月がとてもキレイキレイだったので、描いてみた。
作:中村正人
描き終わって気がついたんだけど、「月のうさぎ」がいる。
そのそばには、星ひとつ。
例えば、遠く離れている恋人たちが、同じこの月を同時に見ていたとする。
そのふたりが、それぞれの場所から、思い切り腕をのばしてこの月をつかめば、手を繋いだことにはならないだろうか。
もちろん、つないだふたりの手の中で、「うさぎ」がもぞもぞするのは仕方ないのだけれど。
えっ?
僕、どうかしちゃったのかって?
だから、季節は、春になろうとしてるんですよ。
で、つくづく思うんだよね。
こんな時、詩が書けたら、どんなに素晴らしいだろうって。