「ヒーロー」でなくて「ヒロー」
先日、ドラマ好きな僕は、あるシーンに釘付けになった。
なんと、あのキムタクさんが、僕と全く同じ事をしているではないか!
すなわち、
バランスボールに乗りながら、電話をしているではないか!
つねに、時間を有効に使おうと心がけている僕は、「◯◯しながら、◯◯する。」ことが多い。
念のため写真を撮ってみると、
「ありゃりゃ、ナーンか違うなー。 こりゃ、
「HERO」(ヒーロー)
「疲労」(ヒロー)
そんなわけで、
ボーカル レコーディング サ イ カ イ 。
★ ★ ★
「雨は、いつか、止む。」と、よく言われるように、レコーディングも、いつかは、再開する。
「なんのこっちゃ〜。」
なんて、自分に言い聞かせてるものの、本心は、映画「ブレード・ランナー」に登場する未来都市のように、永遠に雨が降り続くんじゃないかなんて、ルトガー・ハウアー演じるレプリカントに、逆に追い詰められてしまう、ハリソン・フォード演じるデッカード刑事の気分になってしまう事がある。
ちなみに、僕は、ツアー中の「ドリカムの女の人」が、あれだけ踊りながら歌いまくる、その運動能力を見るにつけ、「彼女は、絶対、レプリカントに違いない。」と、密かに疑っている。
「それについては、同感やわァ〜。」
ボーカル録りの話に、戻そう。
今回は、僕が作ったメロディーに、吉田が詩を載せるという、彼女にとって、最も困難なパターンの、作業だ。実際にレコーディングが始まってからの、メロディーとの擦り合わせ、ボーカルアレンジ、などなど、二人のクリエーションを融合させ、最高の作品に昇華させようとするプロセスは、お互い、まさに、身を削る思いである。
とにかく二人とも、それぞれ自分が絶対正しいと思っている。
なんせ、バンドを結成した当時、彼女は、人の作ったメロディーに作詩するスキルを全く持っていなかった。何故なら、彼女の詩は、常にメロディーと共に降りて来ていたからだ。
当然のごとく、1st アルバムには、僕の曲はあまり収録されなかった。もちろん、スタッフにも、僕の作曲能力はあまり認められては
いなかった。
マジで。 しょぼ〜ん。 セッシ ボ〜ン。
「そんなん、あたりまえやん。
その時点で、吉田さん作詩作曲で、何百曲もあったんやから、
「マサちゃんも、曲書きなよー。」なんて、嬉しい事を言われたのは、
「笑顔の行方」発表以降である。
「結果良ければ、全て ちゃら っちゅーことや〜。」
★ ★ ★
さて、これから、スタジオに戻って、もう一仕事。
その前に、キムタクさんもまだやっていない技を思いついたので、
写真でアップ!!!
「バランスボールに乗って、イナバウアーをして、電話をしながら、
「もう、いいかげんに、しなっさ〜いっ!!!」