「Embryo Love Songs」
吉田さんと僕が主催するDCT recordsから、LOVEのデビューアルバム「Embryo Love Songs」ついに、リリース。
彼女にはじめて会ったのは、DWL2003の会場だった。
容姿からは想像できないそのパーソナリティーに、ちょっと驚いた。
しかしながら、当時から、その歌声と作品力には目を見張るものがあった。
4年後のDWL2007。彼女の履歴書がバッキングヴォーカルオーディションの応募者の中にあった。
元来、小ズルい僕にとって、彼女の正面突破をいとわない姿勢は、かなりの驚きだった。
リハーサルが進むうちに、アレンジの関係で、彼女のソロパートがつくられた。バンドで音を合わせた瞬間、彼女の歌声は、スタジオに、満天の星と、果てしなく広がる真っ黒な海を出現させた。
ツアー最終日前、一枚の真っ白なCDを渡された。
僕は、もの凄く驚いた。そのCDに込められた歌声とメッセージを聞いて、『音楽って、素晴らしい!』と、なんともいいようのない感動に包まれた。
みなさんも、是非、このCDを手に取ってもらって驚いてもらいたい。
そして僕のように、LOVEの音楽に包まれてほしい。