だれかの陰謀なのか、ただの偶然なのか。
スターチャイルド・スタジオに缶詰状態になって久しい僕は、新聞だけが外界を知る唯一の手段となってしまった。だから誰ヨリモ夕刊が待ち遠しい。バイクの音がしたら郵便受けのこっち側で手を差し出して待機。
子供の頃からの習慣とは恐ろしい。いまだに真っ先に見るのはテレビ欄だ。
「さーて、せめて番組表でも見てテレビを見た気分でも味わおうか。」
と新聞を開いて目に飛び込んで来た文字に(誇張無しで)おったまげた。
本当にウソ無しで、全くの素で、僕はそんな風に考えてしまった。その動揺ぶりといったら半端ではなかった。
あわてふためいたおかげで意識が朦朧とし始めた僕は(昨日のダウンより効いた。)速攻で通信用パソコン(音楽用とは別にしている。なんせ新曲のデータが流出したら一大事だもんね。)を開けてDCTgarden.comにアクセス。なんとドリカムのDISCOGRAPHYで「決戦は金曜日」っていうタイトルの曲があるかどうか調べてしまった。
みんな作り話と思うでしょ。ガウチガウチ、本当の話なの。
はい、確認しました。「決戦は金曜日」はドリカムが1992年の0919にシングル発売した楽曲に間違いございません。
あまりにも驚いて自分の曲かどうかも分からなくなってしまった。
しかも「ROCKY THE FINAL」の広告で、その直ぐ下にはまるで今の僕へのメッセージのように「NEVER GIVE UP 自分をあきらめない」ときたもんだ。
これ、出来過ぎじゃぁないっすか?
だれかの陰謀なのか、ただの偶然なのか。はい、ただの偶然です。ノーダウト。
それにしても「ROCKY THE FINAL」のプロモーションチームのコピーライターにお礼を言うべきなのか、知らんぷりをするべきなのか、かなり複雑な気分だ。(ドリブロガーだったらこっそり連絡してください。)
ただこれだけは確かだ。このコピーは僕には強烈に響いた。おそらく寝言でも言うだろう。「はい、『ROCKY THE FINAL』は金曜日オープンです。」と。
0420は撮影の日。ロケではなくスタジオでの撮影なので、移動中、外の空気を吸いダメしておこう。
撮影の詳細は後日。ほな、じゃなばい。
★業務連絡★
ちなみに僕は「ROCKY THE FINAL」をもう見ました。最後59でした。