いよいよ、ドリNEWライヴDVD発売の週、始まる!
あっというまに、「今週!」になった。
ってことは、9月も今週で終わり。早い。
さいたまスーパーアリーナで収録してから、ツアーやりながら、もろもろ制作しながらの作業はキツかったけど、ここ最近、音楽業界でのライヴDVD発売タイミングの早さから考えると、いたしかたないところ。
僕らだって、できることなら早くDVDを届けたいというのも正直な話。
結果、ものすごくいいことじゃないですか。
ただ、ツアー最中に、その世界観を客観的に見直して、DVDという作品に変換する作業はとても不思議で、困難だ。
客観的になるには、ツアーまっただ中にあるにもかかわらず、タイムマシーンでツアー終了後の自分まで跳んで行き作業しなければならない。
MCひとつとっても、判断が難しい。
MCは、だいたいの段取りは決まっていても、ライヴひとつひとつ、「よしだみ」のノリやコンディション、衣装替えのタイミングによってテンションもトーンも長さも内容も変わって来る。
日々変わって来るMCマースのグルーヴだって受け止めなければならない。
もちろん、その日のお客様によっても変化する。
そしてなによりも、「よしだみ」のMCも含め、その時、その場所で、その雰囲気の中に置かれた感情でなければ、理解できないことがある。
で、監督の判断はどうなったか。
その時、その場所で、その雰囲気の中に置かれた感情でなくても、充分あなたに伝わるものが、監督曰く、「まさに吉田美和主演の映画のようなライヴ映像」に収録されたのだ。
おかげで、音楽部分だけでもかなりの長尺なだけに、作品としての流れがよくなり、僕も完全納得。
ライヴDVD作品として、より完成度の高いものとなった。
そんなわけで、「その時、その場所で、その雰囲気の中に置かれた感情」でなければ理解できない僕のMCはほとんどがカット、初回限定盤のボーナス映像として“記録”されることになった。
ライヴを見にいらして、“そこ”が好きだったという貴重なあなた、怖いものみたさのあなた、是非、初回限定盤を。
んじゃ。