「ソニック ザ ヘッジホッグ」が15周年
なが〜いお付き合いとなったスタッフの方から、ソニック君(ドリブログ0628を参照)の記念フィギアーを頂いた。
正直言って、シンプルに、めっちゃ嬉しい。
15年前のソニック君と比べてみると、ルックス的にはちょいワル度が増した気がする。
そう。ソニック君は単なる明朗快活なヒーローではない。ちょいダーティーな要素がある。僕はそこが気に入っている。
なぜなら、僕もダークサイドを持っているから、ソニック君が他人には思えないのだ。僕たちヒーローは綺麗事だけではやっていけない。それが宿命。
もっと詳しくダークヒーローについて知りたければ、TVドラマ「24」の全シリーズを見て、ジャック・バウワーを研究する事。(007の最新作でも代用可。)しかしながら、僕のダークサイド指数はジャックほど高くないので、トニー・アルメイダ程度と理解してほしい。
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チャンスが有る度に自慢しているのだが、僕、中村正人(世界的には、MASATO NAKAMURA)は、ソニック・シリーズの1と2の音楽を作った偉大なゲームミュージック・コンポーザーなのだ。
ウソだと思うなら、アメリカやイギリスで、ソニックのテーマを口ずさんでごらん。大抵の人が一緒に歌い出すんだから。マリオのテーマに負けないぐらい、皆知ってるんだから。
どう?偉大?偉大?偉大?
でもね、その曲が僕の作曲だって知ってる人は0.000001%にも満たないんだから。その証拠に、14年ぐらい前、イギリスの或るアーティストがソニックのテーマをカバーしてくれたのはいいけど、CDのジャケットには「作者不明」とクレジットされていた。
どう?しょぼい?しょぼい?しょぼい?
そんな、両極端の歴史を持つ、ソニック君と僕のコラボレーション。「イイニクシングル」で、また新たなすんごい歴史を刻んでしまった。
ソニック15周年を記念して発表される「新作ソニック」のコラボソングとして、「SWEET SWEET SWEET -06 AKON MIX-」を収録。
「ソニック2」のエンディングテーマだった「SWEET SWEET SWEET」を、完全リメイク。(歌もバッキング・ボーカルも新たに録り直したんだよ。)しかもトラック制作してくれたAKONは、時を同じくして、全米チャートで1、2位を取ってしまったのだ。
これからも、何が起こるか分からない。
ほんと、楽しみ!楽しみ!楽しみ!