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ドリカム新曲

次のせ~の!で - ON THE GREEN HILL - DCT VERSION

次のせ〜の!で - ON THE GREEN HILL -
表面
次のせ〜の!で - ON THE GREEN HILL - DCT VERSION
次のせ〜の!で - ON THE GREEN HILL -
裏面
ドリカムのこれまでの歩み、そしてこれからの一歩を感じられる新曲は、「お〜いお茶」×「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」×「DREAMS COME TRUE」という世界で唯一の公式から導き出した、ドリカム流ポップソング!
歌詩

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収録曲

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¥1,100(税込) UMCK-5704

ライナーノーツ

ドリカムのこれまでの歩み、そしてこれからの一歩を感じられる新曲は、「お〜いお茶」×「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」×「DREAMS COME TRUE」という世界で唯一の公式から導き出した、ドリカム流ポップソング!

 語りたいことが渋滞して困っている。まるで、かき集めたレコードを床の上に広げて、さてどれから聴こうかとうれしい悲鳴を上げる至福の瞬間みたいだ。
 7月7日(水)0時から配信されるDREAMS COME TRUEの新曲「次のせ〜の!で -ON THE GREEN HILL - DCT VERSION」を聴いた。このタイトルの中に、はち切れんばかりの情報が詰まっているわけだが、まずはこの曲が、伊藤園「お〜いお茶タイアップソング」として、すでにテレビやネットなどメディアを通じて流れているという事実がある。ドリカムの2人も登場するWEB CMを見た人も多いのではないだろうか。歌詩の中に出てくる、“ミドリの丘”を舞台に感じる自然の息吹は、広大な茶畑を連想させるし、タイトルの「せ〜の」の「〜」の表記は、もちろん「お〜いお茶」の「〜」を意識した彼らならではの遊び心だ。
 ただし、歌詩の内容は、雄大な自然を感じられるだけのものではない。そこには、コロナ禍における日常を歩んできた人々の背中をそっと押してくれるやさしい手触りがある。「何度でも」と同じベクトルのメッセージが、時代の空気をまとってアップデートされているかのようだ。
 さて。タイトルの中で気になるワードがないだろうか。“ON THE GREEN HILL”。もちろん、茶畑のことと解釈しても間違いではない。しかし――往年のゲームファン、あるいは映画通であればお気づきかもしれない。この“GREEN HILL”はある別の曲名の一部なのだ。
 今を遡ること30年前、セガのメガドライブ版ゲームソフト『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』のために書き下ろされたひとつが「Green Hill Zone」という曲。実はソニック、日本よりもアメリカやイギリスで熱烈に受け入れられ、ゲームキャラクターとして今もなお根強い人気を誇っている。昨年公開された映画『ソニック・ザ・ムービー』が話題となったのも記憶に新しい(続編の公開が2022年4月に予定されている)。ゲームの面白さやキャラクターのユニークさとともに、起伏に富んだメロディラインを持つソニックの音楽は、ゲームに夢中になった人なら誰でも口をついてメロディーが出てくるほどの鮮烈な印象を残しており、今も広く愛されている。その曲を作ったコンポーザーこそが、“MASATO NAKAMURA”、つまり中村正人なのだ。
 今回のシングルは、この「Green Hill Zone」をベースにまったく新しい曲として命を吹き込んだものとなっている。その手法はもとより、彼らがここに至るまでの道程を考えると、このタイミングでこれができたことが奇跡のように思えてくるのだ。
 ストリングスやホーンを使った壮大なイントロから、実は“ソニック感”が溢れている。そのまま流れ込むメロディーラインはまさに「Green Hill Zone」そのもの。そこにサビのメロディーを新たに加えている。ゲームミュージックを彷彿とさせるシンセの響きや2コーラス目から入る4つ打ちのキック、それとストリングスやホーンが共存するアレンジは、まさにドリカムが歩んできた30年以上の経験が凝縮されたものだ。特に驚かされたのが、曲全体のBPMに比べて、ゆったりとメロディーが流れていくところだ。良い意味でのギャップがそこに発生していて、昨今のボカロ的な曲の流れを汲んだものとは一線を画している。ゲーム音楽を源流にもつこの曲の発展の仕方を考えれば、むしろトレンドに乗った普通に全体が“速い曲”であっても何ら不思議ではないはずなのだが、そうしないというところにドリカムの意地とオリジナリティーを強烈に感じる。そして、そのような大胆な一手を打てる最大の武器が吉田美和の歌詩と歌唱にあることを、中村正人は知り尽くしているのだ。だからこれは、「Green Hill Zone」というゲーム音楽から発展したという曲の成り立ちにおいても、DREAMS COME TRUEが歩んできた道程においても、彼らにしかできないポップスなのだ。サブスク的な“点”での聴き方はもちろん、ドリカムという“線”で聴いた時に感じられるよろこびと発見があるというところも強調しておきたい。
 加えて言うならば、昨年10月にリリースした『DOSCO prime』を作り上げたことが今回のシングルに生きている。ドリカムの超ヒット曲の数々を自らダンスチューンにコンヴァージョンした『DOSCO prime』での経験は、おそらく自分たちの楽曲のコアを改めて認識する作業だったに違いない。だからこそ今回、「Green Hill Zone」をベースにドリカムのポップスを作るという離れ業が可能になったのだ。
 JAPANESE GREEN TEAとして世界で親しまれている緑茶「お〜いお茶」と、世界的な認知度を誇るソニック・ザ・ヘッジホッグの代表的楽曲「Green Hill Zone」、それらを掛け算してDREAMS COME TRUEオリジナルのポップソングを作る。こんな公式を成立させられるのは彼らしかいない。
昨年、『DOSCO prime』リリース時のインタビューで中村正人がこんな趣旨のことを言っていたのが印象的だった。
「“あっち”と“こっち”を行き来しながらクリエイティヴをしていくのが楽しみですね」
“あっち”とは、MASADO & MIWASCOのヴァーチャル・ドリカムのことで、“こっち”とはドリカム本体を指す。
その言葉通り、今回のシングルには「MASADO & MIWASCO VERSION」が収録されている。
オリジナルと聴き比べてパッと思うのは、後者の方がよりゲーム・ミュージックとの親和性が感じられるという点だ。
例えば、ゲームの中でコインを連続でゲットするシーンや、ソニックがバックスピンするときのサウンドを彷彿とさせる
音の使い方にハッとさせられる。ただし、ここからがクリエイティヴの真骨頂だと深く納得するのは、そうしたゲーム中のサウンドを単純にサンプリング&コラージュしなかったという点だ。あくまでダンスミュージックとしてどう音楽を構築するか、そこを突き詰めているのが「MASADO & MIWASCO VERSION」なのだ。
だからオリジナルと比べてキックひとつ取っても音色は異なるし、BPMも違ってくる。さらに言えば、ダンスミュージック的グルーヴを抽出しながら全体をよりフラットに整えるというアレンジの妙は、逆説的だがゲーム音をサンプリングしなかったからこそ可能だったのではないかと思う。
ソニックというネタもととオリジナル楽曲という本流がありながら、さらにまったく新しい別の流れをつくりだすというクリエイティヴの多面性と深度に驚かされるばかりだ。
DREAMS COME TRUEは、中村正人と吉田美和のバンドだ、というのは誰もが知っている事実だ。
しかしそれと同時に、音楽を中心としたあらゆる表現領域を含む地図のようにも思えてくる。
例えば『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』がゲームだけを指すのではなく、映画やアニメも同時に含んでいるように。
DREAMS COME TRUEという広大な世界を旅しているふたりのアドベンチャーから当分目が離せない。

Text●谷岡正浩

MOVIE
DREAMS COME TRUE -「次のせ〜の!で - ON THE GREEN HILL - DCT VERSION」MUSIC VIDEO
DREAMS COME TRUE - 「次のせ〜の!で - ON THE GREEN HILL - DCT VERSION」 (Official Teaser)
お~いお茶 TV-CM「とどけ!お茶のチカラ」編
デジタル配信
次のせ〜の!で - ON THE GREEN HILL - DCT VERSION
DREAMS COME TRUE 次のせ~の!で - ON THE GREEN HILL - DCT VERSION
配信限定ジャケット