苦しい時の神頼み
再び、お知らせ。
(注)メッセージの紙は使い回しですが、
写真は新しく撮り下ろしています。
僕の、日頃の行いがあまり良いとは言えないし、A嬢の「一言多い系」「口から災い系」なキャラが変わるはずも無く、なんとなく声が回復しないのには神妙に納得しているものの、
★ ★ ★
(注)以下登場する「神様」は、特定の宗教を意味するものではありません。
白状すると、
僕は「苦しい時の神頼み」が、めっぽう多い。
なぜか。その理由となった不思議な体験を語るには、小学生だった頃に遡らなければならない。
「♪カキネノ カキネノ カキネノ カキネノ♪
ピロピロピロピ〜」
(トワイライトゾーンのメロディーでお願いします。)
当時、ほとんど毎日、宿題が出された。所謂「プリントもの」で、沢山の問題が書かれたガリ版刷りの用紙に答えを書き込んで、翌日、先生に提出するシステムだったと思う。
この用紙を、僕は、見事なくらい、無くしてしまう。
ぜったい無くさないように、きちんと教科書やノートにはさんで仕舞ったつもりなのに、夕飯を食べて「さあ、宿題をやろう!」という段になると、用紙が見つからない。
部屋中ひっくり返して、畳の下まで探しても見つからない。途中ちょっと、べそをかくフリをしても見つからない。
(なんとなく「べそでもかく」と神様が見ていて、同情してくれるんじゃないかと思っていたらしい。子供といえども、姑息な手段を使ったものだ。)
そして時はどんどん経ち、夜も遅くなり、子供時間(!)的にいよいよ宿題をやらないと間に合わないタイミングぎりぎりまで追い詰められたとき、どういう訳か、僕は苦し紛れに、最近の悪行を洗いざらい告白した。
「家族旅行の時、隣の部屋のスリッパを全部隠しました。机に彫刻刀で穴を開けました。給食で嫌いな食べ物を、口に詰め込んでトイレで捨てました。金魚の水替えに失敗して、一匹残らず死んでしまいました。」などなど。
そして、
「神様!もう絶対悪い事しませんから、どうか、プリントを、見つけて下さい!」
と、お願いをしたのだ。
すると、あ〜ら 不思議。
本当に、目の前に、忽然と、宿題用紙が現れたのだ。
その不思議な体験は一回だけではない。いや、マジで。
ってなわけで、
僕は、ほんとうに困ったときは、良くないこととは思いつつ、「神頼み」をやってしまう。必ず、「いろんな反省」とペアーで。
この「反省」することが、かなり厄介なのは言うまでもないだろう。ひょっとしたら、実は「反省」のパートこそが重要なのではないかと、大人になってからは、認識している。
また、最初から「神頼み」をやっても、何も起こらない。ギリギリまで、ほんとに、ギリギリ以上まで自力で頑張らないと、僕の願いは届かない。もちろん、届かない事だってある。
願いとは?欲望とは?人間とは?人生とは?
またも、「哲学」してしまう。
★ ★ ★
個人的に、怪獣の中で最も「哲学」的だと思う「ジャミラ」が、「ジャミロクワイ」のCDを持っている、珍しい写真をUP。
業務連絡
[その1]
音源制作侍、「好き佐エ門」「お宅左膳」、共に絶好調!
のりのりで、ミックス進行中。
[その2]
A嬢様。お願いだから、声が出ない時に、3つもミーティングを入れるのは勘弁して下さい。今度はタクシー使ってもいいから。