つまり、タイムトラベル中。

この夜の闇を越えると、出発した日と同じ日の午前中に、NEW YORKに到着する。何度経験しても不思議な感じ。

さて、やっとNEW YORKに向かっている。

ってことは、あとはミックスを残すのみ、って思ったでしょ。

はい、まだレコーディング終わってません。

にっちもさっちもどうにもブルドッグ状態なのである。

もちろん密かに試みた、デビュー日の変更だったが、0321を別の日にするとなると大問題が多発することがわかった(わかってるくせに〜)。

まず、ツアーのスケジュールを見直さなければならない。

そしてなによりも、昨年から必死のパッチで進めて来た「3,2,1,0!」キャンペーンがどんがらがっしゃ〜んと崩れてしまう。

「MLGR」のMVからして、コンセプトがひっくり返る。

持田さんが持っていた「3」と「2」は何だったんだ?「連れ 連れ」のオープニングの「2」と、あおいちゃんが去った後に残された「1」はどうなっちゃうの?久保監督の運命は?

当然、DCT-TVで東MAXとやってる「見よう!触れよう!行ってみよう!Oh!」をやってる意味は消滅するので、即打ち切り間違いなし。

元旦に読売新聞に出した広告だって台無し。

WF2008の最終日に僕が発表したことは無かったことにしなきゃならないし。

ね。やっぱりデビュー日を変更するなんて不可能でしょ(わかってるくせに〜)。

そんなこんなで、締め切り日は変えず、レコーディングのスケジュールをさらに過酷なものにしてみた。

『ああ、これがWF2008の最終日に吉田さんが言ってた、「火の車」状態ってヤツかぁ』

妙に納得の「空飛ぶ中村ま」なのです。

でも、ほんと、音楽できてるだけで、「ボカ〜、しゃ〜わせだなぁ〜」

んじゃ。