ジェット・ラグは、僕の仕事に影響を与えるのだろうか?
スタジオで撮影した写真で、検証してみよう。
う〜ん、どうなんだろう。
写真を見たら、ますます分からなくなった。
ジェット・ラグで、僕だけが妙にハイになるのは分かる。
でも、いつもは沈着冷静で大人な態度、一児の父であり思慮深いエンジニアでもあるエドさんまでがこんな状態だ。
彼は、NEW YORK在住なので、ジェット・ラグは無いはず。
っつうことは、どうやら僕のジェット・ラグだけが、仕事に影響してるとは言い切れないと思うんだ。
やっぱり、パッツンパッツンピッチピチ(サウンドから受けるイメージはソーセクスィー)のスケジュール、そのものに問題があるらしい。
もちろん、必ずしも余裕があるスケジュールが良いとは限らない。
日数が多くなれば必然的にバジェットだって増えちゃうし、ひとつひとつのプロセスに余裕をもたせたら、仕事自体が余裕のカタマリになってしまう。
一年は365日(今年を除く)というのは鉄板だから、やらなければならない仕事の100分の1も達成できなくなってしまうだろう。
これでは、困る。
シングルも、アルバムも、ツアーも、他の仕事も全部含め、なにもかも計画が立たなくなってしまう。
BUT、しかし、でも、物事には「あそび」が必要だ。「のりしろ」だって大切。いわゆる「ゆとり」ってやつ。
例えば、高速道路の高架だって鉄道の橋だって、プランの中に伸縮を想定した「あそび」がないと、たちまち崩壊してしまうというではないか。
人生(=仕事)だってそうだ。「あそび」がなくっちゃ、ねぇ。
えっ?なに!心配するな?僕の仕事には充分「あそび」があるって?
なんでそんなことわかるのさ?
え?上の写真見てみろって?
「あれ、僕、あそんでる・・・。」
おっしゃる通りでござりまするぅ〜@NEW YORK。