「らしい」とかー、

その程度かなー。」

「ほんま、ダメダメやなァ〜。」

自分「らしさ」を見つけるために,人生全部使うつもりでいた僕にとって、(彼が意識してようと、していまいと、)29歳で「らしさ」全開の人生を歩む彼の生き方は、おおいに、刺激になっている。

優れたサッカー選手であるだけでなく(それだけでも驚くべき事なのに)彼の「生き様」自体が、多くの人の関心を集めるのだ。

ミュージシャンも、引退の時、新聞の一面に載るぐらいじゃないといけない。ふむふむ。

あれっ!?そういえば吉田は、「死ぬまでドリカムとして歌う」って言ってるから、引退はないのか!?

じゃあ、どうしたらいいんだろう?

 そうだ!!!

ベースを弾けるサッカー選手になれば良いんだ!!!

「アホ〜。もう、救いようが ないわァ〜。」

ココで緊急連絡が入る。

「キ ョ ウ  ノ  ボ ー カ ル  レ コ ー デ ィ ン グ  ハ

                チ ュ ウ シ  ニ  ナ リ マ シ タ」

がーーーーーーーーーーーーーーーーーーん!

つづく。

ドリカム品質

あくまでもドリカムの、場合。

ライヴの映像化のための音源製作は、実は、通常のレコーディングよりも、手間のかかる作業だ。

以前は、ライヴレコーディングにも、デジタルテープレコーダーが使われていた。

(バスガイドさんの言い回しでお願いします。)

あっ、こちらに〜、見えますのは〜、

「SONY 48トラック・テープレコーダー」 で〜、ゴザイマス。

当時はなんと、数千万円もする、高価な〜もので〜ゴザイマシタ。

一般的に、通常使っていたステレオ・テープレコーダーは、2トラック。

(もちろん、1トラックずつ、バラバラに録音したり再生したりは出来ない。)

ところが、この「ヨンパチ」(「SONY 48トラック デジ タル・テープレコーダー」の愛称。)は、読んで字のごとく、48ものトラックを、必要に応じて同時に録再生する事が出来る、当時は本当に、

 ス グ レ モ ノ 。

ライヴ収録の場合は、この「ヨンパチ」が2台必要になる。途中途切れないように、一台目のテープが終わりそうになると、2台目も早めにスタートさせる。

(だって、テープの都合でライヴを中断させる事なんて、できない、できない。ましてや、一本目のテープが終わったらそれを巻き戻して、二本目のテープに架け替える間、お客さんに、「チョー ト マッテー!」いただくなんて、ブルブルブル〜、空恐ろしい。)

「はーい!しつもーん!なんでそんなにトラックが必要なんですかー?」

「イイ 質問だねー。」

例えば、ドラムを録音するのに必要なマイクの数は、バスドラの中と外に1本ずつ、スネアーの上と下に一本ずつ、ハイハットの上と下に一本ずつ、タムが五つあれば、それぞれに一本ずつ、シンバルを上から狙って2本、計13本、すなわち、ドラムだけで48のうちの13のトラックを使う事になる。お客さんの歓声を収録するだけでも8本のマイク、8トラック以上使用する事もある。

また、ミックスに入る前に、それぞれのトラックにちゃんと録音されているか、突発的なノイズは乗ってないか、耳で聴いてチェックしなければならない。いくつかのトラックはまとめてチェックするにしても、例えば、20のグループに絞ったとして、ライヴが3時間にわたった場合は、チェックだけでも60時間かかる計算になる。早送りしてチェックする事は、不可能であった。

ってなわけで、

「もー、たーへーん なんす からー。」

今回は、ほんの少しだけしか語れなかったが、ライヴ音源制作のちょっとした裏話を、

チ ラ リ ズ ム 。

で、ドリカムは、こんな「たーへーん!」な仕事と、「通常」レコーディングと、ツアーと、半生と、ドリブログを、なにげに、同時進行。

「イヤ〜〜〜〜〜〜ん。モ 〜 レ ツ っ !」

(再び、バスガイドさんの言い回しで、お願いします。)

あっ、お次〜、こちらに〜見えますのは、

現在、THE LOVE ROCKSツアーの収録にも使われ〜ました〜、

「ハードディスク・レコーディングシステム」で〜ゴザイマス。

システム単価は、ググッと、お安くなりましたが〜、

理論上〜、チャンネル無制限となったため〜、

手間は増えた、という、現実で〜、ゴザイマス。

神様お願い

 たとえ、ステージ・センターで歌う夢は破れても、

 バッキング・ボーカリスト 中村正人、

「俺もドリカム・キャンペーン、続行中!」

出番ですよーーーー!!!

「二曲以上の」レコーディングのうちの、1曲目のボーカル録りが順調に進んでいる。

今回は、僕のバッキング・ボーカル(日本では普通コーラスと言ったりする。)の録音まで駒を進める事ができた。

ドリカムNEW ALBUM『THE LOVE ROCKS』『空を読む』を聴くと、いかに、ワタクシ中村の声が、ドリカムサウンドにとって重要か、あなたは、メロメロ、あーんど、ハッとしてグッと気づいてしまうに違いない。)

ホンマよかったなァ〜、仕事あってェ〜。

★ ★ ★

ボーカル録りとは、まさに、楽曲に「魂」を入れる作業。今まで、この世に存在しなかった作品を、生み出す作業。いつか「うた」自体は忘れられてしまうかもしれないけど(もちろん忘れられない「うた」であるよう願っている。)、「うた」が生まれた、という事実は「永遠」のもの。

その「永遠」が始まる奇跡の瞬間。

「音楽の神様」と吉田が、一体となることを、目撃できる幸せと興奮。

同時に、「最高のパフォーマンスを、一音たりとも、絶対に録り逃さないぞ。」という、極度の緊張と集中力が要求される、「プロの腕の見せ所タイム」。

なのに、なのに、なのに、

「録音侍」三人衆のひとり(詳しくは yorimo にアクセス!)、

「丘群 ガンダム之定 お宅左膳」    

(オカムラ ガンダムノジョウ オタクサゼン)  

は、吉田が歌った奇跡のワンフレーズを、

みごとに、  録 り の が し た 。

あちゃ〜、やってしもたァ〜〜〜〜〜。

めちゃめちゃ短気だけど、皆が思うより心の広い僕は、めちゃめちゃ頭に来たけど、「お宅左膳」を責めはしなかった。

●理由その1

嫁さんがとても出来た人なのと、彼女が、THE LOVE ROCKSツアーを見てから、それまでは「べつにっ。」って感じだったけど、それ以来ドリカムのファンになった、と聞いたから。

●理由その2

吉田が発注していたフィギュアを、彼が、見事な出来映えに完成させたから。

●理由その3

こういうハプニングから、逆に、もっと素晴らしいパフォーマンスや、アイデアが生まれる事が多々あるから。(本当に、そうなんだ。昔、ボーカルを誤って消されちゃった時も、泣く泣く、一からやり直したら、もっと、すんばらしー出来上がりになったこともある。「音楽の神様」ありがとう。)

まさに、禍を転じて福となす、やなァ〜。

とはいえ、「お宅左膳」のミスが消える訳ではない。

彼のため、心を鬼にして、お尻を ぺんぺん! しておく。

そんな、大混乱(?)のスタジオから、ふとボーカルブースに目をやると、

一同、「あれれーーーーー!」


★スクープ激写!★

ブラジルの敗戦から立ち直れない、

ショボーン、吉田ちゃん。

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