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8月23日(土)さいたまスーパーアリーナ公演より、全国ライヴ会場限定 『吉田美和歌詩集LOVE&LIFE』が新潮社より発売決定!!

誰もが口ずさめる曲から、困難な状況にある者を勇気づける曲、恋愛する者の気持ちを汲み取った曲まで、それぞれの心にある大切な詩を、あらためて「読むこと」の出来る、デビュー25周年にふさわしいあらたな発見と喜びに出会える一冊、『吉田美和歌詩集LOVE&LIFE』を刊行することが決定。

この歌詩集は、中村正人監修、ドリカムのファンクラブ会報誌の人気連載「美和さんの本棚」でもお馴染みの日本でもっとも活動的な、そして文学を深く愛する書評家・豊﨑由美氏と新潮社の編集により、300近い曲の中から「LOVE」と「LIFE」というテーマで歌詩をセレクト、2冊セットの豪華箱入り本を、ライヴ会場限定で販売することになりました。

過去にツアーグッズや周年記念商品として発行された歌詩集とは違い、今作は、吉田美和の歌詩集としては、初めて「編集」「構成」が加えられた画期的な書籍で、多くの文芸書を刊行する老舗出版社「新潮社」から刊行される本格的な歌詩集となります。

この企画は「吉田美和の歌詩をいつかはしっかりした本の形で刊行したい」という中村正人の長年の夢でもある。
「吉田は、『自分が書いた詩は歌のためであり、メロディと一緒でないと目的をなさない』という主張をずっと持っています。
吉田の歌詩を世界で最初に見るのは僕ですが、レコーディングの際にメロディと一緒に聴いているので、音楽と共に歌詩をとらえていました。
ところが10年ほど前に、ふと、プリントアウトして机の上に置いてあった歌詩を読んだときに、激しくこころを揺さぶられ涙がどわーっと出てきたのです。なんだこれは!
吉田の歌詩は『詩』としても、こんなにも素晴らしかったのか!と、驚いてしまったのです」と語っている。

歌詩をあらためて読んでみると、メロディを忘れるほどで、これは「詠み人知らずになっても、節(ふし)がなくなっても現代まで詠み継がれている『万葉集』に匹敵する可能性を秘めている。どうしても詩集として本にしたい」と強く願ったそうです。

そんな中村正人の強い思いを結実させるために、今回、編者として参加して下さったのは、日本でもっとも活躍している書評家・豊﨑由美氏。
時に厳しく批評する姿勢も文学を深く愛するがゆえで、そのスタンスは文学界でゆるぎない支持を受けています。

その豊﨑由美氏の書評に絶対的信頼を寄せているのが吉田美和。
ドリカムのオフィシャルファンクラブ「POWER PLANT」の会報誌で好評連載中の「美和さんの本棚」の執筆を依頼するなど親交も深く、
言葉を愛する吉田美和の〈文学友達〉でもあります。
豊﨑由美氏が全詩を読み込み、あらためて吉田美和の詩の素晴らしさに触れて、「LOVE」「LIFE」という2冊が生まれました。

巻末には、この本を監修した中村正人と豊﨑由美氏による特別対談も収録。
〈吉田美和の詩〉を巡り、深く熱い対談が繰り広げられました。ファンならずとも必読です!

さらに、この本の装丁を担当したのは、祖父江慎氏。こちらも日本を代表するブックデザイナーのひとりです。
斬新なデザインに挑戦するも、読みやすさ、綺麗な文字組みをなにより大事にする祖父江氏は、吉田美和の歌詩を〈縦組み〉にしました。
見なれた歌詩が、いつもとは違う雰囲気で立ち上がってきます。
またデザインは、祖父江氏が感じた吉田美和のイメージを、真っ白い箱に凝縮しました。
白い箱、白い本、そして......大切なものが納められたまさに〈宝石箱〉のようです。

この2冊セット豪華箱入り『吉田美和歌詩集LOVE&LIFE』はライヴ会場のみの限定販売で、10月末には、普及版『LOVE』『LIFE』を、
一冊ずつの単行本として全国の書店で一般販売の予定。
発売日・定価等詳細につきましては、後日お知らせします。

▼書名:「吉田美和歌詩集 LOVE&LIFE」2冊セット箱入り
▼著者:吉田美和
▼監修:中村正人
▼構成・編集:豊﨑由美/新潮社
▼発売日:8月23日
▼定価:3,200円(税込)
▼発行:新潮社