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カーテンコール


あのね、やっと、カーテン、買って来たのよ。

そんで、やっと、窓、二つ分だか、取り付けに成功したのよ。


厳密に言うと、カーテンの生地と、カーテンレールと、カーテンレールの両サイドにつける玉みたいなヤツと、カーテンレールを通してカーテンを吊るす輪っかと、カーテンレールを支えるヤツと、梯子と、電気ドリルと、ネジと、アンカー(ネジが効かない壁に使うネジ止めみたいなヤツ。)と、観葉植物(勢いで)を、買って来た。

以上の買い物をするだけでも、「もー、たーいへんなんすからー。」

★ ★ ★


アメリカのDIYストアーの類いに一度でも行った事のある人なら分かると思うけど、なんてったって、ちょーでっかい。

建物の大きさを表す時に、日本ではよく、「東京ドーム、◯個分。」とかいう表現を使うが、まさに、三つや四つは軽く入る大きさだ。カーテン売り場から梯子売り場までは、井の頭線で言うと「渋谷」から「神泉」ぐらいの距離がある。(幾分かの、誇大表現を含む)。

なんてったって、一戸建ての家が建てられる資材の全てが手に入るらしい。

っつうことは、DIYストアーに出掛けるときは、こんな会話も成り立つかも知れない。

 

「ねえ、今日、何買いに行くの?」

 

 

「そうさなー。ちょっくら行って、

 

 

家一軒分、揃えて来るわー!」

 


さらに、自分たちじゃ運びきれない資材のために、店のすぐ外では、助っ人や、各種トラックまでレンタルしている。

サービスがいいのか、とことんまで商売するのか、どっちとも言えないところがアメリカらしい。

 

 

★ ★ ★


サービスといえば、面白い話がある。

こちらのテレビでは一日中、登場する人物が満面に笑みをたたえて、

 

「お客さまに満足していただくために、どんなサービスでもいたします。」

 


みたいなコマーシャルで満ちあふれている。

実際お店に行って、「コマーシャルで見たんですけどー。」なんてテレビみたいなサービスを期待して店員に話し掛けるが最後、面倒くさそうに、ぶっきらぼうな言い方で、こう返えされる。

 

 

 

「は〜ん?コマーシャルは、コマーシャル。」

 


やっぱり、アメリカは、すごい。(もちろん、それが全てではない。引き続きドリブログを楽しむ時は、誇大表現に注意。)

 

 

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カーテンを付けた後、すんごいことに気が付いた。

 

「あっちゃー、カーテン、しわくちゃじゃなーい!」

 


僕が、スチームアイロンを持っているはずもなく、ひたすら重力に期待する日々が続く事は、言うまでもない。

 

 

 

「偉大な地球の重力に感謝 DE 親指は、グッ!」

 





★業務連絡★


今回、お役御免となったカーテン代わりのシーツは、クリップと共に、他の窓に移っただけなので、御心配なく。

とりあえず、「アダム&イヴごっこ(ドリブログ1026)」、本日をもって一部のエリアを除き、解禁!

 

 

 

「あの〜、すいませーん!僕のイヴが、いないんすけどぉ〜!」