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「222日目の告白」


もともと姿勢が良くない(猫背気味な、)僕は、プライベートで凹んでいると、増々、姿勢がよろしくなくなる傾向が有る。

昨日、鏡に映ったブログってる自分を見て、ガックリ来た。

「コナキジジイ」さんみたいではないか。(または、二つ折りの携帯電話みたいとも言う。)

自分で認識しているよりも、遥かに凹んでいるようだ。

「これでは駄目になってしまう、せめて姿勢だけでも。」と思った僕は、ブログ書き専用机の椅子をさっさと廊下に放り出し、その代わりにフィットネスボールを置いてみた。(ほら、IT系企業で流行ってるらしいじゃない。)

座って10分ぐらいは背筋をピーンと伸ばして良い調子だった。

でも、しばらくすると、椅子に座っていた時とおんなじ姿勢で、猫背ながらもフィットネスボールの上でバランスを取っている自分に、苦笑してしまった。

★ ★ ★


僕は、マドンナやマイケル・ジャクソンやプリンスと同じ、1958年生まれだ。(それにしても、僕を除いて、すんごいラインアップだと思わない?)

ということは、「大人な人間」としてのキャリアを積みつつある。

世間的には、人生について、そろそろ語ってもいい年頃かもしれない。

ところがどっこいしょ、ここ数年、年を重ねるごとに人生が難しくなっている。

なんかねぇ、だんだん分からなくなって来たのよぉ。

しかも、自分を分かっていなかったにもかかわらず、分かってるつもりでブイブイ言わせていたということが、分かって来た。(ややこしいけど、そーゆーこと。)

うーん、これが深刻に凹んでいる大本の原因である。

だいたい、僕にとって仕事(音楽すること。)とプライベートの境なんてなかった。

僕の全ては仕事だし、そんな人生を夢見ていた。

今もそれに変わりはないし、音楽を仕事として生きていけるよう、依然、努力は惜しまない。

なぜなら、どんな仕事でも同じように、明日の保証は全く無いからだ。

だから、仕事に煮詰まったとか、不満があるとかでは、断じてない。

うまく、説明出来るか自信無いんだよね・・・。

例えがヘンテコで恐縮だが、僕の仕事を「スパークリングウォーター」だとしよう。

ボトルに入っている時は液体の水しか無いように見える。でも、一旦グラスに注ぐと無数の細かい泡がうわーっと出てくる。

つまり、ボトル(=人生)は水(=仕事)で100%満たされているように見えていたが、注いでいるうちに(=仕事をしているうちに)数えきれない泡(=プライベート)が出て来たような感じだ。

しかも、その泡ひとつひとつがとてつもなく重要で、お座なりに出来なかったり、ものすごく厄介だったり、ひょっとしたら仕事に優先しなければならなかったり(これ、僕にとって一番の難題。)するものである。

泡にぶつかるたびに、頭があっつくなって、身動きが取れなくなってしまう。

そもそも、この、「自分のことが分かっていないのに、分かってるつもりになって生きて来た。」という事実は、ある人の問いかけで、一気に露呈した。

「プライベートを仕事の合間みたいにしか考えていないあなたが、人を愛せるの?」

この小さな泡は、僕を完全に押し潰した。

ドリブログ、連続UP222日目。

僕の、小さな告白。

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