「東京だってなかなかステッキーじゃないか」
と僕をウットリさせてくれた夕暮れ。
夕暮れ時に移動するなんて滅多にない僕が(たいていは深夜か早朝)、ラッキーにもゲットした一枚(東京タワー付き)。
義理の弟(マイ・ヤンガー・シスターのハズバンド)が、久しぶりに大阪から泊まりに来てくれたのを良いことに(実は、マイ・シスターと彼は、元祖「大阪LOVER」系カップル)早めに仕事を切り上げて帰宅。
しかも、夜遅くまで自宅でガタガタ仕事をして、彼(彼も万年睡眠不足系)を起こしてはいけないなんて理由をコジツケて、早めに就寝。
おどろいた。いっぱい寝てしまったのだ。顔がはれるぐらい。
顔ははれても、頭はスッキリ。翌日のスタジオ作業効率が163%(前日比)にアップ。調子に乗り過ぎて、また朝までスタジオに籠ってしまった。
慣れないこと、或は、不規則な生活は止めといた方が懸命だ。
★ ★ ★
今も、ちょっと油断すると、大声で叫び出してしまうような感情に襲われる。『僕がそんなことでどうするの?』と自問自答の日々。
いろんな想いや様々な考え、判断が、まるで竜巻のように僕を巻き込み、あちこちに激しくぶつかり、正直、目をつぶり頭をかかえてうずくまりたくなってしまう。
そんな時、末田監督や吉田さんの気持ちを考えると、『オマエはいったい何をやってるんだ!』と、言いようもないくらい自分が腹立たしく、情けなくなる。
で、いつも同じ結論に辿り着く。
僕は、人になんと言われようと、僕の仕事をする。どんな状況になろうとも、どんなことが起ころうとも、僕の役割を果たす。
そして、僕なんか比べものにならないくらい困難な状況にいるひとたちに恥じぬよう、一日一日をしっかり歩きたいと思う。