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GW終了スペシャル!作家中村正人物語 最終回


0506にドリブロガーから寄せられた沢山のメッセージに激感謝、激感激。吉田さんの誕生日なのに僕まで嬉しくなってしまった。

ヴォーカル・レコーディングの後、sumileでごく親しい友人だけでのちっちゃなパーティー。吉田さんを囲む人たちの笑顔を見れば、自ずから、吉田さんがどれだけステッキーに年を重ねているかが分かる。

そんなホッカリした気分の朝、遂に作家中村正人物語、最終回。


「作家 中村正人。中学時代に文筆ではなく音楽に目覚める。ただただバンド活動がしたくて文化祭が盛んな千葉県立国府台高校に入学。教室よりも文化委員会室で毎日を送る日々。頭の中は音楽だらけ。

そんな僕にまったく新しい世界を教えてくれたのが文学青年だった守屋君。始めは別々なグループを形成していたのだがひょんな事から意気投合。それからというもの、お互いの好きな作家について熱く意見を交わす文学談義に没頭した。

彼は文学に関する造詣が深く、様々な作家について教えてくれる兄貴みたいな存在だった。そういえば背も高く大人びていて皆からも一目置かれていた。

そんな二人が創刊したのが同人雑誌「暗中模索」、定価150円。当時はもちろんパソコンのパの字も無い時代。鉄筆でロウ引きの原紙に文字を書いて印刷する謄写版印刷で発行した。

すなわち、作家中村正人の記念すべき処女作、小説「春爛漫」が世に姿を現したのである。残念ながらこの小説、青春の苦悩をテーマとしたため僕の実際の青春の苦悩とともに挫折。未完のままでいる。思えば「対自分戦争」はこの小説でちゃんと答えを出せなかった所から始まっているのかもしれない。

それ以降、作家中村正人は筆を断ち、ドリブログを始めるまでの約30年の間、文筆活動をする事はなかったのであった。おしまい。」


「え〜っ、そんなんでいいの?」てな結末で恐縮です。

こうしてプロフィールを書き終わってみると、僕の人生、一つの公式が成り立つことが分る。

「中村正人」—「音楽」=「ほとんど何も無い」

ってなわけで、名倉さんの編集能力が試される時がやってきた。ドリブログ本に載る「作家中村正人のプロフィール」に乞うご期待。

で、いかにも音楽バカっぽい高校生の僕の写真をUPで今日はバイなら。