最初から飛ばしまくりでREC開始。初日としては上出来。

 僕、ベース上手くなってるかも。吉田さんに褒められてちょっといい気分。

 しかも、我が「ちっちゃい会社」の取締役M嬢(そう、半生試聴会の時A嬢と間違えられて困っていたあの人)が、ドリブログ連続更新333日記念のお祝いにシャ〜ンペ〜ンをプレゼントしてくれたのだ。

 「モエ・エ・シャンドンが2本で、萌え萌え〜!」なんてくだらない事を言ってるのはもちろん萌え担当のエンジニア「丘群 ガンダム之定 お宅左膳」。

 M嬢はすんごい人なんだよ。10年ちょい前に、岡山のイベンターから前のマネージメントにデスクとして転職。ドリカムのアシスタント・マネージャー、チーフ・マネージャーを経て取締役にまでなったんだから。忍耐と努力のひと。こんな極悪な性格の僕を、よくぞまあ、支え続けてくれてます。いつも憎たらしいことばっかり言ってるけど、たまには素直に心から、あっざーっす。

 それにしてもさすが取締役ですよ。口先女(思ってもいないのに毎回の記念日に口先だけでおめでとうを言う女性のこと。)のA嬢とは大違いだよな。しかもM嬢が僕にシャンペンを渡そうとした時、A嬢なんて言ったと思う?

 「まっ、そのシャンペン、取締役と”私”からということで。ほほほほほ。」

 う〜ん、ここまで来るとさすがA嬢と関心してしまう自分はかなりヤバイ。

 そんなやり取りを横で見ていた吉田さんがすかさず会話に割り込んでこう言った。

 「でっ、そのシャンペンはまささんと”私”が頂いたということで。うひょひょひょひょ」

 「なんでだよー!ドリブログは僕がやってるんでしょー。」と食って掛かると、すんごい言葉が返って来た。

 「だって、ドリブログをやらせてあげてるのはこの”私”でしょ。」

 う〜ん、そこまで言われると確かにそうだなと思ってしまう自分もかなりヤバイ。

 ってなわけで、今日もスターチャイルド・スタジオは幸せなヴァイブが満ちあふれているのでありました。

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ここまで書いたところで、強烈な朝日が差し込んで来た。完全徹夜達成!

本日をもって「ドリブログ書籍化”審査”委員会」は解散いたします。

 昨年6月に yorimo で生まれたドリブログ、0429はなんと連続更新333日記念日。何事にもケジメが大切という事で切りのいい今日の発表となりました。

 いままで書籍化を巡って真っ向対立して来た「元祖ドリブログ」のジェダイマスター、ヨーダ・依田(通称ヨヨヨ)と、「本家ドリブログ」のマーサ・スカイウォーカー(ダークサイドに引き込まれた時は別名ダース・マサー)が衛星エンドアにあるお寿司屋さんで仲直り。その時の公式写真をUP。

 僕の晴れやかな顔に対してヨヨヨが真剣な表情を崩さないので「もっとウニが食べたかったのかなぁ?」と心配していると、ヨヨヨの口から驚きのニュースが飛び出した。


 「まささん、どうか冷静に聞いてください。法輪さん、名倉さんととことん話し合った結果、本日をもって『ドリブログ書籍化”実行”委員会』が設立いたしました!」

 

「 え ぇ ぇ ぇ 〜 ! マ ジ し ゃ 〜 ん ! 」

 余りにも動転してビックラこいた僕は「す、す、すみませーん。がり握ってください!」と訳の分からない注文をしながら熱い上がりを一気飲みしてしまった。

 以下、依田さんの説明。

 自分が書籍化に反対していたのは、僕がノリ一発で安易な本を出してしまって「俺もドリカムだっ!キャンペーン」を台無しにしたくないという想いがあったこと。まさに、千尋の谷に我が子を突き落とす親ライオンの気持ちだったということ。名倉さんの言う通りただのブログ本にはしたくなかったということ。「日記風エッセー」と呼ぶに相応しいクオリティーがあるかを、応援してくれるドリブロガーのためにも、縦書きの日本語にしてちゃんと検証しなければならないと思ったこと。一般書店においても他の本に引けを取らない商品にしなければと思ったこと。そして 2007年ワンダーランドの年、正夢BOXにある[0278]の夢を叶える力になりたいという想い。

 「依田さん、ありがとう!そこまでドリブログのことを考えていてくださったとは。まさと、感激!」

 そんなわけで、すんごいことになって来ました。しかも中学生の時から庄司薫さんの小説にのめり込んでいた僕の憧れの出版社「中央公論新社」さんから「この夏」刊行されることまで決まったそうです。

 「この夏」というところが「中央公論新社」さんと依田さんの、「赤字は出せないぞ!」という意気込みがひしひしと伝わってきて胸がドキドキしてきました。

 ドリブロガー全員とは決して言わないので、「いいじゃん。」とちょっとでも思った人は、応援たのんます。シクヨロ。

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GW中、お忙しい所アクセスありがとう。あとはとりあえずドリブログのことは忘れて思いっきり楽しんでね。僕は仕事してるから。はい。

世間的には、GW、はじまりのランランラン。

 いいなぁ。みんな、ワクワク、ドキドキ、ランランランな感じなんだろうな。あちらこちらで、
「ねえ、今年のGWどうする?」
なんて声を弾ませてる人たちを見ると、こっちまで嬉しくなって来ちゃって気分だけは、GW。

 そうだ!そんなみなさんの完璧印のGWを願って、幸運を呼ぶ「銀の親指はグッ!」をプレゼント。

 「ロックトウサン」シングルのミュージックビデオ撮影の待ち時間にゲット。なんせステージとも繋がっていたもんで立ち位置から離れられなかったんです。

 携帯の待ち受けにするなどしてお守り代わりに(個人で利用する限り)ご自由にお使い下さい。(ただし、中村正人の親指の権利を保護するために、この画像を無断で使用したり、転売、オークションに利用することは固く禁止されています。)

 昨日(いや、今日?)、スターチャイルド・スタジオで仕事が終わったのが朝の5時近く。MY機長にもつかの間のGWを味わってほしいと自らの操縦で帰宅。

 途中高速道路で車が多いのにビックリ。ETCが普及してから高速料金深夜割引を利用するトラックさん(これ実際運転手さんには有利だよね。でも労働時間的には大変なのかもね。)が増えたのプラス、GW初日ということで早朝に出掛ける人も多かったに違いない。

 さて一方ドリカムは、GW2日目から、準備が間に合っても合わなくても、レコーディングに突入。だから、うれしはずかし朝帰りの日々。せっかく朝型にしてジョギング効果をUPしようとしたのだけれど、やっぱりダメでした。

 吉田さんも今回”は”(いや、”も”?)きゃなり頑張っています。スタジオに何回も電話を入れてくれて様々なアイデアを伝授。それはありがたいのだがその表現方法があまりにもアーティスティックでなかなか理解出来ない。二人のやりとりが万が一世間に知れたらドリカムの面目丸つぶれ。電話なのに身振り手振り。電話越しに歌うわ踊るわ。これほどコンピューターによるコミュニケーションが日常的になったというのに、ドリカムに於いてはメールもMP3ファイルも無縁。曲作りに至っては二人とも未だにカセットテープレコーダーを使ってキュルキュルやっている。これをオールド・スクールと言って開き直ってみたりするのだが。

 ってなわけで、みなさん、楽しいGWを。僕らも負けずに楽しいREC目指します。

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”明日だけは”、ドリブログのチェックお忘れなく。

携帯から更新

重要な仕事の一つ財務関係のミーティン

グ終了後スタジオに移動中ブログってま

す。

自分たちの作品を大切に思えば思う

ほど、プロの音楽家として仕事を続けて

行きたいと願えば願うほど、お金の話は

避けて通れない。数字は正直だ。現実を

知るには数字が表すものをしっかりと読

み取らなければならない。夢を一生追い

かけるためには現実をしっかりと見極め

様々な問題を解決していかなければなら

ない。別な言い方をすると、現実によっ

て夢を諦める必要は全くないし、夢があ

ればどんなに現実が厳しくとも乗り越え

てゆける。現実では厳しい夢のドリブロ

グ書籍化。依田氏とついに結論に至る。

333日目記念(0429)で発表。GW中だ

けど携帯からでもいいので要チェック。

「で、マサちゃんはどんなの着たいの?」

 ドリカムワンダーランド2007。まだまだリクエスト募集中だけど、何となーくベスト30に入っている楽曲は安定して来た。

 そこで、吉田さんスペシャルの塩加減選曲も含めて、曲順を仮に組んでみた。何故この時期にと思うかもしれないが、規模が規模なもんで、様々な発注(何百項目もある。)を始めないと本番に間に合わなくなってしまう。

 「組んでみた。」なんて軽い調子で言ったけど現実は正反対。まずは選曲と曲順の「叩かれ台」(普通は「叩き台」だけど、チーム・ドリカムの場合、吉田さんが全くもって正しい意見で「叩き台」を”叩き落す”ので、いつからかこう呼ばれる様になった。)DWL2007実行委員会で数日間に渡って喧々諤々の激論が交わされた。とくにA嬢が個人的な感情で選んだリクエスト曲を強く押し続けるので、それがさらに作業を困難にした。

 ドリカムが加わってからは、吉田さんの素晴らしいリーダーシップのもと、美しい選曲と曲順の「仮組」が完成。もちろん今後のリクエストによっては大逆転の可能性も充分にある。(A嬢はそこでもまだ粘る決意らしい。)吉田さんの塩加減調整だってまだあるはずだ。

 発注項目の中での重要度が特に高いのが、衣装。

 ドリカムワンダーランドと言えばケイタ・マルヤマさんの衣装無しでは語れない。(DCTgardenIKEDAに一度でも行って歴代のDWL 衣装の真空パックを見た事のある人は特にそう思うよね。)で、衣装ミーティング BY ミワ&ケイタ。

 そんなに大切な衣装なのに、いっつも御願いするタイミングがギリギリを超えてしまうので、ケイタ・マルヤマのアトリエはワンダーランド初日まで徹夜地獄と化していたのだ。(そういえば紅白の時も同じらしい。)

 吉田さんがコンセプトを伝え、ケイタさんも同意。様々な演出による機構も衣装に影響するのでワンダーランドの衣装デザインは大変複雑な作業だ。

 
「で、マサちゃんはどんなの着たいの?」
とケイタさんが吉田さんのついでに尋ねてくれたので
「レッチリみたいにアソコに白いソックス一丁で良いです。」
とウケを狙って答えたら「っていうことは、マサちゃんは今回手間がかからないってことね。」と真顔で言われたので慌ててしまった。
「でも、正直、人生で一回はやってみたい。」
僕のロック魂がそう叫ぶ。まあ、お客さんには大迷惑なので今回は止めておきます。

 「だからケイタさん、僕もステッキーな衣装、お願いしまーす!」

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0426はDCTgarden “THE LIVE!!!”vol.8の日。コンピレーション・アルバム『DCT Records”PIZZA”』発売直前の貴重なライヴ。是非見に来てください。それじゃ、のちほー!

実際訪れてはじめて気づく「すんごいこと」もある。

 特別に許可を頂いて、ドリカムワンダーランド東京公演が行われる国立競技場で諸々の下見。

 天気は曇りで気温も少し寒いくらいだったけど、フィールドのあまりの気持ち良さに無性に走り回りたくなる。「走り回りたくなる。」のはまあ自然な流れだけど、あぐらをかいたまま実際ゴロゴロ転げ回る人は初めてだ。こうやって回っているとまた元の所に帰って来るらしい。

 さすが吉田さん、やっぱり徒者じゃない。あっ、もちろん芝に入る許可も頂いてます。ただしドリカムのみ。

 国立競技場の芝でだるまゴロゴロしたり、東京ドームのピッチャーズマウンドを駆け抜けたり(その場にいらしたグランド・キーパーの方のお話によると、そんなとんでもなく大胆な行動に出たのは吉田さんと長嶋名誉監督だけだそうだ。)テンションが上がると吉田さんの行動は予測不可能になる。

 国立競技場がいかにすんごい場所だという事は説明には及ばないだろうけど、実際訪れてはじめて気づく「すんごいこと」もある。それは空の大きさ。

 特に東京は電信柱や高速道路、密集する建物に邪魔されて視界全てが空になるなんて高いビルの屋上に出る以外あり得ない。都心でこれほど広い空を地面から見ることが出来るのはここだけだろう。

 スタンドの一番上に登れば360°の大パノラマ。ホットスタッフの横山さん情報によると、日が落ちると新宿方面は息を呑むぐらい美しい夜景が見れるらしい。人呼んで「100万ドリの夜景」。

 そんなステッキーな夜景をバックにドリカムワンダーランドが見れるなんてお客さんがうらやますぃー。僕もそれまでに彼女を見つけてワンダーランドでデートがしたい。
「いちベーシストとしてワンダーランドをエンジョイしたい。」
というのは正夢BOXに入れたけど、
「いちカップルのお客さんとしてワンダーランドをエンジョイしたい。」
っていうのも投函しよーっと。で、「何度でもLOVE LOVE LOVE」で大泣きして、「うれしい!たのしい!大好き!」(これ、やってくれますよねぇ。)で彼女にキスしちゃおーと。えっ?キモイ?僕、全然、まったく、へーきー。

 テンションが上がると僕の発言も予測不可能でありました。

 下見終了後、1時間も経たないうちに雨が降りだす。A嬢曰く「天気の神様も味方してますよ、ほほほほほ。」

 僕は「音楽の神様」を無理矢理引き連れてスタジオへ直行。「朝までテレビ」ならぬ「朝までスタジオ」。

仮歌を入れていても睡眠不足に勝てない時もある。

 マイクを持ったまま寝返りを打ったのだろう。ケーブルが絡まっている。首に巻き付かなくてよかった。みなさんも仮眠する時は、念のため、マイクとケーブルを体から離しておく様に。

★ ★ ★

 オオカミ少年(ご存知の通り『オオカミがきた!』と何度もウソをついていたら村の人が信用しなくなって最後にはオオカミに襲われてしまうという童話と呼ぶにはあまりにも恐ろしい話。)の気持ちがわかる。

 でも今回は本当にヤバイ。マジでヤバイ。僕が出来ることがもう無くなってしまったのでヤバイ。ドバイに逃げてもヤバイ。がばいマーちゃんでもヤバイ。

 いっつもプリプロやレコーディングがヤバイ状態なのは周知の事実だが、普通なら隠しておくべき内情をあえてブログる動機にドリブロガーにかまってもらいたい下心があったのは確かだ。

 おかげで昨年の6月以前の作業に比べると、スタジオに缶詰になっていても孤独感は少なくなった。誰かに気にしてもらえるのってこんなに励みになるんだと実感した。人間ってやっぱり孤独が一番苦手なんだよ。

 「ロックトウサン」シングルの「きみにしか聞こえない」で吉田さんがいみじくも歌っているけど、想いを発すればきっと誰かに届くだろうし誰かが応えるだろう。たとえ気が遠くなる位時間が掛かったとしても、想いを伝える事を諦めちゃいけないんだ。

★ ★ ★

 数時間後・・・。

 スタジオで一人、意外とあっさりと想いを発する事を諦めた僕は、最後の手段としておまじないの準備を始めていた。ほら、例のやつですよ。(「苦しい時の神頼み」で検索)

 そこへ吉田さん颯爽と登場。

 「まささん、まだ細かい所は詰めて行かなきゃならないんだけど、曲、降りて来たわ。」

 神様、仏様、吉田美和様。あっざーっす!降り立てホカホカの新曲を吉田さんの仮歌でコンピューターに取り込む。ごめんね。僕の役得。世界で一番最初に新曲聞いちゃった。しかもハーモニー付き。

 まさに中村俊輔、後半ロスタイム、24メートルのFK!もう今度は良い意味でヤバイ。がばいマーちゃんも脱帽なぐらいヤバイ。

 だからみんな、僕を信じるんだ。想いを発すればきっと誰かに届くだろうし誰かが応えるだろう。

 「さあ、張り切って、徹夜するぞー。」

 こんな嬉しいこともある。僕にとっては「大逆転の月曜日」になった。

「発奮の日曜日」

 今回の日曜日は統一地方選挙の日。

 スタジオに行く前に投票へ。投票用紙を受け取る時いつも緊張感に包まれる。民主主義国家に生活する自分の義務を果たし権利を行使する第一歩。音楽が楽しめる世の中であるように。環境と平和のための政治であるように。その想いは自分の住む町から発信出来るはず。

 投票後、風が強い街を通り抜けスターチャイルド・スタジオに到着。

 スタジオの中庭にあるチューリップの花が吹き飛ばされていた。散った花びらが芝生の上にまんべんなく広がりきれいな花模様になっている。これは絶好のシャッターチャンスとばかりT-9ちゃんをと思ったが、珍しいこともある、家に置いて来てしまった。こんなときこそA嬢に無理矢理持たされたドリブログ用携帯があるじゃないかと、珍しいこともある、ちょ
っと彼女に感謝しながら鞄の中を探したが見つからない。これも家に置いて来たらしい。結局写真を撮れずじまい。

 そうか、「日曜日っていうのは一般的にはお休みでしたっけ?」って先週ブログったばかりじゃないか。きっと今日のノリは日曜日モードなんだろう。

 ってなわけで、スタジオでも日曜日モードを採用。作業途中ここしばらく買いだめていたCD(僕の場合、プリプロ中はよっぽどの事が無い限り他のアーティストのCDを聞かないようにしている。メロディーやフレーズの一部が知らず知らずのうちに頭に残り自分のアイデアの様に出て来たりしたら大変だからだ。)を聞いたりしてリラックス。

 その中でもっとも僕の心を揺さぶってくれたのが、細野晴臣さん(僕の心のベースの師匠。学生時代どれだけコピーしたか分からない。)の1975年の名盤「トロピカルダンディー」。

 もちろん31年前学生の時アナログレコードで購入済み。CDでも持っておきたかったので遅まきながら他のティンパンアレーものと一緒にゲットしておいた。

 細野さんの音楽を聞くといつも思う。当時細野さんたちが作っていた音楽が、技術的にも創造的にも、日本のロック、ポップスの頂点なのじゃないかと。そして、その音楽を聞いてミュージシャンを目指した僕は、今、細野さんに認めてもらえるような音楽をやっているのだろうかと。

 「あー、なんだか、やる気がでてきたぞー。」

 珍しいこともある。僕にとっては「発奮の日曜日」になった。

書籍化をシミュレーション

 沖縄で怪しげな活動中と噂されていた「ドリブログ書籍化”審査”委員会」のメンバー、名倉さんから突然呼び出しをくらい、ヨヨヨや法輪さん共々緊急会議が開かれた。

 なんと書籍化をシミュレーションしてみたというのだ。しかも試しに最初の2ヶ月分を縦書きに構成して来たというから他3名ユニゾンでビックラこいた。

 ヨヨヨなんて元祖ドリブログで書籍化反対の姿勢を強調してるせいか、原稿も見ようとせずに「ダメッ!ダメッ!」をオーバーなアクションで表現するもんだからついつい「欧米か!」と突っ込みを入れたくなったが、「タカアンドトシ」さんのネタを無断で使う訳にも行かず、我慢してたら顔が懐かしの「クシャおじさん」みたいになってしまった。

 もっと驚いたのは次の瞬間。ヨヨヨが手からブログフォースを出して僕を暗黒面に引きずり込もうとしたのだ。

 名倉さんの意見はこうだ。

 編集者としては、ドリブログを単にプリントアウトしたような書籍にするのは意味が無いと思う。理由は、書籍という形体が同じ内容を伝える上でインターネットの環境に勝てるわけが無いからだ。つまり、文章としては多少難ありでもブログ・スタイルだからこそ気軽に読んでもらえるし「>>続きを読む」という演出も生きる。リンクで飛べるから内容も広がるし、何よりもリアルタイムであることがドリブログの大きな価値観である。

 「う〜ん、ごもっとも。」僕は大きく頷いた。

 「ただ・・・。」と法輪さんが続けた。

 せっかく名倉さんがドリブログを縦書きに構成してみた原稿もある事だしそれぞれ持ち帰って「日記風エッセー」として読んでみるのはどうだろう。それでも尚かつ文章として面白さがあるなら一歩進める、面白くないのならきっぱり断念する、というのは。

 「う〜ん、ごもっとも。」僕はもっと大きく頷いた。

 ってなわけで、ヨヨヨの鞄に無理矢理原稿を押し込んで今回はお開き。次回(0426ぐらいを予定。)までに答えを各自用意することになった。

 3人が帰った後、スタジオの机にどっさりのっかっている原稿を見てとんでもない事に気がついた。

 「あの〜、レコーディングのスケジュールさえ押してるのに、これ全部読むんですかっー!」

 その時また例の新聞広告「自分をあきらめない。」が目に入った。

 「もうダメ〜!あきらめさせてくらさ〜い。ロッキーさ〜ん!
だって僕はグ ”ロッキー”。」

なんつって。

なんだかんだ言って、僕はコスチューム系が好きだ。

 ドリカムの「ロックトウサン(0613)」シングル、「きみにしか聞こえない」のミュージック・ビデオ撮影が行われた。

 映画「きみにしか聞こえない」の松橋プロデューサーが自ら総指揮。つまり映画との完全リンク作品となる。

 
「人は誰でも、出会う力をもっている。そして繋がっていく。」
という楽曲の想いを映像化するのは至難の業だ。そんなコンセプトを具現するためのコスチュームを見事にスタイリングしたのは「ひびのこづえ」さん。

 DWL1995のツアーパンフや旧DDIのキャンペーンの時などでコラボしているから軽く10年を超えるおつきあいになる。

 僕の衣装だけでもかなり手間がかかっている。

 左右の長さが違う袴のようなパンツにロング・コート。その上にネットでできたトップスを重ね着してさらにジッパーと帯でできたベストを着るのだ。それぞれのパーツからは色んな素材でできた沢山の紐や帯が延びていて吉田さんの衣装と繋がったりスタジオいっぱいに広がった布と繋がる。僕らが動くことによって衣装自体に様々な表情が生まれるように工夫されている。

 スタイリスト「ひびのこづえ」の仕事はそれだけではない。

 僕らの足下に広がる布も彼女のスタイリング。なんと240mもの長さの布がパラシュート状に縫ってある。小さな一戸建てがすっぽり入るぐらいの大きさだ。スタジオにひろげてみたらやや足りず手縫いで足したというのだ。そのプロ根性に脱帽である。シワの寄せ方だってこだわりがある。僕のヘアメーク担当のたけちゃんがシワを踏んづける度に「ひびのこづえ」とアシスタントさん達は”何度でも”シワを直すのであった。

 そんな炎の職人「ひびのこづえ」が、撮影の終了間際、240mの布の隅に座り込んでいるのを僕は見逃さなかった。

 「ひびのこづえ」さん!ほんとにお疲れさまでした。

 で、あまりにも素敵だったので「ひびのこづえ」にスタイリングしてもらった僕のハニー「キャサリン」の写真もUP。

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