地域への愛を引き受けた、LOVE SUPPLY ゾーンも順調にスタート。

全北海道から、全国から、大変な手間をかけて札幌ドームに足を運
んでくれた北海道ワンダーベイビーズのみなさん。

規制退場も、みなさんの安全のためとはいえ、ご協力ありがとうございました。

ほんとに、ほんとに、ありがとう!

実はこのDWL2011を、よしだみの故郷、北海道で開幕できたこと
は、僕にとって、おおきなおおきな意味があったのです。

4年前の2007年のDWLが終ってから、次のワンダーランドを迎え
ることができるかどうかなんて、僕にはわからなかった。

100年にも、1年にも思えるこの4年という月日が、どれだけの重さ
を持っていたか。

正直、僕には耐えられないようにも思えるときが何度もあった。

そんな時、「次のワンダーランド、楽しみにしています!」という
あなたからの声が、僕の背中をグッと押して、一歩ずつ歩みを進ま
せてくれたのだ。

その積み重ねで、僕らは今日、札幌ドームに立つことができた。

しかも、2007年のドリカム・ワンダーランドと同じ、ここ札幌ドームで。

言葉にできない思いを胸にいっぱいかかえて、よしだみは歌ったに
ちがいない。

へなちょこな僕なんかには想像もできないぐらいの思い。

そして、札幌ドームに集まった4万3千人ひとりひとりの思い。

全てが変わってしまった311以降もこの4年に含まれる事実に、ま
た、DWL2011の開催自体をを再考しなければならなかった事実に
も、僕のこころはいまだに強く揺さぶられる。

いろんなことを考えれば考えるほど、今日が奇跡に思えてならない。

ドリの曲を歌い、演奏し、踊ること。

それをみんなが楽しんでくれること。

4年前は、有り難くもそれが自然に思えたことも、今では奇跡だ。

その奇跡に立ち会って頂けたことを、心から感謝します。

ありがとうございました。