自分でアレンジしてて情けないんだけど
どうしても上手く弾けない曲がある。
みんなを待たせてその譜面と異種格闘技をしていたら、いつもは向井プロデューサーが座っている方向から“上から目線系”の声が聞こえた。
典型的な業界的アクセント(僕もかつてこのアクセントの愛用者でした)に『ムカッ』とした。
『このスタジオの中で、この中村様に向かってそんな口のききかたするなんて、オメー、いい度胸してんじゃねーか!』と104%キレかかって、声のする方を睨みつけたらビックラこいた。
「な〜んだ、悪友(シンユウと読む)のミゾちゃん(ドリブログ
20060918、20070418参照)じゃないの〜!」
ミゾちゃんは、たぶん、子供の頃から”上から目線系”のアティチュードなんだと思う。だから全然イヤな感じがしない。逆に彼の魅力にもなっている。
それに比べて僕は、子供の頃から一見謙虚で良い人ぶるのが得意なので、本性(えらそう系、てめーこのやろー系)が出ると、極端に悪い印象を与えてしまって評判が急落することがちょくちょくある。(僕はこれを「初対面の印象に対する後日表面化する本性の相対的落差性理論」と呼んでいる)
『ミゾちゃんの性格、うらやますぃーなぁ。』
そんな憧れのミゾちゃんが、わざわざ沖縄から、DWL2007のリハの陣中見舞いに来てくれた。(なんてったって彼は、DWL1991&1995のステージプロデューサーだったのだ。ドリカム結成前、とんねるちゃんのバンドに紹介してくれたのも彼)
おみやげは、ゴーヤ・チップスとサーターアンダギー。
近頃雑誌でもよく取り上げられてるけど、沖縄に続々と「アダム&イヴごっこ」にもってこいのセレブなホテルができてるらしい。
「あじゃーーー!沖縄に、い・き・てー!!!」
「妄想しちゃうかなメーター」が振り切っていた僕の頭の中にミゾちゃんのいつものアドバイスが鳴り響いた。
「ほら〜、まさちゃん、まずは彼女つくんないと、ねぇ〜」
しおしおの、ぱ〜。