ニューヨークに到着して、まず出迎えてくれるのはこの人の笑顔。
彼との驚異的な出会いの物語についてはドリブログ1013,2006にて詳しく話している。プラス、「ドリ保」が僕のために開発してくれたと言っても過言ではない「検索」機能を利用すると、数々の逸話が出て来るのでレッツ トライ。
僕と同い年なのに孫がいる。だから久しぶりに会うとまずフロリダにいる孫の話から。「おじいちゃんの影響で、まだ赤ちゃんなのに日本食が大好きみたいなんでーすよー。」と、でれでれ。
次に自慢の息子の話。有望な若手のストック・トレーダー。「この前の株大暴落の時でさえクライアントに損害を与えなかったので、増々忙しくなってるんでーすよー。」と、でれでれ。
その次はいつもラブラブな美人の奥さんの話。「やっとフロリダから帰って来ましたよー。彼女のいない毎日はとても寂しかったでーすよー。」と、でれでれ。
そのまた次は彼が教会でやっている聖歌隊の話。「この前、えらいビショップ様に認められてテレビに出演しちゃったでーすよー。」と、でれでれ。
こんな風に、聞いているだけで幸せな気分になれる江戸川さんの口頭ブログから僕らのニューヨーク生活は始まる。
なんだかんだ言って、僕は江戸川さんに出会えたことを感謝している。
生き馬の目を抜くような生き方をしなければならないこのニューヨークで、運転やセキュリティーだけでなく、アパートの管理から吉田さんの息子(僕に「コイツ」と呼ばれているヨーキー。)の世話に至るまで、本当に信用出来なければ頼めないような仕事を、10年近くに渡ってその信頼を裏切らずに続けてくれる人物なんてそう簡単に出会えるものではない。(僕の友達のニューヨーカーも、「普通、ありえない。」と断言しているくらいだ。)
「信用できる人が少なくなったなぁ。」なんて嘆く前に、「まずは自分が信頼される人間にならなければなぁ。」と、ちょっと神妙になってしまったスタジオでの午後だった。
★業務連絡★
0325は"THE LIVE"@東京の日。僕の留守中は頼んだよ。プリンス・マサトゥーもプリンス・CAPもちょっと調子に乗り過ぎるところがあるから、みんなでしっかり見守っててね。たのんます。