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ドリブログ ARCHIVES

「2!あとがき、だっツーの!」


中央公論新社の名倉さん(別名「俺ドリ」女番長)から、プロフィールに続いて「俺ドリ」に掲載する「あとがき」のリクエストがあった。

まだ365日完走まで1日あるし、人間明日は何が起こるかわからないし、校正だって途中だ。なのに、ああそれなのに、名倉っちたらぁ〜。

「あとがき」って僕のイメージだと、こんな風だ。締め切りギュリギュリのため旅館かホテルに缶詰にされていた作家さんが、やっとこさ全ての執筆を終えて、くわえタバコをくゆらしながら(残念ながら僕はタバコを止めました)、ウイスキーのオンザロックを片手に、物思いにふけった様子で書くもの。

そんな、長年憧れていた作家のイメージとはほど遠い現実の中で、「あとがき」を”予め”書き始める僕も、僕らしくていいかもしれない。場所は、ひなびた旅館でもゴージャスなホテルでもなく、冷房がガンガン効いて凍えそうなJFK国際空港のラウンジ。

で、「あとがき」

「俺ドリ」が書籍化すると決定してから、すっかり”ブログ”と”日記風エッセイ”の板挟みになってしまった。それほど、文章というものはその目的が大切なのだ、ということに気づいた。

そしてこの「気づいた」「気がついた」「分かった」という表現が、どれだけ一年の間に登場したであろうか。つまり、文章を書く行為が僕に様々な発見をさせたのだ。

発見の一つは「対自分戦争」を引き起こし、未だに解決に至っていない。しかしその多くは嬉しい発見だった。これからのドリカムにとっても、僕個人にとっても、必ず励みになるだろう。

僕の人生に大きな意味を持つことになったドリブログの生みの親、読売新聞ヨリモの依田氏には心から感謝している。たとえこれが当時彼の意図したものではなかったにしても、昨年の7月以降、DCTgarden.comでのドリブログの継続を快く了解して頂かなければ、「俺ドリ」は存在しなかった。ヨリモから卒業した後も「元祖ドリブログ」で見られるように常に応援をしてくれた依田氏。書籍化に際しても本業だけでも多忙な中、ガッチリとリーダーシップを発揮して頂いている。

中央公論新社の法輪氏と滝澤氏アンドTHE営業チームにも感謝。よくぞこんな”危なっかしい”本にGOサインを出して頂きました。その期待を裏切らない様に、「俺ドリ」を読者に一生懸命届ける所存でございます。

同社、名倉氏アンドTHE校正チームに至っては感謝とゴメンナサイ。僕の未熟な文章を徹夜続きで構成、ゲラ化、校正してくれた。名倉氏に至っては依田氏との激しいバトルも「俺ドリ」を思えばこそ。「意志ある所に道あり」改めて彼女から教えられたような気がする。

ステッキーな装丁や、何百枚もある写真をうなるほど見事に構成した、THEデザイナーnum.山影麻奈さん、ヴェリー・グッド・ジョブ!

依田氏の一ヶ月連続更新作業を引き継いで、なんと11ヶ月一日も休まずドリブログ/ドリボードの管理/更新作業にあたってくれたのが、ドリブログ保安委員会のスタッフ。ほんとにご苦労様でした。僕が24時間昼夜構わずメールを送っても直ぐ返信があるという、僕以上にいつ眠っているのか分からない、働き者のチームだ。

CDのためにオリジナル曲のカバーを承諾してくださった素野氏、高橋氏、その両氏と30年以上ぶりに繋いでくれた風間氏にも大感謝。この機会に乗じて、密かに中村正人名義のCDを作ることができたのも3氏のおかげである。

ドリブログに登場してくれた全ての皆さんにも感謝。出会うこと、繋がることがどれだけ人生に於いて宝物となるか、強く実感した一年だった。

そして最後に、2,270万以上のアクセスをしてくれたドリブロガーに感謝したい。あなたがいなければ僕の夢は叶いませんでした。マジです。本気です。涙がちょっぴりこぼれます。はい。

こころの底から、「あっざーっした!」

★番外編★


A嬢にも感謝してると言わざるをえません。キミの「ほほほほほ」が無ければ僕もこんなに頑張れなかったでしょう。ちょっと悔しいですがホントです。ドリブログ専用携帯、できるだけ早いタイミングで返します。

最後DE最後に吉田さん。なんだかんだ言いながらも本当によく助けてくれました。写真撮影からネタの提案/提供まで、いっつも心配してくれてました。僕がドリブログをやってるからって、いろんな仕事を肩代わりしてくれました。吉田さんの協力無くしては一年連続更新はありえませんでした。ありがとね。そう、これは、僕らドリカムのドリブログなのです。