マジックアワー
この前、「彼氏役」の、エンパイア・ステート・ビル君の近くに出掛ける用事があったので、写真をゲットした。
いつ見ても、どこから見ても、凛々しいその姿を、UP。
こちらの方向(西側)からは、かなりスマートな姿。
というのも、このビルの断面は正方形ではなく長方形。北、或は南から見ると、意外とずんぐりした印象になる。
写真を撮ったときも、建物の外まで見学者が列を作るほどの大盛況。さすがに911以降、一層セキュリティーチェックが厳しくなったが、「自由の女神」同様、僕の一押しスポットなので、ニューヨークに訪れた際は、比較的空いている朝一でチャレンジしてほしい。
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引っ越しの段ボールもだんだん片付いて来た。(いったい、ニューヨークに来てから、どのくらい経ったというんだ。)少なくとも、全部の段ボールは開けてみたという意味で。
ドリブロガーが心配していた、セーターも出て来た。「こんなにいっぱいっ!」と、驚くほどあった。7、8年の間に、日本から持って来たセーター達だ。
僕は寒がりなので、冬物は充実している。いや、ちょっと充実し過ぎ。コートやらダウンやら、「あんた、アラスカにでも住んでるんじゃないの。」なんて、からかわれるぐらいだ。
たぶん北海道と同じで、室内にいる分には東京なんかよりずっと暖かく過ごせる。
ずっと昔からニューヨーク中に行き渡るヒーティングシステムは、水道や電気、ガス同様にあたりまえの存在だ。ゆえに、温水を送る送水管やパイプも劣化し、道路のあちらこちらで温水が漏れだし、その水蒸気が、冬のニューヨークの典型的なイメージを作って来た。ここ10年ぐらいで改修が進んだみたいで、随分水蒸気を見なくなったが。
逆に、夏物は少ない。
Tシャツと、夏物スーツ一着ぐらい。夏場、毎日、何を着ているんだろうと不思議に思うくらい。
そのかわり、海水パンツは充実している。海水パンツには特別な思い出がある(ドリブログ0612)ので、なんだか増えてしまう。
スノーケリング用の機材一式も揃っている。ニューヨークでは、もちろんスノーケリングは不可能だが、これもなんだか、バッチリある。あと不思議なものといえば、空手着。これを着たのはいつだったのかも思い出せない。
ひっこしは、棚卸しみたいで、面白い。もちろんそのまま、棚に戻されるのだが。
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「明け方夕方型」(ドリブログ0603)の僕だからこそ撮れた、マジックアワーの写真をUP。
沈んでゆく夕日が、マンハッタンの摩天楼を金色に染め上げる。
こんな景色を見てしまうと、なんだかんだ抵抗しても、舌の根も乾かぬうちに、
あっちゃー、やっちゃいました。