もっともっとしっかりしなくては。
「ちっちゃい会社」の近所の桜、あっという間に満開。A嬢が送ってくれた昨日と今日の写真を見比べると「どひゃー!」っと咲いた感じがよく伝わってくる。
スタッフのみんなはお花見をするらしい。どんなに忙しくても季節の行事はささやかでもやるべきだ。季節を感じると心が豊かになる。心が豊かになるといっぱい素敵な発想も生まれる。素敵な発想でまた良い仕事ができる。僕たちの分まで思いっきり桜を楽しんでほしい。でも人様に迷惑かけちゃダメよ。
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一方こちらニューヨークのスタジオ。ノイズの問題は解消。機材を総取り替えしたので当たり前。しかしながら総取り替えに至るまで5時間もかけてしまった自分の判断の甘さが悔やまれる。もっと白状すると、その前日からノイズは聞こえていた。エドさんに相談したところそれほどたいした問題にはならないという答え。僕も全く同感だった。ここが今考えると分水嶺。その時僕が直ちにノイズの原因究明を指示していればこんな結果にはならなかった。
こぼれた水は戻らない。過去に戻って「もしも」はないと、散々痛い目にあっているので分かっているつもりだったのにこの始末。
自分の判断の甘さで結局スケジュール10時間遅れ。実質一日分以上だ。他の仕事じゃとても許されない時間。いや、普通とっくにキャンセルされている。音楽制作だからいいってもんじゃない。しかもぬけぬけとブログってトラックバッカーに心配までしてもらって。
なんという大バカもの。
判断ミスによる時間とバジェットのロスはどうするつもりだ。
「ちっちゃい会社」のスタッフにはいつも偉そうなことを言っているのに自分がこんな状態ではちゃんちゃらお話にならない。
ドリカムやDCTgardenに集うアーティストを、皆さんの心に届けたい一心でスタートした「ちっちゃい会社」。とにかく僕自身がもっともっとしっかりしなくては。