長い長い一日だったね。
夜になると、また、ちょっと体温が上がった感じの僕の心が震えたのは、「SWITCH」の発行人でもあり、ジャーナリスト/ライター/エディターでもある、新井敏記さんのドキュメント。
その前に、時間をすこし戻そう。
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さて、わたくし中村正人、もちろん約束した通り、午前中に風邪を治して、ラジオ・スタジオへ。
日中は、なんだか暖かかったね。
各ラジオステーションのご理解&ご協力と、ナユタ&DCT recordsのスタッフの頑張りで、30本以上の番組を収録させていただいた(詳しくはMEDIA INFOにUPするらしいから、ね。)。
タイトルを言うだけで大仕事の「レッツ!船出シングル&DVD」について、時間の許す限り、中村、語りまくり(でも、タイトルの説明だけで制限時間一杯になってしまうことも多々あり)。
一人だと、ちょっと寂しくて大変な仕事だったけど、声が尽きるまで頑張りました。
で、あらためて、“相方”の存在の大きさを確認。
ラジオはいつも自分ばかり頑張ってるような気になっていた僕は、大反省。
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そんな“相方”のDWL2007から昨年の紅白までを、新井さんがドキュメントしている。
僕でさえ、この文章を客観的に読むことは、正直、まだまだ難しい。
でも、吉田美和というアーティストを長年に渡り見続け、様々な重要なシーンで文章という形で記して来た新井さんが、この時点で、ドキュメントを書かなければならないと決意した心情は、僕には痛いほど理解できる。
言い換えれば、このドキュメントは、僕やほかの誰でもない、新井さんにしか出来ない仕事だったに違いない。
新井さんのジャーナリスト/ライターとしての志の高さと、吉田さんに対する厳しくも愛情深い眼差しに、心を震わせずにはいられない僕だった。