Version名にびっくり!
いろんな所で、『ねぇ』の「着うた」始まったみたいで、ゲットの報告もどひゃどひゃ、きてます、きてます。
ところがどっこいしょ、これらみんなスタッフが考えたVersion名なんですが、当のドリにはチンプンカンプン。
「Aメロってどこ?サビとCメロって違うの?え!え!え!????ゴスペル風ってなぬうううう????」
特に度肝を抜かれたのは「ゴスペル風」って表現。
なぜなら、この曲の後半の合唱の部分は、僕も「よしだみ」も、「ゴスペルテイストでは無いものにしよう。」というコンセプトのもと、DCT recordsのアーティスト達や、りんさんや、あずみさんに集まってもらい、何十回も音を重ねて作り上げた、超こだわりのアレンジ。
ああそれなのに、それなのに、スタッフには「ゴスペル風」に聴こえてたのねん。
団の面目丸つぶれ、クェッ!クェッ!クェッ!(みなさん、懐かしいですね。あの漫画、最高でしたよね。)
ドリはずっとゴスペルミュージックにリスペクトと憧れをもってまして、ドリ20年の歴史の中で何度も「ゴスペルテイスト」をアレンジに導入しました。本物のゴスペルグループのメンバーとのセッションもあります。
ただ今回の狙いは、ちと違う。
若者から年配者まで、プロ、アマを問わず、いろんなことを抱えながら、あらゆることを乗り越えながら、夢を諦めないで音楽学校に通うミュージシャン達(イメージとしては、アメリカのTVショー「アクターズ・スタジオ・インタビュー」の観客の生徒さん達。プロでもスキルアップのため学校に通う人もいるのです)が、それぞれのジャンルを乗り越え、共にひとつの音楽を生み出すようなイメージを狙ったのです。
つまり、本来ゴスペルミュージックの持つ意味とは違った方向性なのです。
ふ〜。もっとちゃんと説明しておけばよかった。
それにしても、「ピアノ弾き語り」というのもなんなんでしょう。
「よしだみ」、ピアノ弾きながらは歌ってないんですけど。
これは、ちょっと、大真面目でこの名前を考えたスタッフには申し訳ないんだけど、大笑いしてしまいました。
ってなわけで、音楽を作り出す側と、それを届ける側の捉え方って、こんなに違うんだと、自分がスタッフに作品の意図を伝える努力を怠ったのを棚に上げて、驚いてる次第です。
もっと、頑張ります。
さてさて、曰く因縁のVersion名がついた『ねぇ』の着うた。
ここはひとつ面白がっちゃって、お試しあれ。