DREAMS COME TRUE 『DOSCO prime』

LINER NOTES

 ようやく聴けた――。
 そこにはいろいろな意味が含まれるのだが、まずは、ダンスミュージックに特化させたベストセレクション盤に着手しているという情報をキャッチしていたので、いったいどんなものになるのか気になって仕方がなかった。だから、ようやく聴けた。
 そして以前から、DREAMS COME TRUEの名曲たちをガッツリREMIXしたら相当面白いものになるんじゃないか、と勝手に思っていた。そういう意味で、昨年30周年の一環で行われた『ドリカムディスコ』、通称DOSCOというイベントは画期的だった。だから単純に、ドリカムの名曲がダンスミュージックに生まれ変わったものが、ようやく聴けた、ではあるのだが、果たして今回の12曲はREMIXという範疇に収まらない、こちらの想像を遥かに超えたものだった。
 REMIXの定義うんぬんは置いておくとして、この作品の重要なポイントは、DREAMS COME TRUE自らが自らの楽曲をDNAレベルまで分解し、再構築していったということに尽きる。外部のアーティストやトラックメイカーに委ねるのではなく、自らが生み出した楽曲(しかもどれもが超ヒット曲)を違う形で再生させるというのは、精神的にかかるプレッシャーも含めて相当難易度の高いものだということは容易に想像できる。例えば、一人称で書いた小説を三人称にリライトするような、右投げのピッチャーが左投げにスイッチするような、そういうあり得なさ、とでも言おうか。だからREMIXというよりも、変換や改造を意味するCONVERSIONと呼ぶ方がよっぽどしっくりくる。
 では、なぜそうまでしてこの作品を生み出す必要があったのか。それは、DREAMS COME TRUEをより一般化させるためなのではないかと僕は思う。新たな次元、とか、さらなる発展という曖昧で大袈裟なことではなくて、ドリカムの名曲を名曲として永遠にパッケージするために必要なもうひとつのドリカム。それが〈DOSCO prime Version〉だ。各曲において、ドリカムの二人がどこに注力していたのか、どんな思いでクリエイトしたのか、何を伝えたかったのか――そういう原点が今回のヴァージョンでは抽出されて鳴っている。つまりそこが最大の聴きどころだ。もちろん音楽的なフックは山ほどあるので、様々な楽しみ方ができるのは言うまでもない。
 DREAMS COME TRUEの真髄が、ようやく聴けた。

谷岡正浩

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収録曲
解説:谷岡正浩

  1. 1.うれしい!たのしい!大好き! - DOSCO prime Version -
    作詩:吉田美和 作曲:吉田美和 編曲:中村正人

    原曲との対比において、コンヴァージョン的手法を認識するのにこの曲がもっともわかりやすい例かもしれない。もともとあったイントロのきらびやかなフレーズの裏を行くような出だしのベースラインの一部を発展させて用い、リズムは4つ打ちに、そしてバッキングで鳴るフルートのフレーズはシンセのエレクトリカルな音色に置き換えられている。しかしもっとも大胆に手を加えたのはヴォーカルだ。全編にわたって施されたヴォーカル・エディットは生歌との絶妙な境界線上で響く。まさに“こっち”と“あっち”のマッシュアップ的楽曲と言える。

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  2. 2.決戦は金曜日 - DOSCO prime Version -
    作詩:吉田美和 作曲:中村正人 編曲:中村正人

    2021年度 東京シティ競馬イメージソング

    この曲を象徴するイントロ冒頭のフレーズは、原曲では実は頭の部分に一回しか使われていない。ところが、新ヴァージョンではイントロから4回繰り返され、しかもサビでもサンプリングされて用いられるというクドさ。いや、クドいというのはディスっているわけではない。クドさ(ループ)こそがダンスミュージックの流儀なのだ。アフロハウス風のトラックが、否が応でも気分を上げるこの曲、DJのつなぎの手捌きが見えるようなライヴ感満載の間奏から、後半の畳み掛けが“近づいてく 近づいてく”感がものすごい。

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  3. 3.大阪LOVER - DOSCO prime Version -
    作詩:吉田美和 作曲:吉田美和 編曲:中村正人

    もともと四つ打ちのハイパーなトラックが印象的だったこの曲。新しいヴァージョンでは、切なさが漂うエレクトリックピアノのイントロにキックの四つ打ちとハイハットがソフトランディングする。こう言ったら大阪の人に怒られるかもしれないが、大阪的コテコテ感を抜いて、歌詩に出てくる彼女(東京在住)の目線と心情によりクローズアップした新たなラヴソングといった印象。言うなれば『大阪LOVER 東京 MIX』といったところか。ヴォーカルのエフェクトは深めで、その無機質な感じもどこか東京感に通じるものがある。

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  4. 4.何度でも - DOSCO prime Version -
    作詩:吉田美和 作曲:中村正人・吉田美和 編曲:中村正人

    ストイックなベースラインにサビから合流するのは、ファンファーレのような80年代的シンセの音色。完全に最新シングル『YES AND NO』の流れにある1曲ということがわかる。過去曲が最新曲を通過して、また新たな命を吹き込まれる――サスティナブルとも言える幸福な音楽的循環が感じられる1曲だ。BPMは当然ながら原曲に比べ速いのだが、ライヴの体感としては、むしろ最新ヴァージョンの方に親近感を覚える。これもまた楽曲の進化の重要指標を表していると言えるだろう。

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  5. 5.やさしいキスをして - DOSCO prime Version -
    作詩:吉田美和 作曲:中村正人 編曲:中村正人

    2010年代初頭にディスクロージャーなどが切り開いた新しい流れをさらに発展させて、ここ数年、UKガラージ/2ステップが何度目かのリバイバルで盛り上がっているが、そんなトレンドを完全に射程にとらえたアレンジ(と僕は解釈しました)。オリジナルの本質を壊さず、ここまで曲の解釈を変更できるのは、単純な話、作った人がやっているから。オリジネーターの強さとしなやかさが曲に息づいている。今回の収録作品の中で、個人的にもっとも感銘を受けたアレンジだ。

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  6. 6.LAT.43°N ~forty-three degrees north latitude~ - DOSCO prime Version -
    作詩:吉田美和 作曲:吉田美和 編曲:中村正人

    もしかしたら、89年当時に彼らの頭の中ですでに鳴っていた音像が、2020年になってようやく形にできたのでは――そのことをもっとも強く感じさせる曲。シンセによるオープニングの印象的なフレーズはそのまま残し、驚かされるのは、オリジナルを解体、再構築したベースラインだ。なんと言っても細かな配合がなされたであろうシンセベースの音色一発で勝負あり。間奏からブリッジ、最後のサビへの怒涛の流れが、強くフィジカルに訴えかける、プログレッシヴ・ハウス要素の強いチューン。

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  7. 7.その先へ - DOSCO prime Version -
    作詩:吉田美和 作曲:中村正人・吉田美和・鎌田樹音 編曲:中村正人

    Kaskadeやデヴィッド・ゲッタにも通じるディープなトラックが体を揺らす。闇の中を高速で疾走するような音像が歌詩の内容とリンクして、曲の持つ世界観をグッと押し広げていく。後半に出てくる〈何も起こらないように願って〉から始まるヴァース部分における、言葉のアタックとトラックのシンクロ具合がこの曲の真骨頂。そして大サビ明けにすっと闇が取り払われるような抜け感がクセになる。言葉と音の密な関係性を改めて感じる1曲だ。

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  8. 8.TRUE, BABY TRUE. - DOSCO prime Version -
    作詩:吉田美和 作曲:中村正人 編曲:中村正人

    この曲が発表された2008年当時、ここで鳴っているビート感や音色は、まだまだポップスシーンの音ではなかった。だから逆に言えば、そのまま2020年のこのアルバムに入っていてもほとんど違和感がない。そんな曲をあえてセレクトしたところにアーティストの意地を感じてしまう。今回施されたアレンジは、ジャストで今鳴っている音だ。BPMを速めに設定したトロピカル・ハウス風のトラックは、曲のどこをとっても部分が全体を表すようにできている。チューンナップされたこの曲が今どう響くか、楽しみだ。

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  9. 9.朝がまた来る - DOSCO prime Version -
    作詩:吉田美和 作曲:中村正人・吉田美和 編曲:中村正人

    2ステップのリズムを軸に、全体的に低音が強調されたミックスになっている。シリアスな雰囲気すら漂うこの曲でもっとも表現したかったのは言葉なのではないかと思う。あえて手数を多く費やしたトラックを当てて、グルーヴするノリのなかでヴォーカルと言葉を際立たせるという手法は、ファンクにも通じるものだ。そこにはもちろん彼らのルーツがあって、聴き応え十分なアレンジになっている。それにしても、“思いよ、逝きなさい”という言葉のインパクトは何よりも強力だ。

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  10. 10.LOVE LOVE LOVE - DOSCO prime Version -
    作詩:吉田美和 作曲:中村正人 編曲:中村正人

    イリアン・パイプス、チェンバロ、フィンガースナップなど、この曲の印象を決定づけているそれらの要素をすべて取り去り、ヒップホップソウル風のトラックにコンヴァージョン。「シンプル」の解釈の違いを示すことで、中心はあくまでヴォーカルという彼らの思想の揺るぎなさを証明する。後半、〈愛を叫ぼう 愛を呼ぼう〉のところでは、シタールやホーン、そしてエフェクティヴに加工されたイントロのあのフレーズがカラフルに鳴り始め、一転してサイケデリックな雰囲気をまとうのが面白い。

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  11. 11.未来予想図Ⅱ - DOSCO prime Version -
    作詩:吉田美和 作曲:吉田美和 編曲:中村正人

    DREAMS COME TRUEがおそらく初めて意識的に、彼ら流の「歌謡曲」に挑戦したのがこの曲ではなかったかと思う。そう考えると新しいヴァージョンもまた、2020年の歌謡曲、つまりR&Bもダンスミュージックもアニソンも高次元でミックスした「ポップス」を意識したアレンジとなっている。その意味で、今回収録されている他の曲に比べて、よりドメスティック色が強いと言える。2つの『未来予想図Ⅱ』のあいだに、日本のポップミュージックの歴史の流れを感じるのは決して大袈裟なことではないだろう。そして“未来予想図”という言葉が音楽それ自体を指し示していたという深読みも、今回ばかりは許されるような気がしている。

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  12. 12.雪のクリスマス - DOSCO prime Version -
    作詩:吉田美和 作曲:吉田美和・中村正人 編曲:中村正人

    すべてのマテリアルを分解し、並列にし、再構築してきたこのアルバムの試みが到達した地点がこの曲だとすれば、これ以上のハッピーエンドはないだろう。つまり、吉田美和と中村正人という2つの要素を思い切って抽出したアレンジこそがこちらのヴァージョンだ。改めて、日本文学にも引けを取らない歌詩には驚かされる。トラックがまるで情景描写のように言葉に寄り添い流れていく様は、音楽自体が映像をも含んだ総合エンタテインメントであることを思い知らされる。

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LINER NOTES

アーティストの枠を超え、常に国内屈指のエンターテイメントを届け続けるDREAMS COME TRUE(以下、ドリカム)。熱心なファンであれば、彼らのステージを支えるパフォーマー、S+AKSの存在はすでにお馴染みだろう。ダンサーという視点から、ドリカムのエンタメ性をさらに押し広げて来た彼ら。「黒ドリ」と称したプロジェクトを立ち上げ、「ドリであそべ!ドリでおどれ!」というコンセプトのもと、様々な挑戦を続けて来た。日本を代表するメジャーアーティストであるドリカムの楽曲をリミックスしたりミックスCDとして発表したり、または全国規模でのダンス・ショーケースやワークショップを主催したりなど、いわばオーバーグラウンドとアンダーグラウンドの文化的架け橋となって活動を続けて来たパフォーマーたちでもあるのだ。

そんな中、S+AKSが新たにプロデュースしたのが「ドリカムディスコ(以下、ドスコ)」というイヴェントだ。これまでの「黒ドリ」のコンセプトを継承しつつ、子供から大人まで幅広い人々の心と身体を躍らせたい、という気持ちからスタートした「ドスコ」。ドリカムの結成30周年イヤーという記念すべき節目のスピンオフ・イヴェントしても機能すると同時に、ドリカムのエンターテインメントを楽しんでもらいたいというコンセプトのもと、全国各地のDJがドリカムやそのルーツであるサウンドをミックスしながら作り上げるというクラブ・イヴェントの形で行われた。

そして、2020年になっても「ドスコ」は止まらない。5月と8月に、「ドリカムディスコ・アットホーム」と題して、オンラインの配信イヴェントとして開催されたのだ。5月に行われた第1回目イヴェントにおいてはなんと約10,000人の視聴者を集め、新たなパフォーマンスの場として大きな成果を残した。また、2020年秋からはDREAMS COME TRUE初のオンラインイヴェント「WINTER FANTASIA 2020 ‒ DOSCO prime ニコ生 PARTY !!! ‒」で新パフォーマンスを披露することもすでに決定している。

そんな中、急遽リリースが決定したのが本プロジェクトだ。これまでにDJ SAKUMAやDJ WATARAI、そしてDJ HAZIMEといった日本のヒップホップ・シーンを代表するDJらが参加し、生まれ変わったドリカムの楽曲をノンストップMIXという形でパッケージした『DREAM CATCHER』シリーズの最新作かつ集大成とも言うべき1枚でもある。ご存知の通り、2020年は新型コロナ・ウイルスが世界中で蔓延し、これまでとは全く異なる生活様式が求められた年でもある。人々が密集するイヴェントはことごとく中止となり、我々の生活は、他者との分離・隔離を余儀なくされるものとなった。今回の『DREAM CATCHER 3』のスペシャルなポイントの一つは、“世界や地域を繋ぐ結束力”でもある。DJ KEITA (S+AKS)のトラックでは、「YES AND NO」は神戸・姫路を拠点とする気鋭のラッパーであるShurkn Papが参加したリミックス、「何度でも」はジャマイカでアーティスト・ライフを送るレゲエ・シンガーのZendaManが加わったリミックス、そして「大阪LOVER」はアムステルダムの注目DJであるJENGIが、「SUNSHINE」はニューヨーク在住の日本人サウンド・クリエイターであるUkiがそれぞれリミックスを担当し、なんと世界4カ国にまたがるリミックス・プロジェクトとして本作に収録されることになった。

また、もう一つの聴きどころは、「ドスコ」には欠かすことのできないP→★ (TEMPURA KIDZ)、「ドスコ」の生みの親でもあるピストン西沢、そして各地の「ドスコ」にも参加した各エリアの人気ラジオDJによるスペシャル・ミックスだ。日本各地、それぞれのエリアの特色や想いを楽曲に反映させたいくつもの仕掛けが散りばめられており、ここでしか聴けないレアな音源に仕上がった。また、このミックス音源には全国各地の高校生ダンス部の課題曲も含まれることが決定している。コロナ禍のために練習や大会なども軒並み中止となり、行き場や目標を失っている高校生ダンサーたちも少なくない。こうした状況においても、彼らの青春を彩る大切な1ページをこの『DREAM CATCHER 3』が担うこととなるのだ。さらに、これらのピースを文字通り全て繋げていくのが、S+AKSのKEITAである。今作ではDJとして、世界中、そして日本中から集まった貴重な音源をノンストップの形式にしてまとめ上げている。本作を聴けば、ドリカムメンバー及び偉大なる名曲の数々に込められた大きなリスペクトを感じざるを得ないはずだ。

2019年、デビュー30周年と同時に4年に一度のWONDERLANDイヤーが重なるという奇跡のビッグ・イヤーを迎えたDREAMS COME TRUE。次なる節目となるデビュー50周年を目指し、さらなる高みへと昇り続ける彼ら。新たな歴史の1ページを飾るべく、まずはこのプロジェクトに込められた情熱や想いを感じ取ってほしい。


渡辺志保

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収録曲

  1. 1.DJ KEITA (S+AKS)
    SUNSHINE (Uki Remix) / 何度でも feat. ZendaMan (ZendaMan Remix) /
    NOCTURNE 001 / YES AND NO feat. Shurkn Pap (ISM Remix) / 大阪LOVER (JENGI Remix)
  2. 2.DJ 中島ヒロト (FM802)
    あなたと同じ空の下 (HKM / Hiroto-Koichi-Mika / OSAKA Remix)
  3. 3.DJ コウズマユウタ (CROSS FM)
    九州をどこまでも (博多で待ってるよ Remix)
  4. 4.DJ キムラミチタ (広島FM)
    あなたとトゥラッタッタ♪ (SETOUCHI ISLAND DAYS! Remix)
  5. 5.DJ P→★ (TEMPURA KIDZ)
    GODSPEED! / 朝日の洗礼 / また「つらい」が1UP / どうぞよろしく / あなたが笑えば / AGAIN / またね
  6. 6.DJ ピストン西沢
    YES AND NO / その日は必ず来る / 愛がたどりつく場所 / 何度でも / G
  7. 7.DJ 龍太 (AIR-G')
    連れてって 連れてって (Northern Snow Remix)
  8. 8.DJ 南城大輔 (ZIP-FM)
    SNOW DANCE -Unusual Winter 2020- (RS41 NGO Remix)
  9. 9.DJ BUTCH (FM FUKUOKA)
    さぁ鐘を鳴らせ (FUKUOKA / THE RINGING VOICE Remix)

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