よしだみ、仮歌終了。
おなじみのスターチャイルドスタジオ、よし
だみのブース。
ちょっと疲れも重なって風邪気味の吉田は辛
そう。
立ち位置のすぐそばに置いてあるキーボード
は、僕のへたくそな仮歌では分かりづらいメ
ロディーを実際弾いて確認するため。
「こんな広い音域で、こんなメロディー歌え
るひとがこの世界にいるの?!」
なんて言われても、じっと我慢の僕。
『だって、吉田しか歌いこなせないメロディー
を書いたんだもん』
なんて思っても、じっと我慢の僕。
『だって、吉田なら必ず絶対、最高の歌にし
てくれるはず。今までもそうだったじゃない』
と思っても、じっと我慢の僕。
よしだみが歌い始めると、僕の書いたメロデ
ィーがよしだみのものにずんずんなっていく。
魂が宿り、どんどん「音楽」になってゆく。
『すんごいひとだなぁ』
とウルトラ感動しても、じっと我慢の僕。
スタチャでした。
みんなは週末、どうするの?