紅白本番まで、徹夜決定のチームをご紹介しましょう!
じゃ〜ん!ご存知衣装担当、チーム「KEITA MARUYAMA」のみなさ〜ん。
でも実際、ドリブログで伝えたいのは去年と同じなんだなぁ(ドリブログ20061224参照)。
今日は、最終フィッティング。僕も吉田さんも大満足の紅白スペシャル衣装。
KEITAさんは、やっぱり天才。でも、僕がヨレヨレのTシャツを着ていったので怒られてしまいました(おパンツは、一応、勝負対応)。
それにしても、一年なんて「あっ!」っという間だよね。
と同時に、今年も紅白に出演できることの幸せを噛み締めています。
それは、なによりも、僕らの音楽を受け止めてくれた全てのみなさんに対して。影となり日向となりサポートしてくれたファミリーに対して。
音楽の道を進もうとしていた僕に、勘当同然の態度だった親父も言ってたもんなぁ。
「万が一、紅白に出るようなことになったら、ミュージシャンとして認めてやる」って。
残念ながら親父は、紅白に初出場が決まった年の夏に亡くなってしまったけれど。
だから紅白は、僕にとっては特別な存在。今は亡き親父に認めてもらうための唯一の証。
「親父!今年も出れる事になったよ!衣装もステッキーだよ!そっちで見ててくれるよな!ビデオ録るの、忘れるなよ!」
僕は、親父の夢をぶち壊すだけの息子だった。学歴がなくて苦労に苦労を重ねた親父が僕に望んだのは「大学卒業」、ただそれだけだった。
僕は絶対忘れない。「大学だけは出てくれ」と涙を浮かべて僕に頭を下げた親父の姿を。「僕は音楽をやりたいんだ。大学をやめたいんだ」と言ったとき、怒りと無念さで震えていた親父の姿を。
僕にとって特別の意味がある紅白。そして、ドリカムにとって特別の意味がある、今年の紅白。
どうか、あなたに、見ていてほしい。