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「DREAMS COME TRUE 35th Anniversary ウラワン2024/2025」
ライヴBlu-ray&DVD、写真集、2025年6月6日 (金) 同時発売決定!

ドリカムのライヴパフォーマンスの真骨頂が詰め込まれた
「DREAMS COME TRUE 35th Anniversary ウラワン 2024/2025」
全てのカットを吉田美和完全責任編集!
全国30公演、約35万人を動員
ファン待望のレア曲満載のセットリストだからこそ
露わになるドリカムのライヴパフォーマンス。
その凄みが堪能できる映像パッケージが登場!
この映像作品の見どころはズバリ「いつも以上に、吉田美和です!」

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2024年9月から2025年3月まで、全国のアリーナを舞台に年をまたいで行われた
「DREAMS COME TRUE 35th Anniversary ウラワン2024/2025」。
改めて「ウラワン」とは、その前年に行われる4年に一度のグレイテストヒッツ・ライヴ
「史上最強の移動遊園地 DREAMS COME TRUE WONDERLAND」と対をなすもので、
いわゆるレア楽曲を中心にセットリストが組まれるのが最大の特徴となっている。

そのため、「ウラワン」こそを楽しみにしているというコアファンも多いほどだ。
しかし、吉田美和はこう言う。
「私のなかでは、オモテとウラの境界線って、実は曖昧なんですよ」
冒頭に触れたとおり、ワンダーランドとウラワンではコンセプトの違いが明白にあるにも関わらず、
吉田のこの言葉の真意はどこにあるのだろうか? 
それは単純に、一つひとつのショーにかける気持ちや熱量が同じ、というだけではない、
エンターテインメントに関わるもっと根本的で広範囲にわたる意味を含むものなのだ。
だからこそ境界線は曖昧なのであり、そう考えると彼女の言葉の凄みが増して響く。
演出家、シンガー、パフォーマー(コレオグラフも含む)、これだけの重要な役割を彼女は
一人で同時に担っているわけだが、それはサッカーに例えて言うなら、センターフォワードと
ミッドフィルダーとセンターバックと監督を一人でこなしているようなものだ。
ありえないのだが、彼女はそれをやってのける。
今回のウラワンは特に、ワンダーランドからの流れというものが明確にあっただけに、
彼女のこうしたマルチな活躍とリーダーシップがなければ、我々の目撃した多くのものが実現しなかっただろう。
各地のオーディエンスを釘付けにした吉田美和の“圧巻のパフォーマンス”は、歌がすごい!パフォーマンスがすごい! 
だけじゃない、ショー全体を統べる存在としてのオーラが凝縮されているすごさなのだ。
だからこの映像作品の見どころはどこですか?と訊かれたら、まずはこう答える。
「いつも以上に、吉田美和です」と。

そのことを前提にしても、特に今回の「ウラワン」はスペシャルな要素が盛りだくさんのライヴだった。
まず、MCのなかでも吉田美和が言っていたとおり、選曲に関して言えば、これまでの「ウラワン」が
比較にならないほど「激シブで、どウラのどレア」な曲が並んだものとなった。
曲によれば30年ぶりにステージで披露するものがあったりと、とにかく“ウラ”という意味では
これ以上の“ウラ”はないというほどのセトリになっている。
そして、そのような“ど”がつくほどのレア楽曲が次々に繰り出される選曲だったからこその
オーディエンス/リスナーとのコミュニケーションが成立したライヴでもあった。
つまり、楽曲の良さがストレートに、何のヴァイアスもなしに伝わるのだ。
人によっては、それは“再発見”でもあるし、または“新発見”でもあっただろう。
面白いのは、そうしたその場での曲との出会いが次の行動へつながっていくという現象が見られたことだ。
それが何かと言えば、サブスクでの楽曲体験だ。
実際、「ウラワン」が始まってから、それまであまり聴かれなかったレア楽曲たちが顕著に回りはじめたのだ。
そういう意味で、今回の「ウラワン」が8年ぶりの開催だったのは(前回はコロナの影響で中止となってしまった)、
その間にドリカムがサブスクを解禁したというトピックを踏まえれば、時代の流れにマッチしたタイミングであり、
ライヴだったということが言えるだろう。

「ウラワン2024/2025」がスペシャルだったポイントはまだまだある。
ここからは、そのまま映像作品の見どころともリンクしていくので、じっくりと解説していきたい。
まず何を置いても、演奏の素晴らしさ、これが全ての核となっている。
今回はスペシャルゲストドラマーとして“世界で最も有名な日本人ドラマー”として名を馳せる神保彰の存在が大きかった。
ジャズ/フュージョンをベースにした確かなテクニックとシュアーなプレイは、今回の多彩な楽曲群に一本の筋を通している。
彼を中心にホーン隊、フォーリズム、コーラス&MCが、まるで音の万華鏡のように曲ごとに姿を変えていく様は、
何度聴いても観ても飽きさせることはないだろう。
特に、セットリスト中ほど「SUNSHINE」「三日月」という振れ幅の大きい楽曲の並んだ演奏
(前者はラテングルーヴの炸裂するアッパーチューンで、後者は音数をグッと絞った静謐なバラード)を挟んで用意された、
神保彰による「ワンマンオーケストラ」(各ドラムや複数のパッドに取り付けられたピックアップから様々な音色を出して、
あたかもひとりでオーケストラサウンドを奏でているような超絶プレイ)から一気に最深部へダイヴしていく、
「軌跡と奇跡」「サヨナラメータ/タメイキカウンター」「TO THE BEAT, NOT TO THE BEAT」のゾーンは、
ドリカムのライヴ史にも残るほどの名演となっている。
その演奏に華を添えるだけではなく、時にバチバチとやり合うような躍動感をもたらしたのがパフォーマーチームだ。
ドリカムではお馴染みのS+AKSからSHIGEとINO-Dの2人が参加。キレのあるダンスを披露してくれた。
そして今回、初の試みとなったのが、女性パフォーマーチームのD-FAIRIES
(momoca renri/Marino/NAO/Amami Queen)が参加したことだ。
前年の「ワンダーランド」での感触があまりにもよく、吉田美和たっての希望で彼女たちの
「ウラワン」初参戦が「ワンダーランド」に続いて実現したということだ。
彼女たちが吉田美和と見せるコレオグラフは、楽曲の世界観をより豊かに広げてくれる“物語”として機能している。
例えば「この街で」における少女の無垢な気持ち、「普通の今夜のことを ー let tonight be forever remembered ー」
ではSHIGEとAmami Queenという男女ペアだからこそ表現できた繊細な世界があり、「あぁもう!!」の暴発寸前の
危うさを感じる女性の恋心など、D-FAIRIESなくしては到達できなかった表現だ。
そして、D-FAIRIESが「ワンダーランド」からのストーリーであるように、オモテからウラへ受け継がれた
重要なファクターがもうひとつある。
それが、今回の「ウラワン」の主要キャラでありメインストーリーを構成していた、アヒルコースターの存在だ。
センターステージから二方向に伸びた花道の先にあるサブステージにスタンバイした親アヒルと子アヒルのコースター。
その周りでの吉田美和&S +AKS-2、D-FAIRIESとのパフォーマンスや、花道を行ったり来たりするアヒルコースターなど、
彼らの活躍からも目が離せない。
ちなみに、子アヒルは2匹なのだが、1匹はどこへ?という謎は、この「ウラワン」に仕掛けられた大いなるミステリー。
ぜひオープニングからアンコールの最後まで、映像作品で確認いただきたいところだ。
さらに、初の試みとなったのが新曲「ここからだ!」のパフォーマンスだ。
1月29日の配信リリースに合わせて、年明けの公演からアンコール1曲目で披露された。
この曲では、ドリカム史上初となる、オーディエンスとタオルを回すパフォーマンスを披露。
クセになるメロディと歌詩が“タオル回し”によって、まるでスタジアムの熱狂のように
渾然一体となるカオスは後半の見どころのひとつだ。
なんと、この1曲をこの映像作品用に収録するためだけに、12月の横浜アリーナでの本収録
と全く同じ体制で臨んだというからすごい。

さて。こうして見てみると、見どころだらけの「ウラワン」なのだが、映像作品パッケージとしても
触れておかなければいけないポイントがたくさんある。
特典映像には、中村正人が監修し、収録日ならではの激レアトークなどをまとめたMC集。
U-NEXTで配信された映像には含まれていないエクスクルーシヴなものだ。
さらに、2024年7月7日に吉田美和の故郷である北海道池田町で行われた
「池田ワイン城50周年感謝祭 × DREAMS COME TRUE 35周年 ドリカムとドリカムの日」のライヴ映像を収録。
吉田美和の歌が生まれる原風景ともいうべき場所でのパフォーマンスの模様は貴重すぎる映像だ。
そして驚いたのが、音声にDolby Atmos(空間オーディオ)を収録していること。これはBlu-rayのみとなり、
もちろんドリカム史上初となる。
ライヴミックスはお馴染みニューヨークのエンジニアEd Tutonを中心に中村正人と吉田美和が行い、
それをベースにDolby Atmosと5.1chのミックスを、
こちらもニューヨークのエンジニアであるBrian Sperberが行った。
彼はドリカムの2人とは旧知の間柄で、東芝EMI時代の3枚のアルバム(『SING OR DIE』『the Monster』『monkey girl odyssey』)の
レコーディングエンジニアを担当している(ちなみにEd Tutonは、その後の『DIAMOND 15』以降を担当)。
こうしてクレジットを見ているだけでも、この映像作品がこれまでのDREAMS COME TRUEのヒストリーのうえに
成り立っているものだということがよくわかるし、過去から現在までのつながりは当然未来へ向けた大きな一歩だ。
「ここからだ!」――映像作品全体からほとばしるパッションを感じてほしい。
 
Text:谷岡正浩

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【特典映像】
特典映像 ① LIVE「ここからだ!」 at  国立代々木競技場第一体育館
特典映像 ② ベイビーズのための「ウラワン」MC集
特典映像 ③「池田ワイン城50周年感謝祭 × DREAMS COME TRUE 35周年 ドリカムとドリカムの日」LIVE

●特典映像として、ツアー途中より急遽セットリストに組み込まれた新曲「ここからだ!」
(デビュー35周年記念シングルとして約2年半ぶりにCDリリース)、中村正人厳選!抱腹絶倒MC集を収録!
さらに、7月7日ドリカムの日に吉田美和の故郷、北海道池田町で行われた、池田ワイン城50周年感謝祭 ×
DREAMS COME TRUE 35周年イベント「ドリカムとドリカムの日」の貴重な野外ライヴ映像も収録!
 
●音声にDolby Atmos(空間オーディオ)を収録。これはBlu-rayのみとなり、ドリカム史上初。
ライヴミックスはニューヨークのエンジニアEd Tutonを中心に中村正人と吉田美和が行い、
それをベースにDolby Atmosと5.1chのミックスを、こちらもニューヨークのエンジニアであるBrian Sperberが行った。
 
●また、別売りでライヴ写真集「ALL ABOUT 35th DREAMS COME TRUE 35th Anniversary ウラワン2024/2025」を同時発売。
映像を見ながら、写真集で振り返る、あるいは写真を見て、映像を楽しむといったように、
合わせて体感することで立体的にウラワン2024/2025が浮かび上がってくる仕掛けとなっている。

【映像作品「DREAMS COME TRUE 35th Anniversary ウラワン 2024/2025」DVD & Blu-ray】
<発売日>
2025年6月6日 (金)
<商品形態>
数量生産限定盤 Blu-ray (2Blu-ray)/DVD (2DVD)
※デジパック仕様/ブックレット無し/OPP袋
品番 Blu-ray:UMXK-1129/30/DVD:UMBK-1344/5
価格 Blu-ray: ¥9,900 (税込)/DVD ¥8,800 (税込)

【写真集「ALL ABOUT 35th DREAMS COME TRUE 35th Anniversary ウラワン2024/2025」】
発売日:2025年6月6日 (金)
仕様:176ページ A4判変形サイズ(横22.3×縦29.5×幅1cm)
価格: ¥4,980 (税込)
品番: TYBK-120
 
ーウラワン2024/2025映像作品(Blu-ray/DVD)&写真集同時購入特典ー
ワルアヒルスペシャルステッカー
A5サイズ1枚、4色、切り抜きタイプ
購入対象ストア:DCTgarden SHOPPING MALL、UNIVERSAL MUSIC STORE
※無くなり次第終了

【商品詳細ページ】
https://dreamscometrue.com/contents/928946