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ドリブログ ARCHIVES

戦いの火蓋

「やばいよー、毛が伸びちゃって、ボサボサだよー。」

「あっしも、あっしも!」

「なんか、くま みたいになっちゃたよー。」

「あっしも、あっしも!」

「床屋さんに行きたいなー。」

「あっしも、あっしも!」

「自分のこと、『あっし』って呼ぶのヤメなよー。」

「あんたも、ひとのこと『おまえ』って呼ぶのヤメてよ。」


ってなわけで、見かけだけは、順調にレコーディング続行中。

トントン拍子でスケジュールは押してるし、ぜんぜん締め切りは変更できないし、バッチリ二人の意見は食い違ってるし、お互いご機嫌なくらい人の話を聞いてないし、もちろん完璧と言って良いほど相手に対する態度は悪いし、蒸し返してもしょうがない議論を積極的に蒸し返してるし、

もう、言う事なし。 さすが、ドリカム。


はははははははははははははははははははははははははははは。

まっ、今に始まった事ではないが、「なんで、こうも変わらないのか。なんで、オトナになれないのか。」と、逆に感心したりする。

17年だよ、17年。

もちろん、(皆が、そう信じたいように、)ドリカム男が、たいてい「戦いの火蓋」を切る。しかし、ドリカム女の、「火に油を注ぐ」その油の量が、半端ではない。最後には、ドリカム男の「癇に障る」ポイントのど真ん中をグサッとひと突きだ。

これで毎回、勝負、あり。

敵ながら、天晴。 さすが、ヨシダミワ。

勝ち目のない戦いを、毎回挑む。そんな、頑張り屋の僕。

ええええええええええええええええええええええええええーん。

なんか、思いっきり泣いたら、スッキリした。

専門家の話を聞くところによると、「思いっきり泣くこと」は「思いっきり笑うこと」と同じくらいストレス発散になって、健康にすーんごく良いそうだ。

そういえば、ディカプリオの「タイタニック」を二回目に見た時、一回目では、(失礼にも、)「なんかアホ臭いなー。」なんて思っていたシーンで、不覚にも、ちょー号泣したら、かなりスッキリして気持ちよかった経験がある。

(どのシーンかは、口が裂けても言えません。あしからず。)

ほんと、騙されたと思って、もう一度「タイタニック」を見てごらん。泣けるシーン満載の、健康に良い映画です。

ただし、一人で見ること。決して、恋人と見ないこと。


★ ★ ★

そんなこんなで、

なんだかんだ言っても、仲良く床屋さんに行って来た、

ドリカムの二人。

「あれー、毛を切ったら、プーさんになっちゃったー。」

「あっしも、あっしも!」

「けっこう短くしたんだ。」

「あっしも、あっしも!」

「これで、ホールツアーもばっちりだね。」

「あっしも、あっしも!」

「でも、なんでピーポ君も一緒なの。」

「意味わかんねーよ!」


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