さあ遂に毎日連続更新、12ヶ月目に突入。
鉢巻を締めて気を引き締め直す。
やつれ気味な顔がちょっと迫力を削いでいるのが「惜っすぃー!」
あんなにギャーギャーブツクサ言いながらやっていたプリプロの割には今日も順調。でもね、ここでちょっと僕、誰でも良いから褒めてほしいんだけど、そのプリプロが良く出来ているから本番が順調なのよね。あの篠山紀信先生も言ってたよ。褒められる事は大事だって。
だいぶ前の話になっちゃうけど、「LOVE LOVE LOVE」のシングル・ジャケット、篠山先生に撮影して頂いたの。で、僕、根がシンプルなもんだからその写真を見てとっても失礼な事(だったんだよなぁ)を言っちゃったのよ。「先生の写真、なんかいいですよね〜。特に影の部分(!?)が独特というか〜、他の写真家には無いっちゅうか〜。」僕が思ったままの事を口にしちゃったもんで、周りのスタッフは一瞬凍り付いたんだけど、先生、こう言ってくださったのね。
「うれしいねぇ!最近俺の写真に対しなんか言ってくれるヤツがいなくて、俺も皆がどう思ってるか分かんねえんだよな。」
ちょっと話ずれてる?まっ、ご勘弁を。
いや、もちろん、毎日のレコーディング終了後プリプロは続いてるのよ。明日のレコーディングのために。だって準備が整っていればいるほど音作りに集中出来るんだもん。つまりドリカム品質がさらに向上するってこと。でもね、ここでちょっと僕、性格悪い事言わしてもらうんだけど、品質が向上したからってCDがどんどこ売れるってわけでもないのね。それとこれは別な話なのよ。それにあくまでも音楽ビジネスの場合、実は”品質”っていうのはその音楽に対してお金を支払った人が判断すべきものなのよね。
僕も異議無し。だから僕の意味する”品質”は僕のドリカムの作品に対する”こだわり”とか”信念”といったものなんだろうなぁ。
今の僕、チョット変でしょ。
あのね、26日に書籍化が決まってから妙に力入っちゃってなんか突然調子悪くなって来ちゃった。 yorimo 時代を見てもらえば分かるけど、普段は良い人ぶってる僕が、実はダークサイドに生きるダース・マサーである現実をここで表現したいという隠れコンセプトがあったんだけど、ドリブログが書籍として残ると知った瞬間、そのダース・マサー自身が、良い人ぶろうとする妙な現象が見られるんだ。かなりコンプリケーディッドな状態。
だから「鉢巻を締めて気を引き締め直す。」これが今日の結論。
ん?や、やっぱり何か変だ。