「セキ監督、おっつでーっす。」
「大阪LOVER」のミュージックビデオ、撮影は終了。何故「撮影は」と言ったかというと、この作品、これから始まる編集がもっと大変だから。
セキ監督のスウィートなディレクションについつい乗せられてしまって(セキさんたら〜、もう、お上手なんだから〜。うっふ〜ん。)、僕、とってもご機嫌。
しかし、ドリカム以上に頑張ったのは、キキとハームだけではない。
一回も顔を見せるシーンがなくても、移り行く季節の中で、恋が芽生え恋を育む恋人達を表現してくれた、実質上の主演男優と主演女優のこのお二人。ほんとお疲れ様でした。
奥田江美さんと、(奥田さんはちょう高いヒールを長時間履いての重労働。)若山友海さん。(若山さんの手首は、長時間ハームに引っ張られて真っ赤になっていた。)
こんなステッキーな二人のお顔を拝見出来ないなんて、残念無念。
そうなんです。ミュージックビデオの裏コンセプトは「首から下」。あえて顔を映さない手法によって、見る人が感情移入しやすくなるという「裏技」を使っている。(セキさんたら〜、もう、ニクいんだから〜。うっふ〜ん。)
ところが、のんきに裏コンセプトに感心しながら動く絵コンテを見ていたら、すんごいショッキングな事実に気が付いた。
吉田さんはちゃんとアップで撮影予定なのに、シンセベースを弾く僕の顔はフレームに入っていない。
セキの旦那ぁ、それだけは勘弁してくだせい。そうじゃなくてもチーフマネージャーのA嬢から不当な扱いを受けているのに。せめて、せめて自分のミュージックビデオだけでも、顔を映して頂きたいんでさぁ。
さっきまでご機嫌だった僕は、段々血の気が引いて行くのがわかった。
ってな感じで、出来上がりがめっちゃ楽しみ。ねえ監督ぅ〜。
それでは〜、長らくお待たせしました〜。0207のお約束。
最後にキキとハームの写真をUP。それっ!