最初から断っておきます。
今日UPの写真の僕ですが、派手好きな私立探偵ではないので、あしからず。
読書の秋に突入しつつある今日この頃、明日羽衣、「俺ドリ」発売以来様々な優良図書を紹介している(んだっけ?)このドリブログ。
本日はコチラ。並河進(編)「下駄箱のラブレター」
写真左、編者の並河さん、右、変者の中村。
並河さん(以下、並やん)は、本業がコピーライターで、副業がダンサー。
「何度でも」以来、ドリカムのリリースやツアーのために数々の名コピーを生み出し続けている。
オンエアーと同時に大好評だった「大阪LOVER」のご当地ラジオCMの脚本や、「きみにしか聞こえない」の時の「人は誰でも、出会う力を持っている」も彼の作品。
(こんな表現したら、吉田さんや皆さんに怒られるの完全覚悟の上なんだけど)吉田さんの詩自体が隅から隅まで名コピーの濃縮完熟無添加みたいな作品だというのに、たとえ皆さんにその作品を伝えるためとはいえ、キャンペーンのためとはいえ、コピーを考えるのは至難の業。
そんな難しい仕事を、並やんはやり抜いてくれている。
『「好き」。あふれる思いは、いつでも出口を求めてる。』
『勝ち組、負け組、格差社会というような嫌な言葉を耳にする、こんな殺伐とした今の時代に、それでも、どこかで、こんなにも多くの人が、こんなにも誰かのことを思っている。(中略)愛情も憎しみもひっくるめて、人は、人を、こんなに強く思うことができる。それは、誰がなんといおうと、素敵なことなんじゃないかな、人間らしいことなんじゃないかな、と思うのです。今日あの人が、自分にほほえみかけてくれたような気がした。
たったそれだけのことで、世界一幸せになってしまう。人って、それくらいのもので、だからこそ愛しいなあと思うのです。』前書きより。
投稿された6000通の中から並やんが厳選。そのあいだに挟まれてる並やんのコラムもステッキー。ご一読あれ。
★業務独り言★
「俺ドリ」といえば、最近とんと(膝をたたいても)話を聞かないんだけど、そんなに売れてないのかなぁ。売れてないんだったら何にも聞きたくないからねっと。吐息でねっと。クイズ・シランプリと決めこもうっと。