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ドリブログ ARCHIVES

COTTON CLUBから帰って来ました。


今夜、僕に愛の告白をした人は、成功の確率200%。今ならどんな困難な恋でも落ちてゆけそう。ロミオとジュリエット並みの覚悟。どうにでもしてくれ。僕は何もかも捨てて君の胸に飛び込めるくらい最上級形ロマンティック・モード。僕が、そして全世界のDavid T. Walkerファンが同じ気持ちだと思う。

座席も残り少ないかもしれないが、諦めるな。今からでも遅くない。全財産をはたいてもCOTTON CLUBに行くべし。David T. の全てが堪能出来る脅威のセット・メニュー。パスするにはもったいなさ過ぎる。本当の”音”に出会い系ライヴ。音楽人生変わる事、完全保証。


「あ〜、ヤバイ。思い出しただけで、僕、泣きそう。」




もちろんライヴの撮影は出来ないので、ドリカムのレコーディング(ロスアンゼルスにて。)でのDavid T.の写真を蔵出しUP。

それにしても、今夜はヤバかった。連続する地獄のスケジュール(by A嬢。)でくたびれ果てていた魂が、マイ・マスター・David T. Walkerのたった一音で全て癒され、解き放たれた。59595959!あふれる涙が止まらない。(実は、吉田さんの歌入れが奇跡的に一曲終わったという喜びも相乗効果としてあった。)

「あなたにとってギターとは?」という質問に彼はいつもこう答える。
「It's just a piece of wood with 6 strings.(弦が6本張ってある、ただの木の一片さ。)」と。

その「ただの木の一片」がひとたび彼の手に掛かり、唯一無二の音を奏でた瞬間、僕のハートはどんな偉い人の演説よりも揺さぶられ、僕の存在自体などどうでもよくなってしまう。この音が聴けるなら、どんな努力でもしようと思わせてしまう。しいては、ドリカムが音楽家の端くれとしてやらなければならないタスク(任務)を再認識させてくれる。

つまり、David T.を始めとする偉大な音楽の先輩達のヘリテージ(EW&Fのモーリス・ホワイトにこの言葉を教わった。)を次の世代に受け継いで行かなければならない。

「こりゃー、てーへんだー!重大責任じゃないっすかー!」

うわぁ、また泣けて来た。そんなこと僕に出来るわけないじゃないですか。あなたの一音すら、僕の力ではとてもとても表現出来ないですよ。(だからCOTTON CLUBに行ってくださいって言ってるじゃ、あ〜りませんか。)

素晴らしい音楽に触れた「喜び」と、責任の重さから来る「プレッシャー」の狭間でまた泣いていると、なんか見たことのある人が「いやー、偶然だなぁ。」なんて言いながら突然近づいて来た。

なぬっ!ヨヨヨじゃ、あ〜りませんか。

「吉田さん、お誕生日おめでとうございます!『元祖』での誕おめUPが一日遅れちゃって本当すいませんでした。これプレゼントです。みなさんで召し上がってください。あれ、まささん!いたんですか?そういえばドリブロ本のタイトル決まって良かったっすねぇ。」

約5秒間のポッカ〜ンの後、

「えっ!えっ!聞いてね〜よ!どっ!どっ!どういうこと〜!?」

つづく。

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