この写真を撮った時も
二人とも、かなり緊張してました。
スタイリストのケモちゃんコーディネートによる、紅白オープニング用の衣装(テレビではあまり見れなかったと思うので。とくに吉田さんの背中)。
僕は紅組なので、ケモちゃんが用意してくれた3つのジャケットの中からレッド系をチョイス。
ケモちゃんは、一回の仕事につき、いっつも3パターンぐらい用意してくれる。
で、僕に選ばせる。「まささんは、どれがお好み〜?」
ファッションセンスまるで無しの僕に、敢えて選ばせるのは、ある種のテストなのか、挑戦なのか、あなた任せなのか。
だから、毎回、同じやり取りが行われる。
「え〜。僕がセンスあるんだったらケモちゃんに頼んでないんだから、ケモちゃん決めてよ〜」
「でも、ほら、まささんの意見も尊重したいですから〜」
「え〜。こまったなぁ〜。ん〜、じゃぁ、これかな〜」
「えっ?それ?わたしとしては、これ、お勧めなんですけど〜」
「なんだ、最初からそういってよ〜」
「でも、やっぱり、まささんが着たいのが一番ですから〜」
「え〜。そんな事言ったって〜。じゃぁ、これかな〜」
「えっ?そうですか?わたしとしては、やっぱりこれがお勧めなんですけど〜」
「じゃあ、それでいいよ」
「えっ?いいんですか?でも、まささんが選んだのも、やっぱりいいかも〜」
以下、暫く同じような会話が続く。
そんなケモちゃんは、2008年も、やっぱりステッキーだ。