かけがえのない時間
「鳥取空港、濃霧のため、大阪空港か米子空港に着陸する場合があります。」
なぬーーーーーー!!!
中村隊長率いる、半生試聴隊、出発から、
だーい ピーンチ!
しかしながら、着陸する時に軽く揺さぶられた(ROCKされた)程度で、無事着陸。
「半生で、鳥取の皆さんのハートを揺さぶる前に、揺さぶられるとは、こりゃー、さい先がいいってなもんだ。」
俄然、気を良くした中村隊長であった。
鳥取は雨。
地元では「弁当忘れても、傘忘れるな。」というぐらい、雨が多いそうだ。砂丘が有名だからだろうか、鳥取というと、晴れのイメージがあったのだが、「夏はこんな感じで、冬は雪ばかりですよー。」と、地元の方の証言。ふむふむ、勉強になりました。
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かくして、試聴会スタート!
毎回がそうであるように、今回もほんの短い時間とはいえ、CDを買ってくださった皆さんそれぞれと話をする事が出来た。
ちょうど、実家に戻っていて来てくれた方、わざわざ車で4時間もかけて来てくれた方、暫くドリカムから離れていたけど、たまたま半生に出くわして、久しぶりにCDを買ったという方、「こんなことでもなかったらー、ドリカムのCDなんてー、買ってなかったわよー、ガハハハハ。」と大笑をしてた人生ベテランの方、他のアーティストのCDを買いに来たのに、ついついドリカムを手に取ってしまった高校生の方、「出張で来てたんですけど、嫁がファンなんです。」といって、忙しい中、足を止めてくれた方。
ほんの一瞬だけれども、確実に交差する、その人と僕の人生。
「なんて、かけがえのない時間なんだろう。」
そして、実は、何気なく過ぎて行く日常そのものが、自分と他の人との人生が交差する「かけがえのない時間」の積み重ねだということに気付く。
ましてや、ライヴをやいわんや。
「だからこそ、他の人への、リスペクトや思いやりが、それぞれの人生にとってとても大きな意味を持つ事になるんだ。」
「おまえも、たまには、ええこと 言うやんかァ〜。」
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試聴会終了後、吉田と合流。
そのとたん、僕は、自分の目を疑った。
なっ、なんと、吉田の帽子に止まっていたものは、
★スクープ画像!★
私は、遂に見た!
「 幻の とっ鳥。 」