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シンセが壊れた。

 

ドリと同じ年(1989年)に製造されたPROTEUS/1XRのウインドウが、ちゃんとパッチ名(音色名)を表示しなくなった。
 




C01はMIDIチャンネル、Vol127はヴォリュームの値が127、Pan-Pは、音のステレオ定位がそのパッチのプログラムによって指定されたものを使用、016は音色のパッチ番号、で、例えばストリングスとかシンセブラスとかいう音色名が表示されるはずなのに。
 

なんだぁ「W -2-2-2-2-2-2-2-2-2-2」って。
 

いや待てよ。
 

これは誰かからの暗号かもしれない。
 

よく映画とかであるヤツ。
 

普段何気なく見てるテレビやモニターに、突然意味不明な記号が現れたと思いきや、それは宇宙やメイトリックスからのメッセージだった、なんてヤツ。
 

そんな妄想でわくわくしてたら、音も出ない。
 

やっぱり、壊れたんだ。
 

時差ぼけをいいことに、毎日朝4時から起きて作曲してるんだけど、これが壊れると困るなぁ。
 

もう年代物なので、メーカーにパーツも無く、修理が出来ないと言われているし。
 

ていうか、困るというよりも、寂しいなぁ。
 

だって、masamaniaにも登場したこのシンセ、20年近く一緒に仕事して来たし、このシンセがドリサウンドに貢献した実績を考えると、かなりしんみりしてしまう。
 

そうか。
 

このメッセージは、彼が僕に何かを語りかけてるのかもしれない。
 

読み取らなければ。