新 潟 『初日』 ベ イ ベ ー ズ !!!
「ふわ〜〜〜〜〜〜。
もう半年ぶりぐらいだろうか、こんなに良く寝たのは。」
マサ様、約7時間にも渡る「完熟睡」の後、大きな伸びとあくびをしながら、お目覚め。
ホテルの「ミニバー」というお洒落な名前がついた、ちっちゃい冷蔵庫に入っている、1本、210円もするミネラルウォーターを、12分と少々迷った末、
ヘンなところに几帳面な性格が幸いして、直ちに精算表にボールペンでチェックを入れる。「お支払い合計」に420円と書き込んだ瞬間、嵐の様な後悔に襲われつつも、
「たまには、こんな贅沢も、マッ、イイカ!」
と、まだ本調子ではない声で叫んでみたが、その声質が逆効果となり、増々、寂しい気分になる。
★ ★ ★
マサ様、とっておきのジャージに颯爽と着替えて、お迎えの車に。すると、よしだみは既に乗り込んでいた。ちょっと元気が無かったので聞いてみる。
「どんな調子ー?」
「うーーん、ちょっと喉が。」
「(えっ!!!)僕のうつっちゃった?」
「そうかも。」
「(げっ!!!)ごめんねー。
それに、松本で、一人でMCやってもらったからだね。」
「・・・。」
「(やっべー。話題を変えよう。)ところで、
昨日のバス移動どうだった?」
「ザブロッカーズの皆とトランプして、ちょー盛り上がったの!」
「(なぬーー。)大騒ぎしたんだー。」
「・・・。」
『あれー、だから喉の調子ちょっとおかっしいんじゃないのー?』と、言いたかったのを、マサ様、グッとこらえた。なんせ、よしだみには、松本で大きな借りを作ってしまったからだ。
マ サ 様 、(貸し借りの分かる、)オ ト ナ 。
リハーサルが終わる頃には、よしだみ元気いっぱいで、ひと安心。自分の調子より、トランペットの調子の方が気になるようだ。
マサ様は、喉の調子が気になるも、スタッフやザブロッカーズの皆から優しい言葉を掛けてもらい、
ウルトラセブン!炎のイレヴン!イイ気分!
『こんなこと、めったに無いから、もうちょっと調子悪いフリをしておこう。』
なんて、心に縞(シマ)模様、くっきり現れる。
バチ当たり、確定。
★ ★ ★
本番前の「気合い入れ」の時、新潟出身のスタッフからのメッセージに、出演者全員のハート、あらためて、大きくROCKされる。
2004年10月23日、新潟県中越地震。
「何度でも」に込めた新潟への想いは、今も、なんら変わることは無い。
鉄壁の完璧印、10001回目に向かって歩き続ける、
新 潟 『初日』 ベ イ ベ ー ズ !!!
(ドリブログ掲載の了承をいただきました。)
★お知らせ★
ドリカムのメンバーだからゲットできたお宝写真第2弾、
次回のドリブログで独占UP!!!
おったのしみにぃー!!!