「奇跡」といえば…。
スタジオでも「奇跡」が起きてます。
それは、吉田さんが生み出す、「詩」と「歌」。
ボーカル・レコーディングの時、僕は宇宙で最初に吉田さんの「詩」を読むことができるのですが(最近は、ゲンちゃんも。コンニャロ)、そのときのドキドキは言葉では言い表せません。
そして、その「詩」がメロディーに乗って「歌」になる瞬間、「奇跡」に立ち会うことができます。
とくに今レコーディングしている曲は、ドリにとって最重要な一曲になると確信してます。
タイトルからしてそうなんです。
レコーディングされた吉田さんの「歌」をプレイバックする度に、その「詩」の意味するであろうことが、僕の細胞にDNAレベルで染み込み、血液に乗って全身に広がっていくのを感じるのです。
それは単に感動とかいうものではなく、不安な気持ちに近い、心の揺さぶられかたです。
この曲が、0321にみなさんに届けるまでの間、僕の心の中でどんな風に変化して行くのか、あるいは何も変わらず膨らんで行くのかが、最大の関心事となりました。
そんな僕の気持ちを冷凍保存すべく、NEW YORKの気温はどんどん下がり続け、体感温度はマイナス16度ともマイナス20度とも言われています。
少し、東京が、恋しいです。
ドリボの“話の種”に、[14回目の朝がまた来る]という種を蒔いてくれたことに感謝します。
まずは「今日」を生きなくては。