MVのロケ現場は、パネー。
つまり、ハンパねぇっつうこと。
そこに辿り着くには、
気圧を調節する2枚一組のドアを3回もくぐり抜け(その度に、係の方が二人がかりで、重いドアを手動で開けたり閉めたり開けたり閉めたり)
5キロに及ぶトンネルを走って行かなければならない。
それが唯一のアクセス方法。
ヤバいっす、かなりヤバいっす。
僕、閉所恐怖症なのでヤバいっす。
はじめは、めったに行ける場所じゃないので、興奮しててそんなこと忘れてたんだけど、「よしだみちゃん」の一言でスイッチオン。
「あれ、まささん、閉所恐怖症じゃなかったっけ?」
しかも、トンネル(地下6階の深さだ!)から地上へは、車が一台ぎちぎち乗れるエレベーターで、車ごと上がらなければならない。
エレベーターの中では、もちろん、エンジン停止。
そのとたん、僕の頭のなかで、車一杯に乗ってる人間の数と、その狭い空間に限りある空気の量がせめぎあい始め、かるくパニクる。
ヤバかったっす。
続く。
んじゃ。