トラウマ

 僕は所謂「教則本」とか、「実用書」の「オタク」である。

 特別な理由は見当たらないが、この種の書籍に出会うと、ついつい購入してしまう。そのなかでも特に弱いのが「ベースの教則本」だ。

 ジャコ・パストリアス物にいたっては、全て買ってしまう。

★ ★ ★

 僕のベース・スタイルは、至ってシンプルで指圧も強い。華麗に綺麗にプレイするタイプではなく、ベースのボディーをブリブリいわせるのだけは得意。したがって、難しい事は(もちろん)できないし、リズムキープに重点を置いているのでフレージングも派手ではない。

 アマチュアのベーシストとセッションすると、「中村さんてー、そんな『感じ』(『程度』と言いたい所、武士の情けでこう言ってくれる。)なんすかー。」と鼻で笑われる事も多い。

 なんせ彼らはジャコ丸コピーは当たり前。チョッパーなんて弾き始めたら、お願いするまで止めてくれない。正直、僕も「すごいなー!」と素で感動してしまう。

 そんな「トラウマ」から、「オレも一応プロの端くれ。ジャコもチョッパーも出来なきゃ。」と、「教則本」を買ってしまう。実際、勉強になる事ばかりであり難い。

★ ★ ★

 次に好きなのが「英語関連の実用書」。

 これらは、ほんの一部。本当は図書館1軒分ある。

 ちょー真面目なものから、ちょーふざけたものまで。

 「英語」は本当に奥が深い。ある学者が「世界で一番簡単な言語であるが故、世界の公用語となった。」と述べている通り、構造はいたってシンプル(例えば日本語は『ひらがな』『カタカナ』『漢字』の三つの習得が必要だが、英語は『アルファベット』のみ。)である。と同時に、あらゆるカルチャーをスポンジの様に吸収して自在に変化する言語でもある。

 また、アメリカの英語に限定してみても、「移民の国」の性格上「米国英語」の多彩さは本当に面白い。

 僕の英語はほとんどが独学である。だから発音は相当ひどい。通じているのが未だに不思議。なのにジョークなんか言うものだから始末に負えない。

 ニューヨークで独りぼっちでマネージャーや弁護士を探して回っていた時に、僕の英語は必要にかられて、飛躍的に上達した。(もちろん発音以外。)

 同じ内容を伝えるにも、エンターテイメント関連の人に対してはそれなりのいい方、弁護士に対しては弁護士が好む言い回しを徹底的に叩き込んだ。

 でないと、こっちがクライアントなのに、先方の好きにしゃべられて終わり、というケースが多々あるからだ。

 と、考えて行くと、僕の「英語の実用書」好きも、ある種の英語に対する「トラウマ」から来ているのかもしれない。

「私は、ト ラ ウ マ サ ト 。」

★ ★ ★

 鹿児島は「晴れのち曇り」という天気予報。

 ドリカムは「完璧印」の「晴れバンド」。

 あなたのハート揺さぶります。

「あんまりシェイクされても、慌てんなよー!!!」

 ジャナバイ!!!

例のポスター

 例のポスター、この前UPしなかったもう一つのパターンを見ていたら、閃いた。

 今回の「落ち」は、コレで行こう!!!

 ドリブログ初の予告「落ち」

 このポスターについてまだ知らない「わるいこ」は、急いで、ここ、DCTgarden.comをチェキラッチーナ。

★ ★ ★

 「目」はいくらか回復の兆し。「声」の時よりも完全復活までの時間は短そうだ。しかし、まだ、「目」を保護してくれるサングラスは外せない。

 エンターテイメント関連の職業は傍から見てるよりもずっと地味で、時間の不規則さといったらひどいものだ。体調の管理は基本中の基本。僕みたいに、体の何処かがしょっちゅうトラブっていては、

イ ケ ナ イ 。

 ましてや、アーティストのスタッフという職業は、24時間365日、戦闘態勢でなければならない。

 そんなスタッフたちの事を「いつもいつでも」心配している僕は、久々に早く仕事が終わって、スタジオにやって来たドリカム・チーフマネージャーA嬢に、こう言った。

 「たまに仕事が早く終わった時ぐらい、まっすぐ家に帰れば。彼氏とか、友達とかから電話があって、『カラオケに行こうよ!』なんて話にもなるかもしれないし。」

 すると、満面の笑みを浮かべて彼女は言った。

 「ほほほほほほほほほほ。

マサトさん、私に、けんか、売ってんですかー?」

 「思いやり」は必ずしも相手にとって嬉しいとは限らない。「余計なお世話+セクハラ」の確率高し。僕も、まだまだ学ぶ事が多い。

★ ★ ★

 どんなに暑くても、お盆を過ぎると夏の終わりを感じるのは何故だろう。
 トンボ達は赤いやつらが目についてくるし、蝉達の鳴き方にしても後半にむかって盛り上げている感じがする。それを合図にするかのごとく、空もどんどん高くなってゆく。

 「せつない」季節の、はじまり、はじまり。

 こんな時は、DREAMS COME TRUEの名作。DIAMOND15に収録されている、高く上がれ!が最高。

 ハッキリ言って、「泣いちゃってもいいです。」

★ ★ ★

「例のポスター」のキャッチコピーは、

「 女 神 を 楽 し め 。 」

それでは、お魅せしましょう。

ドリカムの男、中村正人流の「女神を楽しめ。」

 リボンを持っても、親指はグッ!

ハプニング

 WOWOWの音源制作で、「イッパイイッパイ」の状態が続く毎日。

(あくまでも「オッパイオッパイ」ではない。あしからず。)

 まあ、僕にとっては、こんな感じが「普通の状態」

 そんな、「イッパイイッパイ」で、ハプニングが起こる余裕なんか無いはずなのに、やっぱり何かが起きるのが、これ「人生」

 例えば、

 スタジオで仕事が始まる前に行ったアメリカ大使館で、準備万端で望んだつもりなのに、セキュリティーチェックで引っかかってしまって、「だから言ったこっちゃない!」と、「何者か」に鋭く突っ込まれて軽く狼狽えてしまう状態に陥ってしまったハプニング。

 その、理由写真を、UP。

 飛行機に乗るときは、必ずベルトを取って、「ジーンズずり落ち状態」でセキュリティーを通るのに、今日に限って凡ミス。

★ ★ ★

 例えば、

 スタジオの合間なにげに休憩していたら、突然「何者か」に手の甲にシールを貼られ、二日経っても取れなくて、しかも見苦しい状態で依然へばりついていて、自分でやっておきながら「何者か」「いいオトナがなんちゅうことしてんの?」なんて突っ込んできて、ややむかつき気味の状態に陥ってしまうハプニング。

 その、状況写真を、UP。

 「最近のシールはクオリティーが高いなー。」なんて感心している自分にも、軽く、呆れ気味。

★ ★ ★

 例えば、

 普段から人一倍「目」が弱いのが分かっているのにもかかわらず、寝不足と疲労が重なって(不摂生とも言う。)「目」を真っ赤にしてしまって、「あっちゃー、ライヴまでには直さないと!」と、軽く焦りまくり状態に陥ってしまうハプニング。

 その、症状写真を、UP。

 どういう訳か、いっつも「右目」なんだよなあ。

 時々話題に上る「陰の顔」は、僕の場合は「右」である。どうもそれに関係している様に思われる。お肌のトラブルも必ず顔の右側に出る。だから、顔の右側を見ると自分の状態が良く分かる。

ベ ン リ だ 。

 その時、「何者か」がこう言った。

「ちょっとまって!

そんな事で感心してる場合じゃないでしょ。

早く寝なさーい。」

一日は24時間なのよ

 重要な業務連絡のメールを書いていた時のことだ。心労ですっかりやつれ切った僕に、ドリカム・チーフマネージャーのA嬢がこう言った。

 「マサトさーん、ちょっとミワさんのポスターの前に立っていただけますー?

 あららららー。   なんですか?その、冴えない表情はー。

 せっかくミワさんの素晴しいポスターができたんですから、ドリブログに、是非、載せていただかないとー。

 はいはい、ミワさんと同じポーズをして下さい!

 親指はどうすんでしたっけ?   グッ!でしょー、グッ!

 もうー、いちいち言わせないで下さいねー。ほほほほほ。

 はい!パチリ!」

 このポスターについて知りたい「よゐこ」は、DCTgarden.com
で、自ら進んで「チェーック!!!」

★ ★ ★

 っというわけで、人生、

「♪おーもいーどおーりになんーていーかなーい。♪」

(ドリカムの名曲空を読むの旋律でお願いします。)

★業務連絡 その1★

 WOWOW音源制作、大将「よしだみ」以下全員、全力を尽くしておりますが、どうしても日程が足りず、スケジュール変更しました。苦渋の決断であります。これも全て、プロデューサーの私、中村正人の力が至らなかった結果です。終了後、なんらかの形で責任を取らせていただきます。

 ★業務連絡 その2★

 WOWOWプロデューサー イシガキ様、監督 山本様。「あちゃー、スケジュール変更しちゃいました。」と、「いっけねー、期限に間に合わねーやー。」とは、同義語ではありません。くれぐれも、ご心配の無きよう。映像の詰め、よろしくお願いします。

★ ★ ★

 ほら、奇跡は起きないのよ。やっぱ、一日は24時間なのよ。

 「一生懸命やったからこそ、結果を出さなければならない。」と言っていた、今は亡き親父の教えが、この頃、ズンズン胸に来るの
よ。

 そうだよな、親父。親父の言ってた通りだよ。これは趣味じゃないんだもんな。僕は、「プロ」なんだもんな。

「完璧印」の「しょんぼりモード」。

★ ★ ★

 「はいはいはいはい、もう一枚、撮りますよー!

 だからー、スマイル! スマイル! スマーイル!

 「Eyes to me」を作曲したのは、ド  ナ  タ  !

 こっちのポスターは、まだ、未発表ですのよー!ミワさん、素敵だわー。

 あっ、また親指、忘れてらっしゃる!「プロなら、同じ過ちは繰り返さない!」って、いつも私達におっしゃるじゃないですかー。

 いいですかー? 

 はーい! パシャ!」

 この時、僕は薄れてゆく意識の中で、こう思った。

 「実は、A嬢みたいな人を、プロと呼ぶのかもしれない。」と。

一日は何時間?

 「ごめんクサァーーーーーーーーーイ!」

 「なぬーーー!? 現場監督ぅ!?何でインターホン押さないで、でっかい声出してんのよぉ!!!」

 「す、すいません。インターホンで私だとわかったら、入れてもらえないと思ったんで。」

 「そうだね。」

 「・・・。」

 「で、何か用? もちろん当然、完璧に、言わなくても分かってるだろうけど、キミと一秒も話していられないくらい、僕は忙しいんだよ!!!」

 「重々存じてます。しかし、ひ、ひまわりが・・・。」

 「えっ!?」

 「家の庭に、ひまわりが咲いて、私のヘルメットとオソロイになったもんで、中村さんにどうしても見ていただきたくて。」

 そう言うなり彼は、前回と同じく、唖然とする僕に無理矢理写真データを渡すと、走り去って行った。

★ ★ ★

 やばい、やばいよー、本当にやばいよ。

 WOWOWの音源制作、時間が無くなって来ちゃったよー。昨日も16時間作業したけど、まだやらなければならない事が気が遠くなるほど、残っちゃってるよー。スケジュール通りに完成させるなら、1日、28時間以上作業しないと、間に合わないよー。

「ココで問題です。一日は何時間でしょう?」

 答えられません。意地でも答えられません。答えてしまうと、期限内で終わらない事がはっきりしてしまいます。

「わっかりま せーん。」

by 大将「よしだみ」 と 「三匹の侍」

 それでいいのだ。行けるとこまで行くしか無いのだ。明日は明日の風が吹く。

 この世の中、何が起こるか分からない。

 もしかしたら、地球の自転が突然遅くなって、一日が50時間ぐらい掛かるようになるかもしれない。あるいは、3日進んで2日戻るかもしれない。明日、タイムマシーンが一般発売されるかもしれない。
WOWOWのプロデューサー イシガキさんが、オンエアーを一ヶ月間違ってしまうかもしれない。

「それだけはっ!絶対にっ!!

あ り ま せ ん か ら ー っ !!!」

by WOWOW 「イシガキ」

★ ★ ★

 すっかり頭を抱えてしまった僕は、何かに導かれる様に、あの現場監督が残して行った写真のファイルを開けていた。すると、なんともう一枚写真が入っているではないか!

 恐る恐る開けてみると、

「なぬーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!」

 「バ、バナナとも、オソロイ だったのかーーーーー!!!」

 (注)今回の写真撮影は、現場監督の上司、吉田ヨシカズ専務。あしからず。

最後の記念日

 8月15日は「終戦記念日」だった。

 人類としてのありとあらゆる「欲」を持つ僕が、きれいごとを言うつもりは毛頭ない。逆に「欲深さ」にかけては人一倍と言っても良い。「正しい人」と名付けられたにもかかわらず、自分の利益のために(精神、物質両面において、)「正しくない行い」も多々。

 そんな「中村正人」の、独り言。

 大宇宙に存在する数えきれないほどの生命体の一つとしての僕たち人間が、自分達のDNAを存続させてゆくために、どんなことをしても生き延びようとする「本能」が、生命体の活動の根源である事は(意識しようが、しまいが、)否定しようがない。

 また、民族、国家、宗教、会社組織等々のために、個としての自分のDNAの存続を犠牲にしても、自分の属する集合体のDNAを守り、存続させ、さらなる発展を強く願う意志(あくまでも意志の段階)も、決して否定はできない。

 ただ、ここで大きな問題がある。

 その「本能」に従って行動したり、その「意志」を行動に移したとき、自分以外の「他」、あるいは自分の属する集合体以外の「他の集合体」と、必然的に、大なり小なり摩擦が起き、衝突が起こるという事実である。

 人類に限っても、「他との摩擦、衝突」は一秒一秒、世界の至る所で起きている。子供達の遊び場の取り合いから、会社内の派閥争い、民族間の争い、国家間の戦争。視点を変えれば、自然環境問題も、人類と他の生命体との摩擦、衝突に他ならない。

 学生の頃読んだ小説に、「自分が生きているだけで、他人に迷惑をかけている。」という一文があった。言い換えれば、「他人との接触無しに生きる事はありえない。」ということだ。個人レベルでのDNAの「宿命」を実に簡単に表現している。

 ならば、と、考える。

 生命体の存在理由であるDNAの「宿命」から逃れられないのなら、「他」或は「他の集合体」との「摩擦、衝突」を出来るだけ避けながら、DNAの「本能」や「意志」が目指す存続や発展を続ける事は出来ないのだろうか。人類以外の生命体が証明しているように、様々な知恵と工夫、進化や時には退化をして、必要最低限の「摩擦や衝突」で「他」と「うまく」やっていけないのだろうか。自分と「他」を共存させることは出来ないのだろうか。

 どんな生き物の世界でも、DNAの必要にかられて、「他」を排除しようとする行為が完全に無くなることはないだろう。

 しかし、僕ら人類だけが、その歴史が始まって以来、延々、DNAが必要とする以上に、あえて傷つけ合い、殺し合っている現実が、残念でならない。

 割り込みをして来た車に、怒鳴らないでいられるだろうか。家族に危害を加えた人間に対して、報復したい気持ちを抑えられるだろうか。僕の愛する人たちが戦争に巻き込まれた時、僕は銃を取る事を絶対しないだろうか。

 僕は「戦い」そのものを否定している訳ではない。人として断固戦わなければならない時もある。

 しかし、「戦争」は、断じて、「戦う」手段ではない。

 あえて言うなら、僕たちは「戦争」を無くすために戦わなければならない。

 僕は、まず、自分のDNAとちゃんと向き合って話をしなければならない。

 そして、できれば、自分の代で、DNAから「戦争」という情報を削除して、次の世代に受け継いでもらわなくてはならない。

 8月15日が、日本の歴史上、「最後の終戦記念日」となるよう、強く、強く、願う。

戦争で亡くなられた多くの方々に、黙祷。

不思議グルーヴ

 東京大停電で始まった一日。

 スタジオに入ってから仕事が終わるまでのおよそ12時間に、外に出たのはこの写真を撮った2分弱だけ。

 「明け方夕方型」(詳しくは yorimo 内ドリブログJune 3, 2006参照。)の僕にとっては、とても貴重な「空」の写真になった。

 「停電」のせいか、なんとなく不思議なグルーヴ感が流れる一日になった。

 先日の「雷停電」の時もそうだったけど、「停電」という事件が僕にしか分からない「不思議グルーヴ」のスイッチを入れたに違いない。

★ ★ ★

 説明するのがカナリ難しいのだが・・・。

 「不思議グルーヴ」のスイッチが入った状態とは、ひょんな切っ掛けで、現実の(と思われる、)僕の一日と平行して、どこか別の世界でもう一人の僕がまったく違ったその一日を過ごしている様な感覚を持つ時のことである。感覚とあえて表現してみたが、実は確
信と言って良いくらいだ。

 二つの時空で別々に存在する僕は、次の日にどちらか一方の世界に戻ることもあれば、一週間ぐらい「不思議グルーヴ」のスイッチが入りっぱなしのケースもある。そんな時は、どっちの自分が現実の自分か、目覚める度に混乱する。

 もう一つの時空で暮らす僕は、名前も性格も、一人称として認識している自分も、お袋も、全く同じ。ただ、住んでいる所も違えば、職業も違う。驚くことに、その世界では僕の親父は健在である。

さらに、ここでは口が裂けても言えない驚愕の過去をもっている。

 こうしてブログを書いてる今も「不思議グルーヴ」のスイッチは切れていない。

 これから眠りについた後、どちらの世界が本線になるかは目覚めるまで分からない。

★ ★ ★

 「ドリカムの男の人」をやっているこっちの世界の「僕」のうちに、その証拠写真をUP。

 THE LOVE ROCKSツアー WOWOWでの大放映に向けて、

ドリブログでおなじみ、

「 三 匹 の 侍 」

あんたが大将!!!

「 よ し だ み 」

D15に引き続き、ライヴ映像の天才魔術師

「山本 しんさん 監督」

6時間に渡る「大ミーティング」!で、親指はグッ!

その後、三匹の侍は、さらに6時間作業が続いたのは言うまでもない。

「かたじけない!!」

親指はグッ!!

 スターチャイルド・スタジオではお盆休みを返上して、今日も、WOWOW用音源制作が続いている。

 まずは、チーフエンジニアの「五頭 パチスロ之助 好き佐エ門」に、愛機T-9ちゃん片手に、進行状況を聞いてみる。

 「五頭ちゃん、どんな感じー?」

 「なぬー、それドリブログー。オレ写真撮られるの嫌なんだよなー。顔、写さないでよねー。」

とブツブツ言いながらも、めくり上げていたTシャツを直して、

 「でも、ミックスはバッチグーですよ!」

と自信満々、で、親指はグッ!

 さすが「好き佐エ門」、分かってらっしゃる。

★ ★ ★

 次は、隣のスタジオに入ってみよう。

 ここでは、「好き佐エ門」がやるミックスの下準備を、ドリカムチームが誇るイケメン・エンジニア、「丘群 ガンダム之定 お宅左膳」が担当している。じつはこの「下準備」がとても大切。料理もそうであるように、仕込みが悪いとシェフも実力を発揮できない。

 彼にも進行状況を聞いてみる。

 「スケジュールもキツキツになってきたけど、どんな感じ?」

 「何を言ってんすか、マサさん。オレがいる限りこのプロジェクトの予定が押すなんてありえませんから。」

 っと言うなりニコッと笑って、親指はグッ!

 さすが、「お宅左膳」。ガンダムスマイルもばっちり決まった。

(二人のプロフィールは、 yorimo
ドリブログJune 21 , 2006に詳しく載っているので積極的に参照の事。)

★ ★ ★

 高速道路、昨日まで下りが大渋滞なのに今日から上りが大渋滞。大部分の人たちがこの両方に巻き込まれてしまうんだろうな。「時期をずらせばいいのに。」なんて言う人もいるけど、そうはいかないのが現実。

「帰省、行楽に出かけるドリブロガーが、それぞれの休日を存分に楽しめます様に。」と願いつつ、僕らの作業は続く。

★業務連絡★

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ただし、「お盆休み」は返上しない事。

自分の事は棚に上げるのがドリカムチームの必殺技。

あしからず。

コイツ

 ライヴや半生
が無いときは、いつもスタジオで仕事。これ、「ドリカムの男の人」の常識。それは、東京でもニューヨークでも変わらない法則。音楽の神様と約束をしたからには、何の不満もありません。これ、ウソ無しの本心。

 でも、東京では、いつも何かが足りない、何かとっても大切なものが欠けている気がしていた。

 認めるのがちょっと恥ずかしかったけれど、初めて、コクっちゃいます。

 それは、「コイツ」です。

 「コイツ」はニューヨークに住んでいるとだけ、教えよう。あえて誰のヨーキーかなんて言わないでおこう。名前だって言わない。「個犬情報の保護」も大切にしないとね。このブログが原因になって彼の身に何か起こったら大変だもん、ね。

★ ★ ★

 僕は、猫を飼っていたせいか犬がとても苦手だった。猫はほっておいても全然ヘッチャラなのに、犬ときたら24時間、「カマッテ、カマッテ!」と常に愛情を要求する。犬の事を良く知っている人は、「適当に相手すればいいのよ。」なんて言うけれど、僕にはそんなこと不可能だ。「愛情には、2割増しの愛情で答える」のがポリシーの僕は、「コイツ」に見つめられただけで「何かしてやらないと。」と思ってしまう。「コイツ」が赤ちゃんだった頃なんて「育子犬ノイローゼ」になりそうなくらいだった。

 「コイツ」の飼い主は、「コイツ」が赤ちゃんの頃から、必ずスタジオに連れて来た。ニューヨークのあらゆる有名スタジオはもちろんのこと、カリブのスタジオまで連れて来た事も何度もある。

 始めの頃、「コイツ」「カマッテ、カマッテ!」にいちいち答えていた僕は、全然仕事が手につかなかった。レコーディングそっちのけで「コイツ」にリアクションしてしまっていた。

 ところが、それ以降はどうかと言うと、「コイツ」は実に良く僕を助けてくれている。

 「ドリカムの女の人」と険悪になっても(しょっちゅうだが、)「コイツ」が必ず二人の関係を修復してくれる。

 僕がてんぱっちゃってどうしようもなくなった時も、「コイツ」が近づいて来て隣でごろんとなって寝息を立てるだけでたちまち
癒されてしまう。

 そして何よりも、スタジオの雰囲気をいつも和ましてくれる。「コイツ」がスタジオにいるだけで、皆がいつも微笑んでいられる。

 「コイツ」のいない、スタジオなんて。

★ ★ ★

 なんて言っていたら、「コイツ」のいないスターチャイルド・スタジオで大事件。雷でミキシングデスクが壊れてしまった。夜になって無事復旧。ほっと胸を撫で下ろす。

 その隙を縫って、事務所の誰にも内緒でNAOMI YOSHIMURA
のインストアー・ライヴを、「完璧印のお忍び」スタイルで見に行く。

「やっぱりNAOMIのライヴは、最高です!!!」

っと、大満足にひたっていると、ドリカム・チーフマネージャーのA嬢に見事に見つかってしまう。恐るべし、A嬢。

 「なーにやってんですかー、もー本当にー。困りますよー。終わったら、さっさと帰って下さい!お隠れになってるつもりでしょうが、バレバレですわよ!ほらっ、見つからないうちに!ほほほほほほ!」

 A嬢に、竹箒(たけぼうき)で掃かれるようにして会場を後にする。

★ ★ ★

 最後に「コイツ」のお宝写真をUP!!!

 新しいジャージを買ってもらったのに、ちょー迷惑顔の「コイツ」

みちのく一人旅 

 半生試聴隊
中村隊長、今回の目的地イオンタウン郡山に向かう途中、JR郡山駅を正面に見つつ右折しようとした時、すんごいものを見つけてしまった。

 中村隊長、喜び勇んで店内にアポ無しで駆け込み、叫んだ。

「ど、どなたがあのボードを

作って下さったのデチュカ?」

興奮していたので、赤ちゃん言葉になっているのにも気付かないぐらいだった。

「私達のバイトさんが作りましたー!」

 中村隊長、やや放心状態にもかかわらず、写真をゲット。

「郡山は、素晴らしい!」

★ ★ ★

 「ドリカムの男の人」だけだというのに、大歓迎してくれたのがふくしまFMの皆さん。しかも最新機材満載のスタジオに「機材オタク」の中村隊長、また興奮。

「すんばらしいスタジオ デチュネ!」

 「夏休み!プレミアム特番!!」まで用意していただき、「生」で出演。
 DJの三吉さんのスウィートなリードで、二人のトークは華麗にダンシング。15分間がまるで1分12秒のように感じた。

「郡山は、やっぱり素晴らしい!!」

★ ★ ★

 恒例となった「後ろ髪引かれつつ状態」ふくしまFMを後にして、いよいよ「半生試聴会場」に到着。

 メチャクチャ暑い日差しの中、隊長に向けられた皆さんの眼差しはさらに熱く、中村隊長、沸点超えで大興奮。

「あっつい デ チュ ネー !」 

(個人情報保護のため関係者以外は修正してあります。)

 一日中、この日差しの中で活動を続けてくれたウッチ副隊長はすでにフラフラ。半生
の制服もこの暑さは想定外だったのでまさにサウナスーツ状態。

 っというわけで、命がけになってきた半生試聴隊
、今回も無事、作戦終了。

 お客さんも福島県内外を問わず、遠路はるばる駆けつけてくださった。

「郡山は、だから素晴らしい!!!」

★ ★ ★

 お盆休みでごった返す東京駅到着後、お盆休みでごった返す首都高を通って、スターチャイルド・スタジオに直行し、WOWOW音源制作部隊に合流。

「いい音、あがってますよ!」

★業務連絡★

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