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ドリブログ ARCHIVES

「かわいい」を追求し続けたヘアメーク界の神様。

宮森隆行さんが、ほんとの神様となって旅
立ってしまいました。
http://www.esper-net.com/atelier-miyamori

写真は、ドリブログ April 05, 2007
から。

約一年もの間、病と闘い続け、平成25年4
月23日、奥様や家族、親友やスタッフの見
守る中、永眠なされました。

よしだみと僕が、宮森さんが病と壮絶な戦
いをしていると知ったのは、ほんの何週間
か前。

April 15, 2013のドリブログで、

「自分の余りにもの非力さに『心が折れそ
うになる』って表現がピッタリの状態なん
だけど、そんな中で生まれて来る曲は、き
っと、その折れそうな心を支えてくれるに
違いありません。」

と綴ったのは、そんな全力で戦う宮森さん
にお会いしたからなのでした。

よしだみ共々参列させて頂いた青山葬儀所
での29日のお通夜と30日の「お別れの会」

静かに目を閉じている宮森さんは、着る服
も、はくスニーカーも、流す音楽も、全部
ご自分で決められていて、ウルトラかっこ
よくて素敵でした。

こよなく音楽を愛し、大好きなギターを弾
き、膨大な書物を読み、寝るのも忘れて絵
を描きオブジェをつくる宮森さんは、毎日
そのものが創造でありアートでありました。

「模倣を嫌い、自分に厳しく、妥協せず、
ただただ自分から湧き出る発想のみを頼り
として、アートを追求する」

告別式の時に、奥様がおっしゃった宮森さ
んの生き方は、すべてのアーティストの教
訓となるでしょう。

ドリカムの作品はもちろんのこと、日本の
、そして世界のポップカルチャーに多大な
足跡を残された宮森さんとしばしお別れな
のは、いくら泣いても足りないぐらいの寂
しさです。

宮森さん、約束してたお寿司、まだご一緒
してないんですけど。

宮森さん、そろそろ髪切ってもらいたいん
ですけど。

宮森さん、例の相談の件、答えてもらって
ないんですけど。

だから宮森さん、またね、またね、またね。

そして、宮森さんの分身「esper.」の未来
に、栄光あれ。