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明日は明日の風が吹く。

無駄に几帳面で計画好きの僕は、どうして
もそんな気分になれず、自己を満足させる
ための責任感と、実行不可能な計画を立て
ておいて、それに遅れが出ると、これまた
ひとりでイライラするならまだしも、人に
八つ当たりするという、あまりヨロシカラ
ヌ人生を過ごしてきた。

ま、今もそんな感じ。

ところが、どういう風の吹き回しか、50年
以上も生きてきて、ここ最近、(大小を問
わず)目標とか(遠近関係なく)夢とかし
っかり持っていれば、それまでの道程は結
構「明日は明日の風が吹く」方式でもいい
んじゃないかと、かすかに、ほんとにかす
かに思えるようになってきた。

と同時に、「明日は明日の風が吹く」方式
を取るにも、『かなりスキルがいるんだな
あ』ということが分かった。

なんてたって、その時吹いた風に臨機応変
対応して行かなければならないし、懐も大
きくなければならない。

つまり「明日の風」を即座に分析して対応
策を立て、そく実行しなければならない。

こりゃ、たいへんだ。

計画を実行できない自分にひとりでイライ
ラしてる方が楽かもしれない。

でも、生産性から言うと、あきらかにスキ
ルを持っての「明日は明日の風が吹く」方
式の方がいいに決まってる。

明日はどんな風が吹くんだろう。

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