「ただいま〜っ!」
って、最初のスタジオに戻ったのだ。
空気もすっかり正常になって、一安心。
スタジオのラウンジからは、よくNYを舞台にした映画やドラマに登場する、非常階段に出ることができる。
予定通りのスタジオに戻れてホッとしたのか、血迷ったのか、こんなスケスケの危険な場所で、ドリブログのために、吉田さんに写真を撮ってもらった。
実はかなり高所恐怖症系(閉所恐怖症系でもあります)の僕は、自分の立っている場所を突然認識。
そのとたん、股間がキューッ!となり、足が小刻みにプルプル震え始めた。
そんなシーンを、吉田さん、すかさず激写(股間を除く)。
一昨年、年末のバーゲンで、50%オフで買ったスニーカーの中に隠れた僕のつま先が、恐怖のあまり丸まっているのが透けて見えるようだ。
「まささん!もうちょっと後ろに下がらないと、どんだけ危険なところに立ってるか、ドリブロガーに伝わらないでしょ!」
「えっ?でもこれ以上下がると、マジ、危ないよ〜」
「ダメダメ!もっと後ろ!もっと、ウ! シ! ロ!」
どんな時でも、的確なアドバイスをしてくれる吉田さん。
『さすがだなぁ〜』と感心しながらも、「キューッ!」と「プルプル」は止まらない。
で、この非常階段。どんな感じでビルにくっついているかというと、こんな感じ。
レコーディングは、もちろん、七転び八起き。